2025年12月10日水曜日

団塊世代はイイギリの実に集まるヒヨドリを観察した。 The baby boomer observed brown-eared bulbuls gathering around the fruit of the Japanese Iigiri tree.

  本来はルリビタキのオス一点狙いで入った都心の緑地、意外に他の野鳥の採餌行動も撮影できたのでご紹介。

 それはイイギリの赤い実に群がるヒヨドリとメジロ。ヤマセミ観察で10年間通った熊本県はイイギリの木があまり多くない。代わりに栴檀(=せんだん)の樹は非常に多い。

 初冬になるとこの栴檀の実を咥えたヒヨドリを数多く見かけるが、熊本県でイイギリの赤い実を咥えたヒヨドリはあまり見た事が無かった、撮影画像も栴檀の実を咥えたものばかり。

 AIで調べると栴檀が熊本県の気候、土壌に非常に良くマッチしているとの事。天草では植林迄していると・・・。一方でイイギリに関しては情報やデータが無いようだった。

 筆者の住む三鷹市の野川公園周辺ではこの栴檀もイイギリも存在するので両方の採餌画像が存在。

 2023年に調布の「たづくり」での写真展へ出させて頂いた作品にもこのイイギリを採餌しているヒヨドリのカットが存在する。

野川公園での撮影

一方こちらは栴檀の実を咥えたヒヨドリ 野川公園

こちらも野川沿いの栴檀の木の実を食べるヒヨドリ

此処から下は都心の緑地で数日前撮影のイイギリ食いのヒヨドリ





この赤い実が食べつくされるとまた別種の木の実に移る。ツグミなども同様。