2022年7月20日水曜日

だれもが知っているカルガモの子育てを1か月半観察。 Observing the child-rearing of the spot-billed duck, which everyone knows, for two months.

  毎年、6~7月になるとカルガモの母親の後を追ってコガモが5~6羽チョコチョコ道路を横断して、お巡りさんが車を止めてガードをする姿がニュースで流れているのをよくご存じだろう。

 しかし、それ以外の様子を一般の方々はよく知らない。一体あれが何なのかも良く判っていない。最初は1984年三井物産の池から皇居のお堀までの道路横断がニュースになったことで有名になった。

 卵の状態で猛禽類や外敵から守るにはビルの中庭の池が安全なので、ある程度歩けるようになるまで閉鎖された場所で子育てをするが、ヒナが巣立って皆歩けるようになると広い水面へ移動する。

 三鷹の野川では、こういった隠れた池などはあまりないが、ワンドと言われる川の入り江や分流の流れの遅い部分で子育てをして、ある程度動けるようになると流れに出て来るようだ。

 今日はそういった野川でのカルガモの繁殖の一部をご紹介。卵の状態から巣立つまでは邪魔しないようにしたいので、このブログでは公開しない。

6月に入って6羽の子連れでお披露目に出てきたカルガモ。

珍しく草の上で昼寝タイム。

川の反対側に回って刺激しないように・・。


一か月半経って、すっかり顔を覚えられて、こちらを認識したらしく・・。

川のこちら側へ寄ってきた。

すぐ目の前まで寄って上ってきたが、ヒナは4羽になっていた。これが自然淘汰?