2013年10月22日火曜日

The Crested kingfisher of Hitoyoshi lived in two of them in October. 人吉のヤマセミは10月もつがいで生活していた。

Many bird watcher said The Crested kingfisher lives alone ina summertime. But I think it is not correct. I came to Hitoyoshi every month and I saw Crested Kingfisher of Hitoyoshi live in pair every time.

 今回の人吉撮影行で、やはりヤマセミが2羽一組で生活している証拠画像を撮影することが出来た。今まで10月に人吉でヤマセミを撮影した事が無く、11月~9月の間のヤマセミが番(=つがい)で生活をしていることは判っていたものの、10月だけは2羽で居る証拠画像が無いので通年でヤマセミが番で過ごしているという事に確信が持てなかったのだ。しかし今回の画像収録で、人吉に限ってはヤマセミが番で生活していることがはっきりした。

 ところで、10月に入って人吉の方々から「最近ヤマセミの鳴き声があまり聞こえてこない、姿を見ることが非常に少ない」とのメールを受け取っていた。それは事実だった。川辺川のいつものポイントも1日のみ姿を確認しただけ、球磨川本流でも朝晩の採餌以外姿をなかなか現さない。通年で視認データを取ってみればよく判るだろう。

 しかし、毎朝ウォーキングしながら一定時間ヤマセミを観察されている辻医師の話でも、10月はヤマセミはあまり活性化していないというから間違いない。トキやコウノトリは別として、これだけ出遭いにくい野生の野鳥を毎日ほぼ同じ時間に定点観測している例はないと思うので辻先生の言われるとおりだと思う。現に今回人吉に来て撮影したヤマセミのカット数の少なさを見てもいつもよりはるかにシャッターチャンスが少ないことがわかる。理由はまだ全く分からない。もう少し観察を続けてみたい。

球磨川本流で台風の影響か大木が真横に倒れている枝につがいでヤマセミが仲良く留まっていた。朝7時半。
 
何もせず、時差を付けて戻っていったが、縄張りの監視活動であった模様。
 
人吉ならではの街中を行くヤマセミ。軒先をかすめているように見えるが実際民家の軒先とは150mほど離れている。
 
架線からのダイブ、久しぶりの撮影だった無時に撮れて良かった。
 
西日を浴びての架線への戻りもうまく撮れていた。明日からは台風27号の影響で雨模様。

2013年10月21日月曜日

Female Crested Kingfisher remembers me again ! いつもの繊月橋のヤマセミのメスは今回も覚えてくれていたようだ。

 Female Crested Kingfisher which live near by big red bridge called Sengetukyo, remembered me again. I wrote this facts once on my photobook published this year. This time she remember me again. you can see this facts on today's photos.

 今年出版した「川辺川・球磨川流域の山翡翠」の終わりの部分に繊月橋の付近で生活するヤマセミがどうやらこの私を認識している様である事を掲載したが、今回もそれを確信するような画像が撮れた。

 昨日のクロツラヘラサギの興奮冷めやらない中、撮影行2日目も人吉のヤマセミ♀との旧交を温めつつ良い時間を過ごすことが出来た。今日交流した人吉の方々、佐賀からわざわざ片道3時間運転してこられた石井さん、人吉市長含めて8名もの友人たちとの素晴らしい時間が過ごせた。これが全てヤマセミが縁なのだから不思議でしょうがない。野鳥の魅力は人の輪まで広げるのだと実感した次第。

 あの繊月橋付近を縄張りとしているヤマセミのマスは今日も架線からダイブして大きめの餌をゲット。カメラを構える人間が3名陣取っている球磨川左岸の方へ飛んできて、しばらくの間獲った餌を自慢げに見せびらかしていた。

 その後例のごとく岩に叩きつけて飲み込むと3~4分間念入りな身づくろいを見せて下流に去って行った。一連のショーを見せてくれた。佐賀から来られた日本のテニス界に大きな影響力を持つ石井さんも、佐賀でのヤマセミ撮影の常識と異なってあまりにオープンで自由で開放的な人吉のヤマセミと人間の共生に驚かれたようだった。

 新しい情報を得たので明日はまた別のポイントで撮影に臨みたい。しかし球磨川河原で3匹ほど蛇に遭遇、1匹はマムシ、他の2匹はシマヘビ、青大将という感じだったが注意して歩けばいきなり噛みつかれることはないと思う。マムシ以外は向こうからさっさと逃げていくので初めてその存在に気が付いたくらい。マムシは派手な柄の蛇だが河原の小石が連続している湿地帯の場所ではわかりにくいので注意が必要だ。

朝一でゲットした餌をこちらに向かって運んできてくれた。
 
普通はすぐに餌を岩に叩き付けるのだが、今日はしばらくこのままの姿勢で得意げだった。
 
これはつがいの相方のオス。恥ずかしそうに繊月橋の橋脚からダイブして餌をゲットしていた。
 
すぐをの後追いかけるように、馴染みのメスが来てくれて、「見ててね!」と言わんばかりに綺麗にダイブして戻っていった。
 
 
風切り羽根が生え替わりの途中である事がよく判る。
 
ダイブの影が橋脚に写っていい感じの画像が撮れた。 
 

2013年10月20日日曜日

Twenty-six Black-faced spoonbills stop and living at Maegawa of Yatsushiro. 八代市の前川でクロツラヘラサギが旅の途中で休息中。

 In a normal winter, we can see several Black-faced spoonbills at Yatsushiro sea. But This year is extraordinary, there are over thirty  Black-faced spoonbills coming to Yatsushiro. Today I photographed them flew in a group at Maegawa of Yatsushiro.

  今日は日本野鳥の会熊本県支部の浅井様のクロツラヘラサギ観察・報告メールをもとに、八代市の前川河口へ赴き、念願の撮影をすることが出来た。的確で正確な情報を下さった浅井しおり様に感謝を申し上げたい。同時にわざわざ案内に現場までお出で頂いた栂野様にも感謝したい。色々なご指導、アドバイスを頂けたうえご自身の撮影された画像をいくつか見せて頂いた。明日以降、鏡川のほうにも是非足を伸ばしたいと考えている。

 私は野鳥の撮影はほんの6年前からの初心者なので、恥ずかしいかな水鳥に関しては全く無知状態で現在猛勉強中なのだが、東京の武蔵野に居てはなかなか水鳥には出遭えない為、今後も相当時間が掛かろうかと思う。そんな中、今日はクロツラヘラサギの群れとソリハシシギ、ホウロクシギという自分にとっては初めての水鳥を撮影できて大変喜んで居る。

 朝一番の飛行機に乗って雨で寒い東京を後にして5時間後に晴れて目の前に絶滅危惧種のクロツラヘラサギが25羽以上まとまっているのだ。その背後には大きく雲仙普賢岳がそびえている。これほど幸せな事が有るだろうか?

 明日はまた再び人吉の球磨川でヤマセミのパフォーマンスを楽しみたい。

Black-faced spoonbills fleet flying.
やはり野鳥は飛んでいるときが一番美しい!群れであればなおさら。
 
Same as above.
非常に優雅な飛翔スタイルだ。翼端が黒いのも全体が締まって見えて非常にカッコいい。
 
Same as above.
ランディング間近なのだろう滑空状態。
 
After sleeping moves together.
順番が逆だが眠気から覚めて一斉に移動を開始した。
 
Let's go to the beach !
潮が引き始めたので採餌に集団で向かう。
 

2013年10月18日金曜日

Pale chub is one of the most favorite bait of Crested Kingfisher. オイカワという魚は鮎と並んでヤマセミが最も好きな餌魚。

 Pale chub is a one of the most popular fish in Japanese river. Especially nuptial color is so beautiful. This colorful fish is the most favorite bait of Crested Kingfisher very much. Today's photo is moment of Crested Kingfisher get the Pale chub.

 オイカワは日本の川では最もきれいな魚の一種で、なおかつ殆どの地域で見られる大変ポピュラーな川魚。特に夏季の婚姻色は非常に綺麗で、ヤマセミがこれを採餌した場面はモノクロトーンのヤマセミと対照的で綺麗な画像になる。今日の画像は5月の撮影だが餌のオイカワは既に婚姻色っぽい色に成っている。

 人吉エリアではカラフルな婚姻色に成ったオイカワのオスを「アサジ」というとの事。日本全国で色々な呼び名があるようで、逆に言えばそれだけ全国に広く分布している証拠だろう。

 
 この時の採餌は一旦餌を樹上に持ち帰り、改めて幼鳥の集まる岩まで持って降りて順番待ちをしている幼鳥に与えた所まで撮影できている。

 
Catch the fish!
婚姻色のオイカワ(=アサジ)をゲットしたヤマセミ♀
 
Jump up!
餌は結構大物だったので、重々しく水面からジャンプ。
 
Fly and fly!
明らかに重たそうに飛び上がって幼鳥のいる対岸に向けて飛び去る。
 
which chick is winner?
この4羽の幼鳥の中で餌をゲットしたのは左から二羽目。一旦幼鳥が餌を口にすると他の幼鳥が横取りするような事は無い。ツバメの巣の大口を開けて待つ雛たちとはずいぶん違うが、巣立つ前の巣の中の雛と巣立ってからの幼鳥たちの生存競争は全然違うのかも知れない。
 
日曜日のブログは早朝東京⇒熊本・間の移動の為、夜に成る予定。
 
 

2013年10月17日木曜日

Three chicks of Crested Kingfisher playing on a rock. 巣立ったヤマセミの幼鳥が3羽岩の上で遊んでいた様子。

 May of this year, I had good chance to take photos of Crested Kingfisher's three chicks at rock of Kumagawa river at Hitoyoshi. They were playing each other on a rock.

 今年の5月に人吉で観察したヤマセミの幼鳥たち。アップの画像や親から餌を貰うシーンなどはGALLERYのコーナーで既報の通りだが、3羽の幼鳥(時には4羽)がお互い遊びあうシーンはアップしていなかったが、探し出したのでご紹介したい。撮影したのは右岸からで対岸までは100m以上有り、画像が多少不鮮明であるのはお許し願いたい。

 昨日のキクイタダキとは全然違う撮影条件だが手持ちの限界だと思われる。来年はじっくりと陣地を取ってブラインドでカモフラージュし、じっくりと観察したいと思う。
 基本的には巣立ったヤマセミの幼鳥はしばらくは固まって行動する。今年の場合は一つの大きな岩がそのベースに成っていた。

 
 
 
 
 親が餌を運んでくるときには必ず巣立った4羽がこの岩に集合していた。日が経つにつれ、少しづつ大胆な冒険小旅行に出る幼鳥だが、小旅行と言っても50m程のフライトで、対岸の右岸まではなかなか来てくれない。巣立って3週間ほどしてやっと対岸まで遠征する感じだった。
 

2013年10月16日水曜日

Goldcrest will coming soon to Kumagawa river area. 間もなく球磨川流域にもキクイタダキが飛来する頃だ。

 January of this year I took some pictures of Goldcrest at Kumagawariver bank of Hitoyosi city. I saw this wild bird at Miyajima of Hiroshima Pref., Adachi-yama of Kitakyushu city, Minami-aso of Kumamoto Pref. and this time.

 キクイタダキは2度目の掲載に成るが、前回の南阿蘇の画像を収録した1か月後に人吉市内の球磨川土手で正面からの画像を撮れたので今回はそれを掲載する事にした。基本的には針葉樹や紅葉などに飛来するキクイタダキなのだが、今回は南都普通の家の庭木の様な場所に集まって来ていた。

 最初はエナガ、シジュウカラ、ビンズイなどと混成群を作って球磨川土手のタチヤナギなどの枯れ枝を移動していたが、突然2羽だけ土手を上がって民家の庭木に移動してくれたので撮影がしやすかった。意外に近くに寄っても逃げずに遊んでくれたので良いショットを撮れたようだ。

 
Good front face with gold crest.
こういった正面からのキクイタダキはなかなか撮れない。お見合いをしてしまった。
 
This is the Goldcrest.
盛んにこちらを気にはするが警戒はしていない模様。
 
逆に興味を持ったのだろうか、何度も良い顔を見せてくれた。
 
Jumping Goldcrest.
自由自在に灌木の間を出たり入ったりしていた、時刻は夕方4時過ぎ。
 
こうやって観ると日本でも一番小さな野鳥でありながらなかなか良い顔だ。
 
 

2013年10月15日火曜日

Another photographs of Crested Kingfisher at acrobatic bait in its mouth again. 再び危なっかしい曲芸的な餌の咥え方をするヤマセミ画像

 Yesterday's photo was taken by Dr.Tsuji who living in Hitoyosi City. Yesterday after wrote this blog, I remembered similar image which myself photographed. But I think Dr.Tsuji's photo caught a more unusual scene.

 今日の画像は、まず昨日の辻先生の画像に似たような場面の咥え方をしているヤマセミの画像を思い出したのでご紹介するが、やはり昨日の辻先生の画像の方が遥かに際どい咥え方をしているのが見てとれる。

 同時に、採餌の際に勢い余ったのか、ほんの少し狙いが狂ったのか、餌を突き刺してしまったまま巣に運ぼうとする画像をご紹介。尻尾ギリギリを咥えるという曲芸の頻度がどのくらいなのか判らないが、今日の画像のように餌を突き刺してしまったケースは意外に数多く撮影できている。

 一度などは突き刺した餌が抜け落ちるのを防ごうと、餌がくちばしに突き刺さったまま上空に急上昇はしたものの、やはり抜け落ちてしまって水中に落とし、その場で茫然とホバリングしている場面を撮影したことが在った。2011年に自費出版した私の最初のヤマセミ写真集に詳細が載っている。もうこの写真集は在庫が無いので、今はYAMASEMI WEBのGALLARYでチラ見をして頂くしか方法が無い。しかしリクエストも有るので近々このサイトのREPORTで全頁を掲載する事も考え中。

Crested kingfisher which flies hold in his mouth with the tail of the fish
ちょうど辻先生と似たような角度で撮影した画像だが、昨日の画像よりは安定している個所を咥えている。
 
Same as above shot.
上のカットの2コマ前の画像だが餌がまだ生きて暴れているのが見て取れる。
 
Another scene of fly with fish sticking on his mouth.
別の場面で、餌を突き刺したまま巣に運ぶシーンの最初の部分。
 
Same scene as above shot.
クチバシが餌の魚を突き刺してしまっているのがお判りだろうか。
 
Same scene as above shot.
餌を突き刺したまま球磨川本流の中洲の方向へ斜めに飛びぬけて行くヤマセミ。