2017年12月25日月曜日

カワアイサの生態はコウライアイサとほとんど一緒の様だ。It seems the ecology of Common Merganser and Scaly-sided merganser is almost same.

 過去において球磨川流域でコウライアイサ、北海道根室の花咲港内でウミアイサを観察・撮影出来ていたが、カワアイサに関しては富士山麓で数年前観察撮影したのみだった。

 今回は8羽というカワアイサにしてはかって無い大所帯での群れに遭遇できた。しかもその行動はホオジロガモを観察しながら同じ水域に居たものでじっくりと観察できた。

 2年前人吉近郊で越冬したコウライアイサの行動とほぼ同じ生態である事が今回よく判った。警戒心は結構強かったが8羽同時の行動は時々で、ほとんどが1羽のみ、もしくは2~3羽での行動だった。

 朝早くから行動し、10時頃から午後2時くらいまでは判りにくい場所でかたまって昼寝・羽休め。行動を開始する際は仲間内でジャレて大暴れをするようだ。

 アイサ系独特のシュノーケリング状態でのスピード突進は視ていて面白い生態だった。
 仲間の所へ飛んで来て着水する際はまるでディズニーランドのドナルドダック状態なので笑ってしまう。
頭部は深い緑色をしている

背景の陸の状態で水面の色が色々変わって見える。

本当に判りにくい所で羽根休めをしていた。

眠りから覚めた二羽が仲間の所に飛んで来た。


もう笑ってしまう、着水の直前シークエンス。



これがアイサ系独特のシュノーケリング突進!

シュノーケリング突進後、先頭が大きめの餌をゲットした。

こうして、計8羽は一日に数度湖水の真ん中で集合してお互いを確認しあっていたようだ。