筆者は野鳥の大群と言うのはあまり見たことがない。
数少ない経験から言うと、八代平野の干拓地の西側・不知火海にオナガガモの大群がびっしり海面を埋めていた時、千の単位を超えていた。熊本県内のダム湖にトモエガモの大群が数千羽休んでいるのに遭遇したケース。アトリの大群は薩摩川内の原発の裏で遭遇。
いずれも冬の時期だ。
同じく球磨川下流の某所に、オシドリとトモエガモが一緒に群れていた(数百羽)のに遭遇したくらいで、種々雑多なシギやチドリが混在する佐賀の東与賀干潟(=大授搦)を除けば大した経験がない。
その点、出水のツル群は九州の誇りと言って良いだろう。最近は出水だけではなく、八代平野、人吉盆地、山口県の方まで広がっていると聞いた。筆者は最盛期に3度訪れている。
これを見に行った友人が、アフリカのセレンゲティ平原を彷彿とさせると言っていたが、行ったことが有るのだろうか?
ナベヅルの方が多いが遠目にはナベヅルもマナヅルも灰色と白。
目の周りが赤い真鶴の方が少し躯体が大きい。
こちらはナベヅルの陣地