2023年8月12日土曜日

団塊世代はマウイ島の大火事で非常に胸が痛い、我々も何とかしなきゃ! Baby boomers are very heartbroken by the big fire on Maui, Japanese people who love Maui must do something!

  ハワイ、マウイ島ラハイナの大火事、まことに胸が痛い。マウイ島に大変お世話になった筆者、今できる事何かしなきゃ!クラウドファンディングでも単なるドネイションでも!

https://www.sankei.com/article/20230810-4WJ6WJ27BBKCLL4HBE2CLO3YEI/?fbclid=IwAR2jHtiWzwdEe-cJhioRzC-dBHXgBTdy7POgQiIl5VLY0nTB1X3hm6Mi4kQ

 ※しかしこれだけ日本人にとって縁のあるハワイのマウイ島の惨事を伝えるニュース、朝日新聞系列はみな詳細ニュースを有料記事にしている、メディアの品と質が問われる事件だ。

 マウイ島に最初に行ったのは1983年だった。ウインドサーフィンジャパン社の「マウイレポート」と題した小冊子制作のためのロケに行ったのだ。全体構成執筆はマガジンハウス・雑誌ポパイ編集の内坂庸夫氏。写真はかのスティーブ・ウイルキンス師、そのほか筆者も少々。

当時のマウイ島カフルイ空港は平屋建てで、屋根の真ん中に穴が開いていてヤシの木が突き抜けていた。三社あるローカル航空会社の一社(MID PACIFIC AIR)は全部プロペラ機(YS-11)だった。航空機に乗るには地上に描いている黄色い足跡マークに沿って搭乗機まで行った。
トップライダーのマイク・ウォルツ(左)とマット・シュワイツァー(右)せがまれて、バイク・モトクロス・ジャンプを撮らされた。※撮影筆者。

最初のウインドサーフィンの仕事で造った宣伝用小冊子。表紙はマイク・ウォルツ。※撮影筆者。
 この時の撮影は今考えると自分の写真撮影のある意味で大きな変換点だったかもしれない。いろいろなウインドサーフィンの製品を如何にかっこよく見せるかという、ある意味商業写真ではあるのだが、スタジオでのモノ撮りとは違い自然相手の手間と時間のかかる作業だった。

 ウインドサーフィンはセイルがついている。ライダーのトッププロがこのセイルの向こう側では絵にならない、役を足せない。なおかつセイルの横で顔に陽が当たっていなければならない。

 広いマウイの海なのに条件を絞ると、常に東からの貿易風が吹くマウイ島では太陽の位置を考えると陸上から撮れる撮影の場所は限られる。したがってロケハンはプロライダー、マイク・ウォルツとマット・シュワイツァー2名と一緒に、カメラマン=スティーブ・ウイルキンス師と丸3日間以上もマウイ島ほぼ全島(南部は道路がないので行けない)を回って撮影ポイントのチェックをしたのだ。

 日本から同行したプロが他の2名のプロと並んで走れなかったので、急遽筆者(一番下)がカメラマンの指示で代走して撮影(空撮でスティーブ・ウイルキンス)した新製品のボード。
 なお筆者は業務上の出張であったが、保険も掛けていないばかりか事前にこういう事をするとの社への報告もしなかった。時差とスマホの無いことが幸いした。※この直後前方でクジラがジャンプしTの字の尾ひれが海中に沈んでいくのをはっきりと視た!場所はマウイ島とモロカイ島の間の海峡。

 そのロケハン中、カアナパリやカパルア方面へ行く途中にある歴史的街・ラハイナでほぼ毎日ランチを摂るのが恒例になっていた。

 理由はやはり同じくトップライダー(当時ウインドのスピード記録保持者)のフレッド・ヘイウッドという、かって高校生時代に全米の水泳チャンピオンになり、あのマーク・スピッツと同時期にオリンピック候補にも名を連ねた巨漢(筆者と同い年)が住んでいたし、のちに画家として名を上げるトップ・ウインドサーファーのクリス・ラッセンの画廊もラハイナの街中に在ったので毎日のように一緒にランチやディナーをここで摂ったのだった。

マウイへ最初に行った際のベース、セイルボーズ・マウイ。フレッド・ヘイウッドとマイク・ウォルツの共同経営のウインドサーフィン・ファクトリー兼お店。写真は一緒に出張した雑誌ポパイの内坂庸夫氏。※内坂氏はVANの宣伝部1973年同期、入社以来いろいろとお世話になっている恩人。

 この1983年以降、忘れてしまったのでパスポートを確認したら43回(プライベートは6回だけ)もハワイに行っていてマウイには38回滞在。思いの深い場所だけに何とかしなきゃ・・の思いが深い筆者なのだ。

 そのマウイ島のラハイナが丸焼けだという、なんという事だろう?今はとにかく個人としてどういった援助ができるか考え中の筆者だ。

ロイターの写真にずいぶんロケ中に宿泊したLAHAINA SHORESというクラシカルホテルがでていた。このホテルのサイトに現状を伝える項目が在ったので、ここにご紹介したい。

冒頭の産経の写真集に出ていたラハイナのクラシカルホテル。大丈夫だろうか?

ホテル・ラハイナ・ショアズによる情報

https://www.destinationhotels.com/lahaina-shores/about-us/maui-fire-update

⇒マウイ島の火災対応と最新情報

最終更新日 8/10/23 午後 2 時

マウイ島で進行中の山火事の状況を乗り切るため、ご辛抱いただきマハロ。 マウイ島のコミュニティ全体が島が目撃した破壊と損失に打ちのめされており、私たちのチームは同僚、オーナー、ゲストの安全を確保するために懸命に取り組んでいます。 ハワイ州知事はマウイ島への必要不可欠な旅行のみを要請する緊急事態宣言を発令した。 新しい情報を受け取り次第、このページを更新し、ゲストとオーナーに電子メールで連絡を送信します。

火災発生中にご宿泊され、避難されたお客様へ

郡は緊急要員以外のラハイナへの旅行を許可していませんのでご注意ください。 避難前に忘れた身の回り品や荷物などを取りにラハイナショアーズに戻ることはできません。 施設にアクセスできるようになり次第、忘れ物の回収状況をお客様にご連絡いたします。

今後の到着予定のすべての場合:

現時点では、ハワイ州はマウイ島への不要不急の旅行を延期するよう要請しています。 保留中のご予約をお持ちのすべてのお客様にご連絡し、次のステップについてアドバイスさせていただきます。 ご旅行のスケジュール変更のサポートが必要な場合は、予約チーム(888-524-5098)までお電話ください。ただし、お電話が大変混み合っておりますので、できる限り早く対応させていただきます。