2020年4月18日土曜日

団塊世代は新型コロナウイルスに関してこれだけの疑問と見解を持った。The baby boomers have all these questions and views about the new coronavirus.

 やることが全てチグハグな我が国の安倍晋三首相、横文字連呼で危機感を煽りつつ、これを機に選挙活動すれすれのTVコマーシャルを連日官費で放映する首都東京の小池百合子知事。連日、デジタル・アナログ新旧合わせた情報ソースのほとんどが「新型コロナウイルス禍」に関する事ばかり。

 本質部分の医学的見地からこの「新型コロナウイルス」を捉え、我々一般人に対しても判りやすく「真実=本当のところはどうなの?」を解説説明してくれているメディアがなかなか見当たらない。

 多くのTVメディアがこの新型コロナウイルスの「現象面」や「影響面」だけを取り上げ、専門家より顔が売れた毒舌司会者や芸能系・タレント系のコメンテーターがさも知ったような顔で「飲食店など客商売や観光産業は大変ですよね、早く収まると良いですね?」などと本質には全然触れず連日展開している。

 そんな中でアナウンサーが感染して放送局全体を消毒・スタッフ自宅待機で大騒ぎのテレビ朝日のモーニングショーだけが、元感染症センタースタッフのプロ、岡田晴恵博士を連日スタジオに呼んで判りやすくこの新型コロナウイルスの説明を行っている。

 もし罹ったと思った場合の具体的な対策アドバイスなども行っているが、これは本来厚労省や内閣・政府が真っ先に、そうして繰り返し行わなければいけないことなのではないだろうか?知りたきゃ厚労省のWEBサイトを見なさい・・・では公僕としてやることではなかろう?厚労省の広報担当は無能者の集まりなのか?

 実は筆者の知人(もう此処1年逢っていない)が感染し、現在入院中であるため余計真剣にこのウイルスに関して情報を得て勉強しているのだ。

 ネットで色々調べれば、「もうこのウイルスはすべて解明されたから先が見えた」と豪語するサイトがあるかと思えば、北海道大学の坊主頭の医者のようにこのまま放っておくと最大41万人強の死者を生み出す恐れがある・・。などとパニックの引き金に指が掛かった様な事を言ったりする。

 これらのソースに加え、中学時代の同窓生で東大⇒厚生省官僚になった秀才にメールで教えを請うたりして不明な点を埋めて、「新型コロナウイルス」に関して自分の疑問や考えをまとめてみた。

 まずは疑問点の羅列から。※使用するグラフデータは東洋経済のサイトのものを利用させていただいている。今のところ一番わかりやすく一番タイムリーで信頼のおける情報だと思う。https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 

① 接触感染やエアロゾル(飛沫)感染が主なものだと言われているが、飲み屋や病院内、シェアハウス、老人施設でクラスター発生により多くの感染者が生まれているのに、満員電車由来で感染した人が少ない(=データが取れない)理由は何故?
※ニューヨーク市が外出禁止にして地下鉄利用が止まっても、それ以降まだその効果は立証できていないようだ。

② PCR検査が幅広く行われない理由は何故なのか?PCR検査は正確なのか?本当に新型コロナウイルスだけの感染を証明できる検査なのか?似たような類似ウイルス(新旧インフルエンザなど)感染者も「陽性」判定してしまうのではないのか?だから一旦保健所や病院で診察をしてプロの目で見て新型コロナの疑いがある場合にのみPCR検査をさせているから検査数が少ないのではないのか?

③ 人口1200万人の東京都と、人口半分以下510万人の福岡県のPCR検査数が6,654人:5,667人という比率の理由は何故?中国に近いので中国帰りの日本人が多かったからだろうか?それともPCR検査に関する考え方が、エリアの関係者間で異なっているのか?はたまた物理的条件面で地域差が生ずるのか?


人口比で考えれば、下段の福岡県のPCR検査は上の東京都の半分以下だと思うが?

④ メディアはなぜ感染者数を「累計グラフ」で示すのだろう?急激な右肩上がりのグラフを示せば誰もが驚き危機感を増長させよう?これはIPCCと元米国副大統領のアル・ゴアが世の中をペテンにかけてノーベル平和賞を獲った「不都合な真実」のあのホッケースティック・グラフと同じ技法だ。その点東京都の小池百合子知事が毎日行う定例発表で使う感染者グラフが正しいと思う。
全国で新規感染者がどれだけ増えているかの推移グラフ、収まればグラフは下がる。下のグラフとの一番の違いは左の人数の数値。グラフを見る際はこの点を重要視することが必須。

累積グラフは足し算グラフなので絶対に下がることは無い。カーブが急であれば危機感を持つ。メディアはそれを悪用して話題性を高め、危機感を煽っているような気がする。

東京都の感染者数・推移グラフ

東京都の感染者数・累積グラフ(絶対にグラフが下がることは無い・人数値も違う)

⑤ 1週間前、筆者はFacebookで今回新型コロナウイルスには大まかに分けて3タイプの種類があるというネット記事を投稿した。このあたり我が国では厚労省もメディアもほとんど発表せず、その感染力・影響力において差異が明らかであるにもかかわらず、ことさら欧米の惨状がすぐ日本にも押し寄せる・・という危機感を煽っているように見える。このあたり為政者とメディアの暗黙の「外出押さえ・自粛推進戦略」のようなものが見え隠れするが、実態はどうなのだろう?

⑥ 欧米(特にイタリア、スペイン、英国、フランス、米国)などの感染拡大のスピードと死者数が、日本(中国、韓国も一部含んで)と大きく異なる点に関して、その理由・原因を統一見解として日本医療従事者や厚労省など国がまとめない理由は何なのだろう?
 これは⑤と同様、国民が「我が国の新型コロナウイルスは欧米のタイプと異なって爆発的感染を起こさないらしい」という認識が広まり気が緩むことを恐れているからなのだろうか?

⑦ ⑥にも関わることなのだが、欧米と日本の気候(湿度・気温)を含む自然環境・生活環境の違いによるウイルス感染力(スピード・生存時間)の違いをきちんと説明する公共機関やメディアがない。更には生活習慣(=室内でも靴を脱がない、キス、握手、ハグなどの接触コミュニケート)飲酒文化の違い(日本人は30%以上にアルコール分解酵素が無いため飲酒人口比率が少ない)など、欧米ほどの感染スピードのグラフが急上昇しないのではないだろうか?・・という分析をきちんと行うメディアがない。

 これらは、すべて「危機感を煽るためには邪魔」なので情報公開させないのだろうか?

⑧ ネット記事を読むと、感染者、死者の男女比が驚くほど違うという。男性は女性の倍ほどの数に上るという。この原因はまだ不明だとあちこちで報じている。しかし筆者はあるポイントに原因の一端があると思っている。これは筆者の体験値から来るものだ。そのうちこれに近い証明がなされたら非常に面白いのだが・・・。

 筆者は今年の1月31日、実の妹が末期の乳癌及び合併症で緊急入院したとの報を受け、町田にある大きな病院へ駆けつけた。もう既に手の施しようもなく死の床だった妹を二度ほど見舞ったが、まだ今回の新型コロナウイルスに関しては「武漢」での出来事で身の回りにその脅威が迫っているという認識は全くなかった。横浜港大黒ふ頭に着いたダイアモンドプリンセス号の件を連日報道していたが、ごく一部の出来事としてしか認識していなかった。

 で、2月5日に二度目の見舞いをした日の夜、自宅で午後9時頃急激な倦怠感と悪寒と筋肉痛・関節痛に見舞われ厚着を重ね寝床にもぐりこんだ。頭痛は全く無く咳もなく、更に熱も無く翌朝まで9時間ただ犬のように寝込んだ。翌朝熱が37度6分(平熱は36度2分)になったため、更に食事もろくに摂らず寝続けた。そうしたら発症から33時間後翌々日の朝6時にスーッと倦怠感が抜け筋肉痛も抜け、熱も平熱になっていた。35時間後にはコンビニへ歩いて買い物に行けたほどだ。
 この間薬は歯医者で抜歯の際に処方された非常に軽い抗生物質を二回飲んだだけだった。食事は薬を飲むため中村屋の肉まんとあんまんを1個ずつ食したのみ。

 2月5日に亡くなった妹の葬儀は斎場がどこも満員で1週間後だった。筆者のインフル感染症状が治ったのが2月7日だったので、まだ人に移す可能性があると1日だけ半分遠巻きに参加して戻ったのだが、もしこれが新型コロナだったら大変だったろう。

 要は軽いインフルエンザもしくは何か感染症に罹ったのだろうというのが、当時親類4名の医者(専門ジャンルはそれぞれ異なるが)の見立てだった。

 しかし、しかしだ。まだ寝込んでいる発症から12時間後、2日目の朝9時頃トイレで腰を抜かす事になった。なんと小便時に我が陰茎が普段の倍の大きさに赤く腫れあがっていたのだ。これはえらいことだ。若い頃なら一瞬喜びもしようが71歳になった団塊爺は嬉しくもなんともない。

 詳しい話は端折るが、何とか自分で治せないかと抗生物質軟膏や局部疾患用の軟膏を買ってきて塗ったが効果ゼロ、5日経って慌てて従弟が幹部を務める都心の病院の泌尿科へ駈け込んだら、既に峠は越したので何も手当はしません。むしろ前立腺が少し腫れているようなのでその薬を処方します・・・。といわれて帰ってきたのだ。
 しかし担当医に「原因は?」と訊いたら、「ウイルスの付いた手でオシッコしたのが原因でしょう。」と軽く言われてしまった。体内に入ったインフルのウイルスが尿と共に陰茎内部から悪さし、小便時に添えた手に付いたウイルスが陰茎の特に亀頭部に付いて炎症を起こしたのでしょう。と言われた。

 さらに、動物のほとんどは仮性包茎で、普段は皮を被っているのだが繁殖期に行為に及ぶ時だけ大きくなって亀頭が露出するようになっている。これが一般的な動物のメカニズムで、常時露出する人間が異常なのだ・・・。という事だった。
 挙句の果てには「ですからね?」といいつつ無理やり皮を被せながら「半分でも被せておけば治りやすいのですよ」と50年振りに痛い経験をさせられてしまった。

 この経験があったので、感染の男女差を聞いたときに、まさにこれが原因ではないだろうかと思った次第。女性はウォシュレットの発達(していなくとも)で用を足した後直接性器には触らないで済む。しかし男子は小便の場合普通方向を定めるため触らないわけにはいかない。しかし事後には手を洗うものの、トイレに入って用を足す前にはまず手を洗わない。このあたりに感染率においての男女差があるのではなかろうかと思った次第。

 今日はここまで。