8月7日までの1週間、全国の熱中症搬送者が1万8千人を超え、死者が57名。其の1週間前より搬送者が6千人増え、死者も11名から大幅に増加したという。如何に梅雨明け直後の気象変化、気温変化が激しかったか、という事だろう。
これは中二日で走っている三鷹の野川沿いの自然にも大きな影響を与えている。今年はニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクホウシといった東京のセミが同時に鳴いている。
走るついでに蝉を手掴みしてみると、まだ羽化してそう日数が経っていないのに、不完全な状態のセミが多いのだ。中には羽化の途中で体が乾いてしまい硬化してしまった個体も発見されている。
どこかの優れた高校生がセミの寿命が今まで言われて来たとの異なって1ヶ月ほどにもなるという発見をしてビッグニュースに成ったばかりだが、それにしても今年のセミは少しおかしい。
羽化の途中で乾燥したのだろう、硬化してしまい羽化できなかったセミ。
実は持って帰って撮影したら触覚が動いていて、まだ生きている事を発見!殻を割ってサポートしたが羽根が乾燥しきっていて伸びなかった。しかしその後2日間は元気に生きていた。自然の驚異を目の当たりに!
向こう側の羽根がめくれるように変形したアブラゼミ。
8月半ばまでニイニイゼミが居るのが例年と違う。
今年の東京はミンミンゼミがやたらと多い。
セミの話はこの位にして、ヤマセミが3羽飛びかう画像をご紹介。
いずれも今年の6月人吉で繁殖期を観察した際の撮影画像。