2021年3月24日水曜日

始終空だった我が家の巣箱にシジュウカラが入った。 The Japanese tit has entered our birdhouse.

  過去10年間に3回ほど我が家の巣箱から沢山のシジュウカラが巣立って行った。その合計数は17羽になる。多分そのうちのどれかがつがいでこの春我が家の巣箱に出戻り入居した。

 1週間ほど様子見で、チョロチョロ来ていたのだがWEBカメラで常時観察可能にしたのが功を奏したのだろうか?何せ今までと違って庭の洗濯物を干してあるすぐ横なのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=wgG0TyhGcL0




動画切り出し画像。

最初は上からの観察だったが、今は入り口正面にWEBカメラのレンズを下げた。

 我が家では毎冬干し柿を吊るし、不要な部分を野鳥が啄めるようにしてあるし、ヒマワリの種と新鮮な水を二階のベランダに置いてあるので、住宅街にしては色々な野鳥がやってくる。

 スズメ、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、オナガ、カワラヒワなどが主な来訪者だ。このうちメジロとシジュウカラはベランダで干し柿の手入れをしていても平気で50㎝横の水を飲みに来たり、ヒマワリの種を持って行ったりするので、すっかり顔は覚えているのだろう。

 シジュウカラに関しては巣立ち直後に隙間へ落ちたのを拾い上げて、親に見える所まで持って行ったり、ムクドリ、カラス、猫から守ってやったので親近感を持っていてくれるのかもしれない。要は警戒しない。だが昔から巣箱の入り口だけは絶対に見ないようにしている。

 今回の巣箱は裏に隣接している国際基督教大学のキャンパス側なので、車や通行人は少ない静な一角。

 入り始めて、まずやっているのが入り口をスムーズに通過できるように穴の拡張工事。道具はクチバシ。WEBカメラは非常に音を良く拾うのでコンコン、カリカリと凄い音が聴こえる。巣箱がギターの音響箱の役を果たしているのであろう。

 近所にも巣箱をかけている家が多い。何と1軒で3個も掛けている所があるが、奴等にも縄張りがあるだろうから一度に全部には入るまい?

 犬の散歩をしがてら二日に一度は観て回っているが、まだ他は入っていないようだ。これから追々入るだろう。三鷹のこのあたりはスズメよりシジュウカラやムクドリの方がはるかに多いのはこれら巣箱のせいだろうか?三鷹市が住民に無料で配っているので多いのだと思う。

ホームセンターで売っているタイプに近い巣箱。しかし南向きだと中が熱くなる。

これも三鷹市配布版。

3年は経っている古い巣箱。

ここんちは我が家と同じ三鷹市配布の巣箱。

何だか特殊な巣箱の様だ、CCDカメラでも入れるつもりなのだろうか?

おっ!此処は入ったな、よかっと思いきや・・スズメだった。

スズメには穴が小さくて入れないが、これではシジュウカラも入らない。


前にかしぎすぎ。

我が家で二年連続で巣立ちを迎えた完全自作の巣箱。

これは強い西日がもろに当たる。

一軒で二個同じ様に掛けているが、同時に入れば素晴らしいのだが・・・。