何倍もの競争率をクリヤーしてNHKに入った優秀な人たちなのだろうけれど、もう少し現場・現状の表現方法とか言葉のボキャブラリーとか学んだ方が良いと思うし、上司先輩も事前に少し原稿をチェックし打ち合わせた方が良いのでは?
幾つか、聴いてびっくりしてメモったものをご紹介。
①中国エリア現場からの女子アナの中継コメント「雨風が強くなって来ました、まるで嵐のようです!」って、大型台風は嵐じゃないの?
②避難情報で「レベル4(全員避難)の避難指示が和歌山県の3世帯6名に出ています。」に引き続いて「レベル4(全員避難)の避難勧告が○○県の46万人に出ています!」って内容が極端すぎないか?相変わらず同じレベル4の全員避難の避難指示と避難勧告の差が具体的に判らない。
④「今、風はありませんが、通りでカートがひっくり返っています!」って画面がアップにしていたけれど、風で飛んだのではなくて昨日誰かが蹴飛ばしたのかもしれないのに・・・。
⑤「沖ではもの凄い大波が押し寄せているのが見えます、お気を付けください!」って海を見下ろしながら叫んでいるが、いったい誰に言っているの?沖の大波に誰が気を付ければ良いのだろう?
⑥「今私は道の駅の軒先から中継しています。」 ⇒松山放送局の女子アナ!軒先って?
⑦「70隻ほどの漁船は2日前からヒモでくくり付けて縛ってあります。」⇒船を固定するのにヒモ程度で大丈夫なの?ロープとか言わないの?
⑧「木の葉と木の葉がぶつかり合う音がゴーって凄いです。」 ⇒葉っぱ同士の擦れる音でゴーって言うかな、それ木の枝とか幹じゃないの?
⑨「木の葉が私の背よりも高く舞い上がるほどの風です・・・。」 ⇒上に舞い上がるほどって?ビル風程度でもなるでしょ?
⑩「大潮で港の構内まで海面が乗り上げて来るのではないかと。」 ⇒液体が乗り上げるってどういう事よ?
真面目に聴いていると、おかしくて涙が出て来る。一生懸命なのだろうけれど、普段の仲間との会話其のままでは此の先が思いやられる。
・・・という事で、今日のYAMASEMI WEBは広い球磨川のど真ん中で堂々と幼鳥に給餌するヤマセミの親鳥。デカすぎる餌を貰い、どうしようかと固まった幼鳥が面白い。
珍しく広い川の真ん中の岩まで幼鳥(右)に飛んで来させる親鳥(左)、これも教育の一環なのだろう。
親が一回りする間、微動だにしない幼鳥。面白い対比だ。