2022年7月17日日曜日

団塊世代はメディアに新型コロナ情報をもっと判り易く説明・報道してほしい。 Baby boomer want the government and the media to explain and report the new corona information to the public in an easy-to-understand manner.

 昨日の疑問点は早急に解決してほしいが、そう簡単にうまく行く訳もないとは思っている。

 2020年2月に始まった武漢風邪弱毒型のS型、K型に始まり、新型コロナウイルスとしてのアルファ株、ベータ株、デルタ株、オミクロンba2株、そうして現在日本においての第7波とされているオミクロンba5株それぞれのマトリックス型比較図がどこを探しても出てこないので勝手に素人だが作ってみた。

要はこういったウイルスの持つ特性をマトリックスで比較する図を欲しいのだが・・。

 要は感染力と病毒性の強さ(=重症化する割合)のバランスがどうなのか?今の国の発表やメディアの説明では一般国民が全く理解できていないように思えて仕方がない。

 こういった比較図を出すと共に、ワクチンが2回打とうが3回打とうが(3回打った方が感染しやすいなどという訳の分からないデータも出ている)オミクロンには効かないことを白日の下にさらしてしまうから出さないのか?全くこういう事を考えても居ないのか?図解の仕方がへたくそなのか・・。

 感染症に関して、医学に関して等まったくの素人のコメンテーター(=テレ朝の玉川徹など)がPCR検査をどんどんやって・・などと2年前から言いまくっているが、PCR検査の実態やWHOも認めていない世界からかけ離れた単位でやり続けている不合理を無視するアナウンスで国民のほとんどが迷いに迷っている有様。

 マスクにしろPCR検査にしろワクチンにしろ、このテレ朝のモーニングショウの国民ミスリードは非常に問題だと思う。

 日々現場で闘っている心ある医師の皆さんは呆れかえっているだろうと思う。

 ここに、ちょっと専門的過ぎるが感染症の専門家の方々がPCR検査の基本を表している論文があるので、一部をご紹介。PCR検査がどういうものなのか、大阪市立大学の井上名誉教授が講演会で説明されて居る「日本のPCR検査はいい加減だ!」の裏付けになる部分をご紹介。日曜日のブログとしてはつまらないだろうが、団塊世代の70歳過ぎ高齢者にとっては命に係わる事なので、あえてここでご紹介してみたい。じっくり読まれる場合は、公開されているこのURLをクリックしてごらんいただきたい。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000856819.pdf 


 作者はこの方々だ。厚労省やメディアがこういった詳しい内容を判り易く国民に説明しないので今まで筆者自身も良く判らなかった部分だ。


論文の冒頭はこういった趣旨で始まっている。で、肝心の部分はこの図だ、その下にコピペした説明部分をご参照。

 つまり、PCR検査のct値(サイクル)を30以上に高めて検査すると、過去に罹った感染症のウイルスの残骸まで感知してしまい「陽性」判断されると読み取れるのだ。これはまさに大阪市大医学部の井上名誉教授が各講演会で盛んに説明されていた部分と「どんぴしゃり」だという事。
https://www.nicovideo.jp/watch/so40193085 34分辺りからこの説明部分になる。

大阪市大医学部の井上名誉教授が今年2月福岡での講演時に使用したPCR検査の実態を説明するスライド。今まで国・厚労省、NHKなどTVメディアが国民にこういう判り易い説明をしただろうか?真実を知られるとまずいから言わないとみるのが普通ではないだろうか?

 世界各国でも30程度までのct値(サイクル)で検査しているのに日本はあのWHOでも禁止している35サイクル以上の40サイクルで検査をしている。台湾などではct値30で見事に感染拡大を防いでいる。

 つまり日本のPCR検査で陽性(決して必ず感染者という事ではない)判断された人は、必ずしも今新型コロナウイルス感染(すべての変異株含め)しているわけではないのだ。過去に罹ったウイルスの残骸やその他のウイルスの残骸も「感知し陽性判断」してしまうというのだ。こうなると毎日「新規感染者」として発表される数値(=実はPCR検査陽性者で実際コロナには感染・発症していない可能性が極めて高い)という数値は「嘘・まやかし」の可能性が非常に高いのだ。この方針に従ってほとんどのTVメディアは騒いでいる。「数は力、力は正義」の名のもとに何か日本全体が沈みゆくタイタニック号のネズミ達のように思えてならない。
専門家の方々のまとめを読めば、PCR検査の現状と課題を読み取れるだろう。

 過去最大の数値が出ているにもかかわらず、岸田首相が「規制は考えない」と落ち着いているのも、この事実を知っているからではないだろうかと思うのだ。

 ちょっと感染者数(=実はいい加減な基準で測定したPCR陽性者数)が前日より、あるいは先週同日より増えるとTVメディアが騒ぐ、毎日夕方4時45分の東京都の発表数を大騒ぎで報ずるTBSのNスタなどを観て「大変だ!先週の倍以上だ!第7波確実だ!・・と皆がPCR検査に走る。検査数が急増すれば当然感染者数(=実はいい加減な基準で測定したPCR陽性者数)も増えるに決まっている。このスパイラルが増幅したのが実は第何波と言われる感染の波なのではないだろうか?重症者数、死者数が激減した今、疑問だらけなのだ。

 いつの間にか「濃厚接触者」なるコメントがTVから聴こえてこない、あれは一体どうなったのだ?

 TVもPCR検査場に張り込んで検査する者をインタビューする、すると口々に「急増している感染者数に恐怖を感じると答える・・。」これって人の不安に付け込む大掛かりな演出・仕掛けではないのだろうか?筆者はこのあたり疑念で一杯だ。

 こうなってくると連日、過去最大だ・・と危機感を煽るTVメディア中心のヒステリックな叫びが白々しく聴こえてしょうがないのだ。
雨にもかかわらず、三連休初日の昨日JR原宿駅は超満員だった。

 で、実は国民も薄々そのあたりをネット情報や仲間との情報交換で「判ってきた」からこそ旅行へはどんどん行くし、小池都知事や岡田晴恵教授が騒いでも聴かなくなっているのではないだろうか?