2017年4月14日金曜日

団塊世代のカワセミの撮り方講座 その 8. How to take picture of Common kingfishers lecture 8 for the baby-boomer generation.

 昨日の朝撮影したカワセミの飛翔・追い撮りへのアクセスが普段の倍もあり、いきなり累積ランクで2番目に入っていて驚いている。今日の話はその続きで、同じ個体によるホバリングとダイブ採餌後の餌を咥えての止り木戻りのシーンだ。
 昨日の個体は色々なシーンを見せてくれたが、珍しくホバリングする場面があったので少し見下ろす感じで撮影している。獲物はモエビが1回、小魚が1回だった。朝の採餌にしては良い方なのではないだろうか?
 
 ホバリングの撮影は、カメラのAFが素早く効けばそう難しい撮影ではないが、そうで無い場合は接点の手入れを怠らず、AFのスピードが遅れたりAF機能が迷うようなトラブルを回避する普段からのメンテナンスが大切だろう。それぞれのメーカーや機種によってメンテ方法は違うので雨で撮影に出られない時にでも各メーカーのサービスセンターに行って、詳しくアドバイスを受ける事をお薦めする。

 採餌後、止り木への上昇はダイブよりスピードがはるかに遅いので撮影しやすいと思う。これも何度も失敗を重ねて練習をすることが大事。
 そのためには、カワセミの採餌ポイントと採餌後飲みこむ場所のあたりを付けて置くことが重要になる。このシリーズのはじめに申し上げた撮影前の被写体の観察がいかに重要かお判り頂けるだろう。
 
ダイブは太陽の方向からで逆光だったが迷わずシャッターを切った。

手前の土手で一旦視界から消えるが、予測した所から上がって来た。

ほぼ真上に上がる理由は周りに危機感を感じていないから。

300m最大値でないほうが動きをファインダー外に逃さずに済む。

ダイブの逆は何度も羽ばたくので色々なフォルムを撮ることが出来る。

この枯草は何度も留まりに来ていたのでお気に入りなのだろう。

モエビの類吐叩き付ける事もなく飲みこむ。

次の瞬間真下に居る別のモエビを狙ってホバリングを始めた。

そう長くはなかったが、2~3秒間ホバリングしてくれた。

そのまま真下へダイブ。再度のモエビをゲットしていた。

昨日アップした画像と今日の画像で色々なパターンを撮影出来ている事に気が付いて頂けただろうか?ただ居た!撮った!だけではなく、その先に在る自分の世界での撮影の楽しみを是非開発して頂けると嬉しい。