2023年8月23日水曜日

草原の王者ノスリの飛翔 The Buzzard, King of the Prairie in Flight.

  8月も残り1週間というのに毎日が暑い! 気が付いたらこのYAMASEMI WEB BLOG、お陰様で85万回アクセスを超えていた、ありがたいと思うと同時に少し怖くなってきた。今後ともぜひよろしく覗いて頂ければと思う。

これもすべて見て頂く皆様のお陰、感謝申し上げる。たった今のデータ。

 今年の8月は南の熱低の影響で日本列島に湿った南風がどんどん入り込み、大気の状態が不安定で空の雲が南洋そのまま。毎日にわか雨がありそうだ、TVでは盛んにゲリラ豪雨とか言っているが、要は昔で言う夕立だろう?

 ゲリラ豪雨は台風などが接近した際、時間は関係なく予期せぬ状態で突然集中して土砂降りになることを言うのであって、夕立と混同していることをいささか憂えている。

 ここ数日の朝晩の空を見ていると、記録映画や太平洋戦争の頃の漫画などに出てくる南洋の空そのものだ。サイパン、パラオ、テニアン、グアム、フィリッピンの島々・・。

 戦後1948年生まれの団塊世代は生では知らないこの島々だが、漫画「紫電改のタカ」「大空のちかい」などで南の島の空はイメージ出来ている。

 始めてハワイへ行った際、オアフ島の空港へ降りる前あたりから、海の上に浮かぶ雲が日本のそれとはずいぶん違う事に気が付いた方も多いだろう。昨日の朝晩の雲などはまさにそれだった。

昨日8月22日の朝の雲 三鷹で

同じく同日夕方6時過ぎの夕焼雲 三鷹で

雷が光るのが見えたから、雲の下は凄い雷雨だろう。

 で、話は野鳥生態に戻って、ファミリーで飛んでいた昨日の霧ケ峰のノスリ。

 単独飛行の状態も撮影してあったのでご紹介。ファミリーのどの個体だかは判らないのだが三羽のうちどれかであることは間違いない。

標高1600mのノスリ


時折強風にあおられていた。

必死に草原の野ネズミなどを探している様子。

周りの様子をこうして飛行中首を持ち上げるなど初めて視た生体。