2019年9月18日水曜日

急に秋めいた武蔵野の野鳥中心の自然界情報! Nature information about the wild bird and insects of Musashino that suddenly fell in autumn!

 相も変わらず、日没の頃週2回ペースで変わりゆく武蔵野・野川流域を走りながら、野鳥や昆虫の佇まいをコンデジで撮影している。
 今日は此処1週間の野川流域と其処に続く住宅街での自然の佇まいをレポート!

 今年の台風15号は房総半島の根元から先端まで相当な被害をもたらしたが、中心から西側の三鷹エリアは大したことはなくて幸いだった。昨年は野川沿いで大きな樹木が根こそぎ倒壊したりして大変だった。

 気温が昼間30度前後を推移している間はセミは鳴き続けるが、25度を下回った途端にピタッと鳴きやむようだ。

 遅く土中から出たアブラゼミがまとまって鳴いている珍しいシーンにも遭遇した。此処3年間、夏になるといつも同じトイレ前の横断歩道の白線部分にルリタテハが留まり、追いやってもそこへ戻る不思議も観察した。
 何か白線の塗料がルリタテハにとって重要なミネラルなのだろうか?ほかのルリタテハが近づくと争って縄張りから追い出す。NHKの「ダーウィンが来た!」でもやらないだろうが、不思議でしょうがない。

 前にも書いたが、とうとう九州からクマゼミが武蔵野まで進出してきた。午前中しか鳴かない珍しい生態だろう。
 TVドラマなどで午後3時頃の場面なのに背景でクマゼミが鳴いていたりすると「あー、此のディレクター知らないな?」と判ってしまう。

 まずは今朝、上空でワカケホンセイインコ(先週ダーウィンが来た!でやっていた)が大型の猛禽類をモビングして追いかけ回した場面。
例によって世田谷の大岡山附近から群れで三鷹上空を飛ぶ、ワカケホンセイインコが真夏を過ぎて再び飛ぶように成った今朝の出来事。

大型の猛禽類、ハヤブサでもチョウゲンボウでもないサイズが、群れから遅れた一羽のワカケホンセイインコにロックオンしたような感じだった。この三鷹の住宅街から野川流域にかけてはオオタカ、ノスリなどが生息しているので、そのどちらかだろうとは思われる。

 そうしたら、いきなり後ろから大きな声でギャーギャー言いながら大きめのワカケホンセイインコがその猛禽類めがけて追いかけ始めた。カラスがよく猛禽をモビングするのには遭遇するが、インコが猛禽を追いかける等、初めて遭遇した。驚いた。

ガビチョウはこの所毎朝住宅街の電線で鳴いている。

地元の人達には「綺麗な声ねぇ?」で人気の様だ。

一方でムクドリが群れを成し始めた。秋の証拠だろうか?

2週間ほど前、ヒヨドリの親子と思しき5羽がまとまって電線に留まっていた。まだ首回りが異様に細く、ヒヨドリの体をなしていないが巣立ってしばらくの幼鳥だろう。
早朝、キキキキキという懐かしい百舌鳥の高鳴きを聴いた。9月15日だから一般的にいう初鳴きだろうか?

 野川沿いでは、雨の後の水溜りでスズメが水浴び中!

何時も必ず横断歩道の白線に留まるルリタテハ。

アベリアから蜜を吸うホシホウジャク(スズメガの一種)

3匹揃ったアブラゼミ、井戸端会議か年次総会だろうか?