2017年1月4日水曜日

チョウゲンボウの採餌成功! Kestrel made hunting successful.

 昨年の年末、チョウゲンボウのチェイスをアップしたところ、多くの反響を頂いた。自然界の驚異に出遭えた幸運もあるが、勘で追ってシャッターを切ったフレームに、追う方と追われる双方が写っていたのもラッキーだった。

 今日の画像は、タゲリを撮影して居たら、横をスーッと低空で飛ぶものが見えたので、良く確かめずに連写したら、チョウゲンボウが狩りから帰ってきたところだった。

 ツグミほどの大きさの獲物をしっかりと抱いて、雑木林の木立に持って行くところだった。タゲリたちは全然鳴きもせず、じーっとしていた。チョウゲンボウとタゲリの大きさはほぼ同じなので、自分たちは襲われまいと高をくくっていたのか、逆に固まってしまっていたのか・・・。

 

何かを持っているのはこの段階でやっとわかった。




獲物を下す段階でやっと腹が白い野鳥だと判別できた。詳しくは判らない。






 

2017年1月3日火曜日

人吉城址で遊ぶヤマセミ! Crested kingfisher which plays in the Hitoyoshi ruined castle!

 正月三が日が過ぎ、東京へ向かう交通機関、高速道路がマヒ状態だという。判っていてもこうなるのだな。年次有給休暇をこういう時に使用して時差帰京とかしないのだろうか?

 どうも日本人はまだまだ会社ベースで働き、動くのだろう。海外の人々からはこの辺りがなかなか理解できないようだ。ヨーロッパやアメリカにこういう帰省ラッシュって在るのだろうか?

 三が日に頑張って200カットのヤマセミ画像を新しい写真集用に調整整理した。大自然の山奥深くで生息しているはずのヤマセミが、ビルや橋や車をバックに飛んでいる画像が多い。人吉城址のなまこ壁や屋根瓦の上で見せるパフォーマンスも豊富に載せるので、野鳥の写真集としてはちょっと異質かもしれない。

 2010年から足掛け7年間撮り貯めた色々な場所での、色々な姿を載せる予定。繰り返すが市の鳥にヤマセミを加える事になった人吉市の皆さんにまずは配布。小中学校の図書館に寄贈など無償配布し、販売はしない。

 





今日も夕方野川沿いを走ったが、昨日程のランナーはいなかった。夕陽が綺麗で久しぶりに雲が少しあったので絵になったようだ。三日月の横にぽちっと白い点が見えるが火星だそうだ。


上の3枚は全てCanonのコンデジで撮影。カメラの発達は凄いの一言!


2017年1月2日月曜日

団塊世代が視たこの年末年始事情! This is a report of year-end and New Year holidays by baby-boomers.

 紅白歌合戦をまともに観なくなって30年以上が経つ。どんなに球が出ていても15分以上パチンコ屋の椅子に座っていられない程飽きっぽい性格の筆者には、所詮紅白歌合戦のようなメリハリのない番組は向いていない。
紅白歌合戦は10年以上前に既に行き詰っているのだが・・・。

 その紅白歌合戦がさらに今回はダラダラしていたらしい。ダラダラするのはあのパフィ―が出ているからかと思ったらそうでもないらしい。

 E・L・OのDon't bring me downをベースにした「アジアの純真」でデビューし、そのダラダラしたステージで人気を得たPUFFY。団塊世代のオッサンに受けた。初期のシングルCD、筆者のコレクションから。

 団塊世代は良くこう言うらしい、「出ている歌手を知らない、歌っている歌を知らない…だから観ない。」

 勿論筆者もその仲間だ。大体何で「とと姉ちゃん」の女優が司会をやっているのかと思ったら、似ているけれど違う人だという。有村架純と高畑充希の違いなど判れという方が無理!20年以上芸能界に君臨してきたハモれない5人組スマップですら名前と顔が判別できるようになったのはデビュー後6年経った頃だ。

 団塊世代はこう思う。ファン投票の人気など虚像だ!歌合戦というならラジオの時代の紅白に戻せ!歌のうまいヘタ、曲の良し悪しで比べるべきだと思う。演出や歌手の衣装で競うなど本末転倒だ。
ラジオ放送時代の紅白歌合戦、NHKのサイトから

 視聴者の投票など単なる好き嫌いの人気投票だろう?此処10年はハモれもしない男性グループや学芸会レベルの48人組高校女子合唱団ばかり。一人で歌を聴かせられる男性歌手は氷川きよしくらいで、ほぼもう絶滅したと言って良い。

 3年前の美輪明宏を想い出してごらん、彼(彼女?)一人で全出場歌手に下を向かせてしまったではないか?残念ながら本当の音楽の判るディレクターなりプロデューサーなりはNHKには居ないのだな。番組の視聴率など競う前に「本物・本質」を茶の間に提供すべきだろうNHKは。

 高い受信契約料を払っている理由は、高い視聴率を求めているのではなく高度な本物の芸能・芸術を求めているからだろう?何か勘違いしてやしないだろうか。

 日本人ほどTVの情報に振り回され、自分の考え・意思を持てない人種はいないという。箱根駅伝の今日、いつも筆者が走っている武蔵野・野川のジョギングコースは普段の倍のランナーが走っている。駅伝のTV中継を見て、その気になった方々だろう。普段見慣れない顔ばかりだ。たった一人で走っているのに、なんとタスキを掛けている人もいる。ジョギングまでコスプレか?

 このままで、日本人は大丈夫だろうか?団塊世代もうるさい爺になった様だ。

 今日も終日新しいヤマセミ写真集用の画像選択とトリミングに精を出した。その中からいくつかをご紹介。あくまで候補だから、写真集には掲載しないかもしれないが・・・。

 まず年明け最初のヤマセミは取って置きの仲良しつがいの画像から。





此のつがいのように、今年も大きく羽ばたけると良いが・・・。


2017年1月1日日曜日

今年もYAMASEMI WEB BLOG宜しくお願いいたします。Happy New Year2017,Also please take care of YAMASEMI WEB BLOG this year!

 謹賀新年、この四文字を見るといつも年の瀬から新年独特の空気感、精神的高揚を覚えるのは筆者だけではないだろうと思う。小さい時は、お年玉で何を買おうか暮れのクリスマスの頃から毎晩頭に描きながら寝たものだ。

 それがいつの間にか、一家団欒テレビの前で紅白歌合戦~ゆく年くる年~年越しそば・・・という小・中学生時代になる。大学時代は大晦日、西横浜の酒屋のバイトで配達先で紅白・南沙織をチラ見して、年越しは家路の終夜運転の国鉄列車内だった。

 社会人になって、人気アパレルVAN JACKET INC.の社員となりアイスホッケー部員時代はいつも年越し・正月は軽井沢で合宿。
 ウインドサーフィンに明け暮れた広告代理店時代はウインドサーフィン道具を積んだ車で真夜中第3京浜をひた走り、葉山森戸神社まで行って初詣。そのままウエットスーツに着替えて新春の海で真っ白い富士山を見ながら初乗り!

 色々な時代、それぞれの年越しスタイルを経験してきた「団塊の世代」。しかしここ数年は、年賀状制作、ブログの更新、FB投稿、その年の野鳥・その他の撮影画像整理などでデスクワークが多い。TVはほとんど観る事も無くなった。

 しかし、昨夜年越し後NHKのTVでさだまさしのハガキを読み上げるTVジョッキーのような番組をやっていた。その投稿にこんなのが・・・。街中でおばさんたちが井戸端会議中!「あのさ、何たっけ?ほら、アニメでさ流行ったの・・・。題名が出てこない・・・。」「そーね、あったね流行ったの、なんだっけ?」「…アッ、思い出した『名を名乗れ!』」 君の名は。・・・がおばさんたちの記憶の中では「名を名乗れ」になってしまうというユルイ平成29年!どんな年になるだろう。

 新春早々また話が横道へ・・・・。

 このブログも、始めて3年半が経過した。お陰様で累積アクセス・ページビューも25万回に迫ろうとしている。野鳥の種類によっては海外からのアクセスが集中する事もあり、時には日本国内より海外からのアクセス数の方がはるかに多い時期もあるという面白い現象が起きている。
海外からのアクセス合計が日本国内を上回る事も・・・。バルト3国のリトアニアがいきなり多いので驚いたが、アカショウビンの時に増えた様だ。リトアニアは教育程度も高く、リトアニア系の著名人を上げると驚く。ボブ・ディラン、ブライアン・エプスタイン(ビートルズのマネージャー)、ボビー・ビントン、チャールズ・ブロンソン、イスラエルのネタニヤフ首相、同じくシャロン元首相などなど。
ハイイロチュウヒや猛禽類をアップした際はロシアが極端に多い。

これは、タイトルに必ず短くても英語で併記する事と、TwitterとFacebookでもブログ更新の告知をURLを入れて投稿することでアクセス数が増えた事が良く判る。このアドバイスをしてくれたのはパソコンの我が師、プラスエールというデジタル・デザインオフィスの染谷氏。2年前彼の指摘通りSNSの拡散効果は今後急速に大きくなるとの指摘通りだった。お陰様で我がブログは海外の優秀Blog表彰にノミネートされた。感謝感謝だ。

 タイトルに1行の英語があるだけで、中身は判るし画像も野鳥だらけなので、ちょうど日本人が英語版のナショナル ジオグラフィックを読むようなものなのだろう。狙いは説明・解説ではなくエキゾチック東洋の日本という国の野鳥の面白い生態画像なのだろうと思う。

 この辺りは、今日元旦の読売新聞にSNSの効用記事が出ている。シリーズらしいので今後も注視しよう。
2017年元旦の読売新聞記事から・・。

 そういう事で今年の筆者の年賀状は、昨年念願適ってやっと生で対峙できたアカショウビン画像で制作。FBその他メールで新年あいさつをかわす知人友人以外にのみ発送した。広告代理店退職後の方が年賀状が増えるというのも予想だにしなかった事だが、団塊世代は面白い時代を生きているものだと思わざるを得ない。
静止画以外、雛の巣立ち状況を動画で収録できたが、観察研究レポート用なので一般公開は数年後を予定している。珍しいなど興味本位の収録ではないし、勿論繁殖に関して影響はまったくない。
 しかし、相変わらず単に自分に出来ない事をされたという妬み恨みから、実情も理解せずやたら非難する偏屈な野鳥団体メンバーもいる事なので、残念だが公開は控えよう。今年自主出版予定の「人吉市の山翡翠」に一部掲載予定しているが、この写真集自体ヤマセミが新たに市の鳥の指定に加わった人吉市での無償配布と一部協力者のみへの配布を予定している。

…という事で、今年のブログ第1弾元旦バージョンは縁起の良いツルから!

鳥インフルが気になるが、両側二羽がマナヅル、中二羽がナベヅル

マナヅルの飛翔

ナベヅルの飛翔

マナヅルと並走するオオハクチョウの幼鳥、こういう事もたまにはあるらしい。足の長さがまるで違う所が面白い。

マナヅル、ナベヅルの大群!余程の事が無いとこういう一斉飛翔には出遭えない。

 おしまいに、今年も是非このブログを宜しくお願いすると同時に、どんどんリクエストを送って頂けるよう伏してお願いする次第だ。リクエストなり問い合わせは本体WEBサイトのCONTACT US http://yamasemi.org/contact_us.html から是非宜しく。





2016年12月31日土曜日

団塊世代は電通の一件をどう視るか・・。How does the Baby boomer see an affair of Dentsu; ・・.?

 電通社員の自殺が大きなニュースになっている。今までも似たような事は幾つも在ったのだろうが、今回ほど大きくメディアが取り上げたことは無かった。 自分も永年25年以上大手広告代理店勤務だったので他人ごとではなかった。 当然何故だろう?という疑問が生じたので、自分なりにいろいろ調べてみた。その結果いくつかの推察が生まれた。

 あくまでこれは筆者個人の勝手な考えであり、思い込みの部分もあるので、多くの皆さん方とは異なって当然だ。一方で逆に筆者と似たような思いを持たれる方も居よう。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000002-mai-soci

 まず、亡くなった女性社員の母親の悲しみが尋常ではなく余程悔しかったのだろう。同時に非常に頭の良い方で、この件を闇に葬らずメディアへどのように訴え、二度とこういう悲劇を繰り返させないようにすべきかを考えた事。たぶん電通から、裏でそうはさせじと抑え込もうとする圧力も当然在った様な気がする。其れにも屈せず主張するには援軍が必須だ。その援軍が敏腕弁護士なのだろうと思う。

 娘の手記を掲げ、最近のSNSメディアなどの拡散力を信じ、アピールになったのだろうと推察する。SNSが騒げば既存メディアも騒ぐのが昨今のメディア事情だ。
 広告代理店ではないが、我が娘もアパレル系会社における同僚社員の意地の悪い無理強い・酷い扱いで「鬱」になり、既に7年ほど経過している。横で観ていても一進一退で不眠の悩みが続いていて、出勤したりしなかったりで日々を過ごしている。元々レディス系のアパレル企業は電通どころではないブラック企業が多い。特に労働時間の長さ、有給休暇・代休の不消化においては昔から有名だ。これも自分が広告業界に入る前アパレルの販促部門に居たのでよく知っている。

 我が娘は苦労しながらも努力し、それなりの病院にも通っている。筆者も親として「鬱」経験者の医師による体験本など30冊ほど読み、本人にも何かの参考にと読ませているが、効果の程ははかばかしくない。

 我が娘はさておき、筆者も電通に肩を並べる大手広告代理店で25年間過ごした人間だ。自分の周りにも同僚で社屋の屋上から投身自殺してしまったウインドサーフィン仲間がいた。マウイの海でも一緒にセーリングした仲だから、普通の人よりは本人に近かったと言って良い。

 彼が、プレゼン前日、直上司に最後の詰めの部分できつく指導され・・・と言えば聞こえが良いが、相当根詰めて準備して疲れのピークに在った本番前日、気遣いの無い直上司・先輩の心無い追い詰めに切れて衝動的に逝ってしまったのだと察する。いわばパンパンに膨らんだ風船に針の一刺しをしてしまったのだろう、その上司は。
 
 翌朝落下した下層階の屋根の上で亡くなっている本人が発見された。未だメディアに情報が載る前に、都内のウインドサーフショップの良く知ったオーナーから会社のデスクに居る筆者に直接電話が入った。勿論携帯電話の前の時代だから会社の番号にだ。「今、横に奥さんが来ているんだ、昨夜彼から電話があったという・・・」奥さんに直接事情は聴いたが、ひっちゃきになって奥さんを探している社には奥さんの希望もあり教えなかった。

 その内容は詳しく聴いたし、原因ははっきりしている。しかし、臨時の局会が開かれ何か原因になる事を知っている者は・・・。と問いかけられたが誰も知らなかったし、第一当事者の上司自身が状況説明をしなかったのだろう。
 筆者が亡くなった本人と仲良かった事を聴きつけたのか、当時上の方の人間から「原因に心当たりは無いか?女性問題とか、借金問題とか・・・。」

 さすがにむっとしてこう答えた「会社に不満が無くて、会社に原因が無くてわざわざ会社で死にますか?会社以外に原因を求めても無駄ですよ!」

 会社という組織は何処も似たり寄ったりだ。何かまずい事が起きた場合、会社には関係ないと常に隠そう・逃げようとする。今回はそうはさせじと頑張った母親と、日頃電通の横暴に悔しい思いをして来たメディアの最前線が一斉に意趣返しのような状況に陥ったのだろうと推察する。メディア各社も一社で反抗すれば干されるが、「赤信号、皆で渡れば怖くない」の例え通り一斉に叩きに回ったとしか思えない。同時に国も何らかの形でそれに加担した可能性もあると思う。そうで無ければ社員一人の自殺で社長の首など飛ぶものか。今までそんなことは一度もなかった。だから今回は明らかに異例の措置だ。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122700811&g=soc

 このようにこういう悲劇が起こってしまう原因は会社のシステムや習慣、長時間労働を余儀なくされる業界の性質に在るのではなく、直接その本人に接する上司や同僚の人間性、物言い、相手に合わせた指示・指導を出来ない上司に原因がある事の方がはるかに多いと思う。実はこの手は思いのほか多い、これは経験値からだ。

 広告代理店は昔の工場のようなタイムカードで出退勤を管理されているのではない。自分の経験から言えば我がセクションでは昼前に出社している社員などあまり居なかった。管理部門やルーティン・デスクワークの部署は別だ。そういう職種は別に広告代理店でなくてもどの会社でも一緒だ。逆に言えば何処でもつぶしが効く。

 しかしモノづくりや、プロデュースする職種は現場がある。現場打ち合わせや土日・連休が本番等と言うのはごく当たり前のことだ。勤務時間など在って無いに等しい。長時間労働などと言っても職種によって全然意味がない場合もある事をメディアも知らない訳では無かろう。それを知っていて今電通を叩きまわるメディアはこの後電通からどういうしっぺ返しを食らうか、少し興味がある。

 電通が常に業界トップ、それに追いつき追い越せで、第2位以下の企業も似た様な働き方をしているのが広告業界だ。「鬼」の何とかなどは筆者のいた会社には無かったが、頭が空っぽで威勢だけが良い、俺が俺が・・・と云った出世願望型の「役付き心待ち」の人間は意外に多かった。

http://blackcorpaward.blogspot.jp/

 電通がブラック企業大賞を貰ったのを横目で見て、まさか「電通がブラック企業大賞を貰ったのだから、追いかける我が社はダークグレー企業大賞くらい貰わないでも良いのか?」等本気で言う馬鹿が居そうな気がする。


 

2016年12月30日金曜日

団塊世代が己の歳を感ずるとき! When baby boomers feel themselves's age!

 団塊世代のど真ん中の筆者は、12月に誕生日を迎えて68歳になった。1948年、昭和23年の生まれだ。生まれてから就職するまでの半生は「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」、つまりこのブログのちょうど今から3年前、2013年12月28日の開始から拾って読んで頂ければ良く判ろう。
 
団塊世代のヤマセミ狂い外伝#1
 http://yamasemiweb.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html

 ちょうど丸2年経った年の瀬、明日で大晦日という今日読売新聞に今年逝った著名人の一覧が出ている。自分の40歳くらいの時にはあまり気にしなかった事だが、特に今年は自分が色々今までに直接影響を受けた方々が亡くなっているので非常に気になった。

 団塊世代の方々であれば、ほぼ同じような感じを持たれるのではないだろうかと、今日はそれを取り上げてみた。出典は読売新聞全国版の朝刊だ。
 
 まずは、何と言っても一番影響を受けたのが大橋巨泉さんと永六輔さんだろう。筆者が九州の熊本県八代市から、中学校2年生になる春、単身上京し、世田谷の叔母の家に下宿したのが1962年だった。世田谷区でも東玉川と言って大田区に非常に近いエリアなので、当時のAMラジオ放送はラジオ関東(現ラジオニッポン)が一番大きく入った。

 此のラジオ関東で、毎日夜10時25分から10分間の帯番組に「きのうの続き」というのが在った。「今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日、提供は参天製薬、声とアイディアは前田武彦・永六輔・大橋巨泉、それにあたくし富田恵子」今でもスラスラ言えるこのフレーズ。マエタケ、キョセンはご存じのとおりその後TVのゲバゲバ90分で顔もお馴染みになる。永さんは「男のおばさん」として世相を切る、のど飴のCMでも有名だ。

 富田恵子というのは、その当時は知らなかったが、あの60年代初期のTV番組「光子の窓」の草笛光子の実の妹だ。声がそっくり!草笛光子は今年のNHK大河ドラマ「真田丸」の真田の婆様役で人気だったからご存じだろう?
当時の新聞のラジオ欄ラジオ関東は一番右 Google画像より

 こうやって、中学校時代トランジスタ・ラジオから流れるラジオ関東の番組を聴きながら、高校受験をした団塊世代にとって重要な著名人が今年亡くなったのだ。「きのうの続き」の後は、京浜急行提供のミュージックトレイン、川崎蒲田ミスタウン提供の番組などが続いた。深夜11時25分頃からはケン田島・森純子のポートジョッキーが、港の船の汽笛の音と一緒にビリ―ヴォ―ン管弦楽団の「アマング・マイ・スーベニール」で始まった。~1977年4月1日終了

 当時のラジオ関東の貴重な録音

 こうして一世を風靡というか、我々団塊の世代に多大な影響を与えてくれた個性の強い方々が亡くなっていくのは本当に寂しいものだ。
 三笠宮崇仁親王殿下も亡くなってしまった。あの髭の殿下寛仁親王殿下の父上で、「おおでんか」と呼ばれていた方だ。軽井沢のテニスコートで2度ほどお目に掛かり、「あまりお得意では無いようだね?」と言われてしまった経験がある。今となっては懐かしい。

 大体昔を懐かしがり始めたら、歳をとった証拠だという。しかし68歳にもなって昔を懐かしがらない方がどうかしている。どうせクラス会だって、団塊世代のそれは記憶力の凄さ、記憶の正しさ間違いを指摘し合う勝った負けたの戦いだろう?

 この一覧表を見て、自分にとっての影響を与えてくれた方々を偲ぶが良い。正月を迎える前に、今一度年の瀬のけじめを付けるのも悪く無かろうと思う。

 デビッド・ボウイの存在は自分の音楽シーンの中では端の方だが、印象が無い訳では無い。むしろサー・ジョージ・マーチンの方がはるかに影響を受けている。勿論ビートルズを介しての部分もあるが、映画{マージー河のフェリーボート(日本未公開)」のテーマソング「All Quiet on The Mersey Front」の作曲・演奏(ジョージ・マーチン管弦楽団)は、たぶん自分が聴いた洋楽の曲では一番回数多く繰り返し聴いている。ビートルズ以上だと思う。

 オランダ・サッカーのヨハン・クライフは同い年というのもあって尊敬したプレーヤーだった。秋山ちえ子さんは1969年から今も通い続けている三鷹の床屋さんでいつもラジオから品の良い世相解説を聴きながら「一般常識」というものをいろいろ学んだものだ。

 大平透氏は勿論あのTV番組「スーパーマン」の声優だ。戸川昌子氏は平凡パンチに何度出てきたろう?冨田勲氏もシンセサイザーで「禿山の一夜」や「火の鳥」で全く新しいジャンルを知った。同い年で、お互い祖母の関係(共立女子学園関連)で小学校時代2度ほど音羽御殿で一緒に3時のおやつを食べた鳩山邦夫氏は特に残念だ。

 ザ・ピーナッツの伊藤ユミ、モハメッド・アリ、千代の富士、平幹二郎(三匹の侍)、小川宏、ジョン・グレン(宇宙飛行士)などは全てテレビ文化の中で団塊世代が青春時代脳裏に刻まれ、強く印象に残っている人々だろうと思う。

 今年もあと24時間とちょっとだ、60歳代にあと何ができるか?何を残せるか、70歳になるまで1年を切った団塊世代も居よう、いよいよ好きな事を出来る残り時間はすぐそこまで迫ってきている。


2016年12月29日木曜日

奥日光のアカゲラ再び。 Great Spotted Woodpecker of Oku-Nikko again.

 年に何度見かけるだろう、アカゲラ。我が家の隣の大学構内にもいるこの鮮やかなキツツキ。
 以前にもこのブログで2度ほど紹介したが、まだ野鳥に関して何の興味も持っていなかった10年程前の話。北九州小倉の小学校時代クラスメート才女にクラス会か何かの折「キツツキが・・・」と言った言葉尻を捉えられて、「シンジョー君!キツツキという鳥はいないのよっ!アカゲラとかアオゲラとか・・そういうのはいるけれど」と皆の前で指摘され笑われたことが有った。

 野鳥好きを自満する津田塾大出の秀才だけに、そうかと納得しかけたが、その勝ち誇ったような得意面にムカムカと対抗心が芽生え、何とか一泡ふかしてやりたいと考えた。
 相手は天下の津田塾出の才媛でBeatlesの単行本(アビーロード・ビートルズ最後の伝説=JICC出版局)を翻訳する程のプロ英語の達人だ。英語を多用する今なら現場においての実用会話では筆者も引けを取るとも思えないが、当時の英語力ではきっと敵わなかっただろう。

 でも、窮すれば通ずの例え通り良い案が浮かんだのだ。そうして相手の眼を見据えてこう返した、「あのさ、じゃあ英語で言うWoodpecker、ウッドペッカーって端午があるけれど、貴女はどう訳すの?単純にキツツキってんじゃないの?それじゃおかしいんだよね?」これで、その場は逆転勝利で終わった。

 この事が常にそれ以降アカゲラだのコゲラだのを見る度に想い出される。数が少ない留鳥だけに眼にするのは非常に嬉しい鳥だ。ましてや同時に二羽フレームにとらえられるのも滅多に無い事なので、奥日光はそういう意味からすると非常に貴重な良いアカゲラ撮影ポイントかも知れない。





木の葉の茂る夏場にはまずこういった画像は望むべくもない。葉の落ちた今時期だからこその画像と思って良い。