2019年10月5日土曜日

団塊世代の曼殊沙華にまつわる撮影話。The Japanese baby boomer's photo shooting story about the Red spider lily.

 もう7年目に入ったこのブログ、お問い合わせコーナーからの問い合わせで広がった友達の輪は相当広く広がっているが、実はこのブログのお問い合わせの窓口、コンタクト・アスがしばらく前から機能していなかった様だ。

 ご指摘を受けて、Bloggerサイトのシステム変更などを大至急精査・点検をする所存。それまではお問い合わせコーナーを開くと出て来る必要事項を明記の上、info@yamasemi.org 宛、添付で送信お願いできると嬉しい。システム機能が元に戻った段階で、こちらで時系列データに統合させていただく所存。

 これはブログ運営に非常に有効な意味ある「お問い合わせ」なのだ。特に研究者同士、野鳥愛好家同士、撮影愛好家同士のお問い合わせの内容の傾向を研究者としてまとめているので、是非よろしくお願いしたい。

 筆者の撮影した画像(特に野鳥)は右下にクレジットを入れている場合が多いが、コンタクト・アスから使用したいとのリクエストがあった場合、営利目的、非営利目的を問わず全て快諾している。

 ただ時々人吉その他で素晴らしい画像を収録された方の作品をお借りする場合(もちろんご本人の許諾で)があったので、使用目的にのみ念を入れているだけの話。クレジットが入っていればGoogleで出て来る画像一覧にもYahooの画像一覧にも掲載されない。

 で、楽しい写真の話に戻そう。
 今日は昨日までの曼殊沙華の過去の画像を振り返ってみて、主に北九州小倉南区の里山で撮影したものをご紹介しようと思う。
 里山と言えば「棚田」がもてはやされた5年ほど前、野鳥撮影ついでに棚田を撮って回った事が有った。その時年に数戸訪れた小倉南区の平尾台周辺の棚田で曼殊沙華の時期にぶつかり撮影したものだ。初夏の佇まいと曼殊沙華の季節の佇まいの比較写真などをご紹介してみたい。

 初夏には青々とした田が、刈り取りの頃実りの色彩になって田に横たわっているのを観ると、日本の四季を感じてしまう。そんな中の曼殊沙華は味付けとしては最高の被写体だと思う。近寄ってその赤い蜘蛛のような形態を観るにつけ、英名のRed Spider Lilyの意味が良く判るのだ。
今から10年以上前に撮影した収穫の秋の写真集

その年の8月真夏に撮影した同じ場所の佇まい。

其処がたったの2か月も経たないうちに大変貌を遂げるのだ。

曼殊沙華も観光を半分目的として植えられた場合とこういう農地では佇まいが違う。

棚田となると余計その存在感が増す。

農業あっての曼殊沙華、誰もいない棚田、これが日本の本当の里山風景か?

井戸浦は平尾台の西側に位置する北九州有数の棚田だ。