2020年4月4日土曜日

繁殖期のカラスを注意深く観察する。 Watch the crows during the breeding season carefully.

 いよいよ新型コロナウイルスも「非常事態宣言」が発せられるようだ。だからと言って一都民にとっては小池都知事の「土日自粛要請」以上の制限は事実上無い様だ。

 生活必需品の買い出しには行かねばならないし、一般的レベルで出来る要介護の親族・知人へのサポート、外出自粛により使用頻度の増えたパソコンやテレビなど家電類の修理・調整、ネット・インフラの不具合修理依頼など、自粛生活に不可欠で急を要する行為での外出は止めるわけにはいかないだろう。

 こうした必要に迫られて外出する人々に対し、事情も訊かず調べず無差別に「自粛破りは非国民!」のようなネットでの叩きがこの先増えるような気がする。
 人間閉じこもって時間を持て余しストレスがたまると、決まってこの手が出てくる。かっての熊本地震直後もこの手の「ネット上での叩き」が多数起きていた。

 この週末の様子を注視してみたい、桜はまだ充分お花見に耐え得るレベルなのに残念だが、桜はまた来年も咲くだろう。

 カワセミ、セキレイ系、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリなどが三鷹エリアでは繁殖期の行動に入っている模様だが、カラスも同じく繁殖期に入っているようだ。

 5~6月の育雛時期になると、巣の傍を通る生き物(人間を含む)すべてを攻撃することでも知られている。住宅街の道路を歩いていて後ろから音もなく近づいて帽子をかっさらっていくとか、頭を小突いたりするのはこの一例だ。

 今日のこのブログはこのカラスの行動をご紹介。

 今日のカラスの行動は人間の残飯を咥えて飛び去り、物陰に隠す様子。畑にせっかく蒔いた野菜の種をほじくる様子・・・・などなど。


権兵衛が種蒔きゃカラスがほじくる・・は、本当だった。

野川公園で、自然観察園との境のフェンスでパンを咥えたカラス発見!


園内に入り、閉園日の月曜で人が居ない園内の物陰にパンを隠し、再び採餌に・・。

我が家隣の大学構内の樹に営巣したらしく、幾度も木の枝などを運んでいる。

武蔵野では都心のようにワイヤーハンガーを集めなくても良いようだ。