2022年7月22日金曜日

2年前の球磨川豪雨災害から早くもヤマセミが復活した様だ。 It seems that the crested kingfisher has already revived from the Kuma River heavy rain disaster two years ago.

  昨日はこのブログ、世話になった三歳年下の従弟(医師)を白い鳥で送ったが、実際の告別式を終えてもまっすぐ家に帰る気に成れず、かって広告代理店時代のある時期毎日過ごしていた神田・神保町・駿河台下界隈を放浪した。

 ここ数年、何故か年下の友・仲間が逝ってしまうので寂しさを感じていたが、何と!街中を歩いたら、長年さんざん通ったお店がいくつか無くなっていた。50年近く通った贔屓の店の閉店の様子を見るにつけ、失われていくものは人間だけでなくお店も一緒なのか・・と、やるせない気持ちになってしまった。

 先日、江戸時代から130年も続いた御徒町の佃煮屋・大和屋さんが閉店したが、どうもバタバタ100年規模の老舗がコロナ過で店をたたんでいくようだ。一時代の変革期なのだろう。

 この東京の町中から消えていくお店の話は又別の機会に特集するとして、昨日の告別式は人の寿命と死への心構えに関して少し考えさせられた従弟の死だった。

 人間だれしも自分は平均寿命くらいまで生きられるのが「本来・当然の姿」だと思いながら生きているのではないだろうか?図太い奴は「俺様は百くらいまで生きられるのだ」くらいに思い込んでいるケースもあるように思う。

 しかし、70歳に手が届くか届かないかで逝ってしまう友や仲間が最近多い。当然我々残った者はその友の死に接して「まだ早すぎる、まだまだだったのに」と言葉を交わすが、筆者は以前から「実は随分前から、各個人その死期はプログラミングされていたのだ」と思うようにしてきた。

 勝手に90歳まで生きられるものと思い込んでいるから、病院で70歳で死ぬという状態を知って本人ショックで早すぎると残念がり、損をしたような気持になる。自分の予定より早く死んでしまうのはずいぶん昔から物理的身体にプログランミングされた結果なのだと思っている。死への覚悟が本人に出来ていないだけなのだ。

 だから筆者はいつ死に至る病気になっても、そうなるように細胞が変化していたのだ…と思う様にしている。喫煙・飲酒・夜更かし寝不足・偏食・不摂生を重ねてそのプログラミングがどんどん修正されて「病」を引き起こす、あるいは感染するのだと思う。

 歳をとるという事は、死へあと1年なのか2年なのか程度の覚悟を常に持っていられるか否かが重要なような気がした1日だった。

  この話、今日は此処まで・・・。

 コロナ感染者(=本当はPCR検査陽性者)が過去最大を更新し続けているとメディアがヒステリックに騒いでいる。しかし相当な高齢者バイデン大統領も三笠宮百合子妃殿下も、さらにはエリザベス女王もコロナに感染しているのだ。

 プロ野球チームも大相撲の力士たちも感染者激増だ。これはつまりもう普通の風邪と一緒だろう?全国の感染者数を毎日発表する意味はあまりないのではないだろうか?

 東京の人口1400万人に1日3万人感染(=実は陽性・無症状が半分いる)しても450人に一人程度なのだ。100人が乗っている山手線電車の4車両に1人程度の感染率なのだ。逆に言えば4両の山手線の電車に何名風邪気味の人がいると思う?何人糖尿病の人がいると思う?何人ガン患者がいると思う?TVメディアも連日数の恐怖をヒステイリックに騒ぎすぎないほうが良いのではないだろうか?パニックを引き起こすのはTVが原因に成りかねまい?

 

 2年前、人吉球磨豪雨災害で壊滅的破壊となった球磨川から、ヤマセミの姿が消えて2年経った。各種復旧工事その他で河川に重機や工事関係者が入り、ヤマセミが支流部に入ったのだろうとは想像できていたが、2週間ほど前から地元で長年ヤマセミの観察・撮影を続けてきた古江之人氏から嬉しいニュースと画像が入っているのでご紹介。

 当の御本人、転んで腰を痛め用心のため2週間ほど活動を中止されているが、お許しを得て最新ヤマセミ画像をこのブログで紹介させていただくことにした。画像はすべて古江さん、版権も当然古江さんに存在する。

最初に幼鳥に気が付かれたのが10日ほど前だった。

既に木の葉や小枝で採餌の本能的練習をしているようだった。

真だ親からの給餌を受けているようだが・・・。



幼鳥給餌は父親・母親双方から受けている。


今年は2羽が巣立ったようだ。親子4羽家族の球磨川ヤマセミ。