2023年4月26日水曜日

三鷹の住宅街のシジュウカラ、意外な営巣場所。 A titmouse of a residential area of Mitaka, an unexpected nesting site.

  過去5~6回我が家の巣箱からシジュウカラが巣立っている。三鷹市で配った無料巣箱や自作の巣箱で雛がかえっている。

 今年も3月終盤から営巣をはじめたが、2年前の古巣なので基本的苔床がそのまま残っているためあっという間の産卵、あっという間の給餌開始。昨日の段階で巣への給餌・糞出し作業は猛烈な頻度で行っている。

 そんな中、愛犬散歩でいつも周回する三鷹の住宅街の一角でシジュウカラの警戒声が聴こえてきた。この時期連続音でジジジジ、ジジジジと鳴くのは営巣中の親鳥が良く出す声だ。

 立ち止まってシジュウカラの飛ぶ様子を観察したら、集合住宅の一角にある大きな樹の根元に空いた洞に一羽のシジュウカラが吸い込まれていくではないか!

 何と地上50㎝程の低い所に空いた洞で営巣していたのだ。昨日再び愛犬散歩の途中覗きに行ったら目の前に作業の軽自動車が停まっていたが、全然お構いなしに餌を運び、ヒナの糞を出していた。

 やはり野鳥は人間が出入りする民家の傍の方が安全だという事を知っているのだろう。我が家のシジュウカラとこの樹の洞のファミリーとどちらが先に巣立つだろう、楽しみだ。

 まず今日は樹の洞で繁殖中のファミリーの様子ご紹介。

後ろは集合住宅の民家。必ず上の枝に留まってから洞へ入る。

洞から出た場合は上の枝へ一旦立ち寄るか、そのまま飛去る。

廻りを確認警戒してから飛び立つ

入る際は全然躊躇しない


スムーズに入れる様だ。

ヒナの糞を咥えて捨てに行く。



給餌だけで戻る場合も多い


今日などは目の前に作業の車が停まっていたが全然平気にしていた。