2020年5月23日土曜日

一軒の雨戸三面でムクドリ三つがいが繁殖しているのを発見! Discovered three pairs of starlings breeding on three place of blind pockets on one house!

 1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の非常事態宣言が月曜日25日にでも解除される可能性が出てきた。しかし、解除に成った段階でのいろいろな規制の緩め方において各県知事がバラバラの方策を独自発表している。東京都の小池知事は3ステップでの解除を慎重に進めるが、神奈川県の黒岩知事はパチンコ屋もカラオケ屋も接待付きの飲食も一斉に夜10時まで限定で解除するという。

 千葉・埼玉などは、通勤エリア・ベッドタウンという事で東京都民と一体だから、ほぼ足並みを揃えると言っているのに対し、神奈川の黒岩知事だけはまたクラスターが爆発的に発生するような解除方式で臨もうとしている。大きな二次感染に成るのではないかと団塊爺は危惧しているが如何だろう。東京に通勤して生計を立てている神奈川県民が山ほどいるのに、「神奈川の海へ来るな鎌倉へ来るんじゃない!」と声高に「排他アピール」したくせに、解除となると隣県・近県と足並みを揃えず協調をしようとしない。

 このあたり残念だが関西の大阪中心の連帯感の強さが際立ってしまった。解除後を注視してみたい。

 
 こうして協調性に欠ける知事もいる中で、野鳥の世界は秩序と協調性が非常に強い様だ。今朝の散歩で、何と一軒の民家の三か所ある雨戸すべてでムクドリが繁殖していることを発見!これには長い野鳥観察の経験上でも初めての事と驚いてしまった。

 昨年までは1か所の雨戸だったが、今年はいきなり3か所の雨戸にすべてムクドリが営巣。三つめは今朝干し草を運び込むムクドリを発見して判ったことだった。

 それぞれ繁殖の過程にそれぞれ時差があるので、今年は長いこと観察できそうだ。

最初に気が付いたのが、営巣している雨戸ではない右の雨戸から子のムクドリが飛び出してきた今朝のこの画像だった。

そのムクドリが電線に留まっているさなか、左の雨戸のいつもの個体が餌を運んできた。



電線にいた個体が目の前に降りてきて枯れ草をズリズリ引き出して咥え、また電線へ。

そうして真ん中の雨戸へ飛び降りて・・・。


しばらく様子をうかがって、戸袋の穴へ入っていった。

これで何と一軒の家の雨戸三面でムクドリが営巣という訳だ。初めて見た光景。一番早い左の雨戸はあと数日で巣立ちを迎えそうだ。



追ってまたレポートしてみたい。