2021年2月7日日曜日

昔から思っていた通り、やはりスマホは人間をダメにする様だ! As I've always thought, smartphones seem to ruin humans!

  先日の主要新聞に「やっぱり!そうだろう?」と思わざるを得ない重要な記事が載っていた。それは、持ってフル活用していれば普通の生活が送れなくなる恐れが大きい「スマホ」の弊害だ。使う事により人間の脳が退化するという。 

つい先日の読売新聞より

 筆者の携帯電話は未だにガラケーだ。なぜそうなのか以前このブログでもアップした。

http://yamasemiweb.blogspot.com/2017/06/this-is-reason-baby-boomers-do-not.html

 幾度もこのブログでその理由を述べてきた。繰り返すと、自宅ではマルチ画面でデスクトップPCを駆使し、1日7~8時間はPCデスクワークをする。ヤマセミの生態観察のまとめ、画像整理に観察データ整理。毎日更新のYAMASEMI WEB Blogの更新、Facebookへの数度の投稿などだ。

 外出時はAPSCサイズ、もしくはフルサイズのデジタル一眼カメラと共にDellのラップトップPCをデイパックに入れ、少数の周辺機器ともども総重量8㎏を背負い1日平均12,000歩これで歩き回る。

 要は携帯電話系の情報端末には音声通話、ショートメール、歩数計の機能しか必要ないのだ。

 自分が今いる所をGPSで確認したり、レストラン候補を道端で探したり、乗る電車の時刻をスマホに頼ったりしない。ましてや「今何してる?」「元気?」などと、どうでも良い知り合いとのコミュニケーションは全くする気もない。ラインのコミュニュケーションの殆んどがこれだろう?電車の中のスマホ人間の画面を観るとゲームとラインが全体の80%を超えるというではないか。

 このスマホでSNS情報、ネット情報を真に受けてテレワーク、オンライン○○、ワーケーションなどいかにも新しい事をしているようなコロナ禍による生活形態を、さも最先端のトレンド情報として流すコメンテーターがいるがとても不思議だ。

 大体、観光地や温泉地などいつも出勤しているオフィスではなく出先にノートPC持って行って、テレワークだの、ワーケーションだの言って、さも新しい事をしているような自慢をする人が居るが、単に場所変えていつものルーティンワークの帳簿付けしたり、デスクでしていた隣との雑談を液晶画面越しにやっているだけだろ?

 更にこういう情報を「若者の情報に詳しい~」とか言って、大手広告代理店のマーケ出身者がもったいぶって説明しているが、本当の若者たちの事など実際はTVを見ている側の人間の方が余程よく知っている。TV局のプロデューサーやディレクターの方がはるかに世の中の「今」に疎いのだ。

 大体そういう自称若者事情通の風体を見てごらん?誰一人イケメンは居ないし、髪型・風体・ファッションはダサさの極致ではないか?

 まじめな話に戻って・・・。

 電磁波がどうのこうのとか、視力が落ちるとかというフィジカルに悪影響が在るという事も勿論少しはあるが、筆者が一番スマホを危険視するのは「便利さ」「手軽さ」に慣れてしまいスマホに依存したスマホレベルの生活・人生を送ってしまう恐れを危惧しているのだ。そうなりたくないから未だに拒否している。

 スマホで出来るすべての事の完成度は、すべて自分が行いたいレベルの完成度の10%程度のレベルでしかないと思っている。つまり代用でしかないと思っている。いわば昔スタジオでプロが撮影する際に事前に本番上がりチェックのため使用する「ポラ=ポラロイド撮影」試写と同じようなものだと思っている。

 便利さにかまけて、スマホサイズの情報生活空間、人生スケールで終わりたくないという反抗心もある。中でも一番危惧しているのは、何でもかんでもスマホによる情報を「取捨選択」するだけで全てを済ませてしまう事が嫌なのだ。人には無い自分オリジナルのアンテナを張ってスマホ情報以外のもっと広い情報源からの情報も得たいのだ。

 この記事には無かったが、スマホに頼る生活を続けると取捨選択能力ばかり発達して、オリジナルのモノを創り出す能力がどんどん退化していくのではないだろうかと危惧している。特に子供たち、若い者たちの人間としての幅・守備範囲の広さが今までの人類の半分以下になるような気もしている。今の年寄りがこれを憂えると「小さな親切、大きなお世話!」と言われるのは判っているが・・。

 あらかじめ事前に調べて調査して、自分の予定をシミュレーションしてから行動に移す癖が付いているので、その場、土壇場になってスマホに頼って自分の行動を決めるというのがどうしても「刹那的」で嫌なのだろう。その時スマホが電池切れに成ったらどうする?忘れてたらどうする?落として壊れたらどうする?

 先日もバスに乗っていて、ある停留所から乗り込んできた20歳前後の若い女性。スマホで料金タッチしたら残金不足で乗車口でパニックに。アプリを探して課金するのに約3分間スマホをいじりまわしていた。車内からは「何やってんだ!」「残金確認くらいいつもしてろよ田舎者!」「迷惑かけんじゃないよ!バカ」・・・罵倒していたのは決して高齢者ではなかった。スマホに頼る人間はよくやる事なのだろう。この先の社会を垣間見たような気がした。

 スマホを失くしてSUICAも銀行口座も予定表も無くし人生終わった奴を幾人か知っている。またバックアップを取っていなくて知り合い・友人の・アドレスが煙と消え、ゼロスタートした奴も知っている。

 重要な記憶やデータをバッテリー(=電源)が無くなったら使えなくなるような、壊れたら消えるようなものに入れ込んで持ち歩く危険を冒したくないのだ。

 そこへ此の警告記事だ、「やっぱりなー!」の感が強い。

具体的な警告や実体に基づいた情報。

 このブログでも二度ほどご紹介したスマホが人間を変えてしまう警告アニメをここで再度ご紹介しようと思う。このアニメの中身が今はもっと悪く進化しているように思うのだが如何だろう?

https://www.youtube.com/watch?v=VASywEuqFd8