昨日に引き続き通年つがいで寄り添うヤマセミの繁殖期ど真ん中、4月!
人吉市に10年通って、実は4月が一番ヤマセミに出遭う頻度が少なかった気がする。
理由はヤマセミの親が巣に閉じこもったり、巣の入り口付近に常駐してヒナの面倒を見ている時期だから球磨川や川辺川の土手近くにはいないからだろう。遅い繁殖のつがいでも4月に昼日中二羽で飛び回っている事はまず無い。
ただ、早朝と夕方に球磨川など川沿いでつがいが見受けられても、巣にはまだヒナ(=ある程度育ってから)が居る場合がある。理由はヒナが大きくなって餌をたくさん欲しがるので、親が二羽で川と巣穴をピストン輸送するから。
ヒナが育つにつれて、朝から晩まで採餌して獲物を巣に運ぶヤマセミの姿を目撃する頻度が高くなる。しかしこの様子はヤマセミの繁殖行動の項でしっかりとご紹介予定。
今回は4月も当然二羽で居るつがいの様子をご紹介。
営巣中のつがい、双方が採餌し巣へ魚を運んでいた
2013年4月21日 撮影
球磨川土手 2010年4月3日
早朝、ダブルで採餌中 2013年4月21日
同上
鹿児島県のヤマセミつがい 2011年4月22日撮影