2023年4月16日日曜日

団塊世代は改装なった熊本空港で再び呆れてしまった! The baby boomer generation was astonished and disappointed at the renovated Kumamoto Airport again!

  先週、4月5日~8日で三年振りに八代~人吉球磨を訪問するのに、改装なった熊本空港を利用した。

 建物は立派で大きくなった。間伐材を最大限利用して環境への心遣い、ほれこの通り!地球環境へ配慮してますよ・・というアピールも精一杯出来ている素晴らしいものだと思う。

https://www.kumamoto-airport.co.jp/food/

 駐車場も大きくて立派なものが建っているが、空港ビルが大きくなった分、働くものも増えたので、その半分は実は空港勤務者の車で埋まっているのではないだろうか?

 筆者は2018年7月11日付けこのブログで、熊本空港のレストランのサービスの酷さをご紹介した。未だにブログアクセスランキングの10~15位に常駐している。

緊急投稿!酷すぎる熊本空港のレストラン、なんとか成らんか? Urgent posting! Restaurant in Kumamoto airport is unbeliebably terrible !」

https://yamasemiweb.blogspot.com/2018/07/urgent-posting-restaurant-in-kumamoto.html

 今回はそれがどれほど改善されているか、丹念に自己調査してみた。今日はそのご紹介。

 今回も結論から言おう、「一体、空港関係者は何を考えているのだろう?酷過ぎる!」

 何故そう感じたのかを箇条書きで示すと主なものはこうなる。

① 到着口を出てレンタカー会社への送迎場所へのアクセスが酷い。以前より距離が長くなり屋根もないところを歩いていかねばならないので土砂降りの際になどとても行けたものではない。

② 以前より送迎者との食事・懇談を出来る場所(飲食店など)が減ってしまい別れを惜しんだり、迎えの際の待ち時間に時間を潰す場所と機会が激減した。

③ 国内線が主なターミナルとしてはあまりに多くの店舗が存在するが、それは搭乗者に対してだけのサービスで、チェックインした者にしか利用できない。※詳細は画像ごとに説明。

④ 飲食店の価格が常軌を逸した高値で信じられない。※商売に成るのだろうか?

滑走路に着いてみると多少空港ビルは大きくなった感があった。

到着口から出た感じ、正面にレンタカー屋のカウンターがある。

出て左手の方がメインゾーン、遠くにタリーズが・・。

スタバではなくタリーズ、出店の激戦を制したのだろうか?あるいはその逆か?

しかし、新しい熊本空港、何と乗客+送迎客はこの2店舗しか利用できない。これは信じられない。国内のあらゆる空港(羽田空港を含む)真逆の状況だ。これは空港利用者のニーズにまるで逆行しているので即問題になるだろう。
以前も広く感じていた駐車場だが、空港が大きくなった分空港で働く者の車で半分は埋まっているのでは?レンタカー屋の方向に広いスペースがあったので空港勤務者はそちらかも知れないが・・。

 このガラスの向こう側の多くの店舗はチェックインしないと利用できない。見送り客は此処で搭乗者と引き離される。見送るものは別れを惜しんでいないでさっさと帰れ‥という事だろう。

 チェックインした者は利用できるが、羽田空港ですらチェックイン後、こんなにたくさんのレストランはない、しかも値段も尋常ではない価格帯だ。これでは出店店舗は売り上げが立たないだろう、いつまで持つか?

 空港関係者はテナントとして入る店舗会社へシステムを説明し理解させ、意見を十分訊いたのだろうか?「出店させてやるんだからいう事を聞け・・。」の論理で出店店舗に話をしたのであれば最悪だ。

 お土産店舗は沢山ある、以前はこういうゾーンは送迎者も利用できるフロアに在ったのだが・・。見送りの者が搭乗者にお土産を買って持たせるとか沢山あったろうに・・。

熊本市内でもたくさんあるだろうに、これでもか!の、くまモンショップ。

 果たして飛行機に搭乗する直前に大きな荷物に成るだろうファッション衣料を買う気に成るだろうか?空港会社のマーケティングは誰がやったのだろう?なんでこんなジャンルのお店があるの?

搭乗客しか利用できないので閑散とする飲食ブース その1、

閑散とする飲食ブース その2、

閑散とする飲食ブース その3.

※決して閑散とした時間帯の撮影ではなく、筆者は夕方の発着便の多い時間だった。

 寿司屋のメニューを見て唖然!天草で天然のマグロが捕れるのか?天然か養殖かの表示は今の世の中必須ではないのか?東京の一流店並みの値段!はっきり言って高すぎ。それこそ「すし三昧」だとか「くら寿司」を入れた方がはるかに話題に成るし流行るだろう?
 大体、自慢の球磨焼酎は一体何処にあるのだ?人吉球磨の球磨焼酎が本気で全国拡販を考えているとはとても思えなくなってきた。地元の空港でこれじゃ・・。

 コロナ過でテイクアウトのちらしずしの価格が、5~700円台の東京から来た人間の目には異様に映ってしまう2,200円だった。

 飲食関係は特に価格帯が急上昇した。今までの熊本空港利用者の収入が急に上がり、利用者全員が高額所得者にでもなったかのような価格帯の上昇、これは一体どういうマーケティング・プランに則ったものなのだろう?

 筆者は熊本へ過去100回以上往復した人間だ。一般人としては多い方だと思う。その目で見た新しい熊本空港。このブログに不信を抱かれる方がおられたら、是非実際行って視て頂きたい。