2021年4月20日火曜日

住宅街上空でカラスにモビングされるオオタカの若鳥に遭遇。 Encountered the young goshawk menaced by the crows over a residential area.

  高齢者へのワクチン接種が始まりましたと胸を張った菅総理と厚労省、この1週間で3600万人に対して接種完了したのはなんと千人台、0.1%にも満たない雀の涙だ。これで役目・責任を果たしているような顔をされては面白い限り。

 接種開始を「良いニュース」として一斉に報道しているが、前にも投稿した通り~を始めました…という期待情報ばかり流して、その結果がどうなったのかを流さないメディア・マスコミ。3222222

 実際は高齢者だけも接種完了が来年になってしまうなどの報道もあり、まだまだ予断は許されない状況だ。接種完了した、だから少しは安心して良い・・とのニュースこそ大きく取り上げて欲しい。これは幾度でも言う。


 今日の野鳥ブログはオオタカ、其れも三鷹上空の若鳥だ。

 以前から三鷹にはオオタカが2~3羽いるとこのブログでもご紹介してきた通り。これを撮影した昨日は野川の帰りに住宅街上空で二羽のカラスにモビング(=威嚇・疑似攻撃)されているのに遭遇。幸運にもこれを撮影出来たのだ。

 こういったカラスによるモビングはオオタカのみならずノスリに対しても行われる。熊本県の球磨川上空ではミサゴへの攻撃も収録したことがあった。勿論明治神宮上空でもよく見られるシーンだが、高度が違う。今回の三鷹の住宅街の方が高度が低かった。

 完全なオオタカの成鳥であれば、具体的にカラスへの反撃は滅多に行わないが、若鳥の場合馬鹿さにされたと切れるのが早いかもしれない、人間と同じだ。

昨年から幾度か目にしている若鳥の様だ。


光の加減か、非常に綺麗に見えた。

カラスが執拗に絡んで飛んでいた。この図で見ると喉の素嚢(そのう)が異様に膨らんでいるので、採餌・食事直後であろうと思われる。

その都度旋回して攻撃をかわしていた。

しかし、切れたのか突然若鳥がカラスへ向かって接近!


ビビったカラスが反転してかわしていた。

その後、今度は二羽で絡み始めたが、ある瞬間サーっと離れていった。理由は判らない。

それからは悠々と旋回して野川の方へ去って行った。しかし猛禽類はいつ見てもカッコいい!