2024年2月3日土曜日

団塊世代は生成系AIの持つ危険性を非常に危惧している。 Baby boomers are extremely concerned about the dangers of generative AI.

  今年の文学界・芥川賞で受賞者の一人が生成系AIで一部作成したと報じた。しかし、何も咎めることなく、逆に話題の生成系AIを一部使用したという時代の寵児的取り上げ方をしているように見えた。

 昔と違って世の中の注目度が極端に低くなっている「芥川賞」の存在アピールに使ったような気もしている。受賞者にお笑い芸人を選んだり、ほとんど最近は女流作家ばかりの受賞者。

 メディアアピールを意識していない訳がないと思う。あくまで個人的な話だが受賞作品を読んでも「マジですか?」と思うような作品が多い気がする。中には最後まで読めずに途中でやめる場合も多々あるほど。これは本好きの友人数名から聞いたこともあるので、筆者が特におかしい人間だとは思えない。

 ここに、数日前新聞に大きく載った生成系AIの記事がある。

 この記事ではネット・AIスキルに長けた人間の世界だけでの事の様に報じているが、我々レベルのスキルでも十分色々な問題が起こりつつある。

 我々レベルというのは日本に限った事ではなく、世界中の人々に現在起きつつある問題。その恩恵を被っているのがGAFAMだ。
 このGAFAMとは、IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名。この5社中心に上に掲げた記事の通りネット広告収入が激増しているという。

 では何故、増益増収になっているかというと、フェイクニュースをSNSで流しアクセス数を稼ぎ収入を得ようとする小遣い稼ぎ、一部ではそれを生業とする輩が激増したからだという。
 SNSのサイトを観る人が沢山いる(=アクセス数が多い)⇒それを運営投稿する者をインフルエンサーとか言ってメディアが持ち上げる⇒もっとアクセス数を増やしたいがために寿司屋で悪戯した画像を流す、あるいは能登半島地震の初期にトルコの地震や3.11東日本大震災の時の過去画像をさも今起きているかのように流す・・。

 要はフェイクだろうが、話題取りのバカ画像だろうが、アクセス数さえ増えれば良いのだ。今現在このジャンルはマナーも法律もあったモノではない。規制が追いつかない現状にGAFAM5社中心にネットビジネス界は利益を増大させているの現状なのだろう。

例えば、Facebookに出た海外サイトの此の奇麗すぎる?鳥たち。ニューギニアの極楽鳥たちも真っ青だ。




 筆者が野鳥好きという事で、わざわざこのネットサイトを紹介してくれたアーティスト系の友人がいる。最初はビックリ!すげー野鳥がいるもんだ!と思ったが、三羽目で「こんなの居る訳無い、居ればとっくに知っているはず、たぶん生成系AIででっち上げたんじゃなかろうか?」と推察。調べたら英語だったが書き込みに沢山そう出ていた。

 これら画像を見るだけなら、まだびっくりするだけで済むが、Eメールで送られてくる詐欺メール。今日の投稿の冒頭の新聞記事そのものの現実。

これらがChatGPTなどで本物と真偽の見分けがつかなくなるのももうすぐだろう。

筆者はサクラクラウドなど使用していない。この手がより本物らしくなるのでは?

セゾンカードなど見たこともない。

 あるいはFacebookで友達申請をしてくる海外の人(なりすましも考えられる)の投稿。


 今まではたどたどしい日本語で、こちらが余程ボーッとしていない限り見抜ける「怪しさ」だったが、こいつらが生成系AI ChatGPTなどで文章を精査改良して進化したらこの先どうなると思う?

 今日の投稿では、気を付けなければこの先ヤバい生成系AI・・について軽く触れたがAIスキルに長けた人たちは一体どう考えているのだろうこの先の混乱を?

 何でもかんでもスマホ決済、スマホ自治体などと先取りをしたつもりの行政関連も、これらのトラブルに対する対策、ソリューションは完備できているのだろうか?出来ちゃいまい?便利さだけ、先進性だけ進めて利用者の利用時におけるトラブル想定が出来ていない現実。

 それにスマホを持つ人と持たない人のデジタルデバイド(不公平)をどう考えているのだろう?差別やいじめを「良くない!」とヒステリックに叫ぶ一方で、実際は差別している自分に気が付かない愚かさ・・。いずれ近いうち反動が来るだろう。

 結局5年も経ったら、アナログの現金決済、預金通帳が見直されて一番信用できると「復活」するんじゃないだろうかと思う筆者なのだ。