2021年4月4日日曜日

IOCの横暴、コロナ自粛を呼びかける一方で聖火リレーを強行する政府!へ 喝!  The government that forces the torch relay while calling for the IOC's domineering and refraining from corona! Crazy!

  ここへ来て、コロナ第4波の感染拡大が予想より早く始まった。既にニュースでご存じだろうと思うが、大阪を中心とした関西地区は非常事態宣言を他より早く解除したため、リバウンドのスピードも相当に早い。東京中心の関東も遅かれ早かれもうすぐそうなろう。昨日のこのブログ通りだ。

 特に20歳代の感染拡大が顕著だという事は西日本も東日本も同じと聞く。若者はSNSで情報拡散が非常に早いので、宴会や夜遅くまでの飲み会を政治家や官僚、其れも新型コロナ対策の先頭に立つはずの厚労省の役人が行っているを知って、もうプッツンしたに違いない。

 昨日も東京・明治神宮へ探鳥に入ったが、JR原宿駅、朝の9時前はそうでもなかったのに、昼前仲間と集合して午後2時ころ解散した時点での原宿駅の混雑は半端ではなかった。

駅構内では駅員さんが体を張り、声を枯らして必死に片側通行を誘導していた。

改札を出た所では、待ち合わせの人と乗降客が混然として空気がよどんでいた。

駅を一歩出た交差点付近の人出。渋谷のスクランブル交差点以上かもしれない。

 もう、街中こんなのばっかり。「新型コロナって何だっけ?」状態。これすべて自粛マナー、ルールを守らない厚労省始め多くの官僚、政府役人たちの「国を動かしているのは俺たちだ・・」という特権階級意識による行動のせい。危機意識の無さ・皆で破れば怖くないなどの掟破りが原因ではないのか?

 「政治家・官僚が好き勝手やっているのに俺たちには自粛しろ・・・とは面白いよ!」‥とばかり若者たちは全然自粛などする気はないようだ。事実、責任の半分以上は政府と厚労省などの官僚たちにあるだろう。

 そんな中、NHKニュースキャスターの有馬さんが菅総理の怒りを買って辞めさせられた。また武田真一キャスターが妖怪二階幹事長の怒りを買ってこれも辞めさせられたという。

最終日、アクリルのつい立てをはさんで挨拶をするメンバー。

 ニュース ウオッチ 9最終出演日のお別れ挨拶での有馬キャスター。残念至極。かっての上から目線の大越キャスターと違って、非常に親近感を覚えたのは筆者だけだろうか?

クローズアップ現代+の武田真一キャスターも熊本県出身で非常に親近感があった。

 こういったメディアのキャスターやアナウンサーが政治家をインタビューして怒りを買ったり、ムカつかれて権力をかさに職を追われるというのは異常事態だと思わざるを得ない。

https://bunshun.jp/articles/-/43386

 この国の政治家たちの肝も人物も昔に比べ相当小さくなったのだろう、メディア拡散を恐れているのか、その権力行使の横暴さにそろそろ国民が目覚め始めている様だ。

 あれだけ末期には叩かれた安倍晋三ですらこういうことはしなかった。すればどういうしっぺ返しが来るか長い首相赴任期間で嫌というほど学んだんだろう。そういう意味では菅首相はあまりに経験不足だし、性格的にも懐が浅く、我慢できない瞬間湯沸かし器なのだろう。やはり彼は首相の器ではなかったと皆から言われる所以だと思う。

 その菅首相ではないが、嫌われ物の無能集団=オリンピック組織委員会、不祥事続きをメディアに叩かれ、不味い事を暴露されメディアに文書で申し入れたという。一体アナタ方は何様だと思う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ab4705974ce3b97d4af282fe268d4d28d547e13

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ccd390066fc48659ea5e1c556ec8c7c6018f665

 電通主体の此のオリンピック運営スタッフ人件費の異常さにも驚くばかりだ。筆者も大手広告代理店で長野オリンピックをサポートしたり、万博をサポ―ト、運営したりしたがディレクターなど含めて日当30万円などと言う噴かした数値は見たことが無かった。

 決して羨ましいのではない。その半分以上は電通など広告代理店の利益、中間搾取するプロダクションなどの利益に化けるのだろう。イベント運営の世界、ちょっと信じられない世界に成って来た。


いずれもこの下部URLにある毎日新聞の記事より。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa7a4c9e8860c6b46f152a9989e3efcbdf419106

 

 それに大体において、今までは自民党の幹事長が政治に口出ししたり、首相のガードをしたりしなかった。自民党の幹事長は党内運営に関してのみ権力を発揮し、他党との駆け引き、党内人事や党の運営資金調達や選挙準備などをやってきたはずだ。

 剛腕田中角栄、小沢一郎に始まり石破茂、石原伸晃、谷垣禎一、それぞれ政治の表には出て来なかった。それが喋る言葉もままならない二階俊博幹事長はやたら政治に口を出し、菅総理の影がどんどん薄くなり支持率のダウンは目を覆うばかりだ。

 昔と違ってこういった腹の立つ情報の拡散スピードは異様に早くなっている。国民の好き嫌いは芸能人に限らず即結果が出るという意味では怖い時代に成ったと言えよう。

 同時に一般情報においても、裏を取らずスマホの画面に出た情報を鵜呑みして信じてしまう一般国民の反応が単純化し「一気飲み」ならぬ「一気世論化」し始めているのもこれらの傾向に拍車をっけているのだと思う。

 これは非常に危ない兆候と思うが如何だろう?咀嚼、吟味、判断せず、信号機が青に成ったから同然無意識に交差点を渡る・・・という状況だろう。信号が青でも一応右左を見て・・という事をしなくなっている様だ。