2023年1月18日水曜日

ヤマセミの新写真集・候補画像の一部。その11.  交尾チャレンジ失敗!の巻、その3.Part of the new photograph collection and candidate images of the kingfisher. Part 11. Mating challenge failed! Volume 3.

  別に交尾失敗シーンを3回も続けるからって、ヤマセミの交尾はこんなに失敗ばかりか?と思わないで頂きたい。もちろん撮影したデータは成功したと思われる長い時間の交尾行動の画像の方がはるかに多い。動画も在る。

 ご心配なく。・・と言うより、人吉市界隈のほとんどのヤマセミが何らかの子宝に恵まれて毎年数羽の幼鳥を従えてスパルタ教育をしている場面に遭遇しているので、何処かの交尾でちゃんと受精はしている・・ご安心を!

 今日の交尾失敗シーンは人吉市内の球磨川中央部。2017年2月1日08:18の撮影。

 遠くに見える赤い橋は国道の橋。

オスが迫るが、メスがまだ交尾を受け入れる態勢になっていないのが判る。

交尾を受け入れる態勢とは、メスが尾羽を上げて頭を下げる態勢を言う。




もうこの段階でメスはずれ落ちている。




一旦は失敗して逃げたメスだが、この日はもう2回チャレンジしていた。しかし2月1日という早い時期の交尾行為はまだ練習段階。この2日後「交尾チャレンジ失敗その1」の場面になるのだが、やはり失敗している。


2023年1月17日火曜日

ヤマセミの新写真集・候補画像の一部。その10.  交尾チャレンジ失敗!の巻、その2.Part of the new photograph collection and candidate images of the kingfisher. Part 10. Mating challenge failed! Volume 2.

 ヤマセミを長年間近で観察していて、繁殖行為の中でも一番直接繁殖と関係のある「交尾」に関しての画像記録は相当数に及ぶ。もちろん交尾行為の成果に関しては成功か失敗かは正確には判らない。

 ただ、交尾と言われるように野鳥の授精に関してはその他の動物とは異なって、凸凹の器官が結合して行われるのではなく凹凹の器官同士(=総排泄口)同士が不安定に重なった瞬間に行われるため、交尾回数がいかに多くても、その成功率はかなり低いと思われる。

上がオス、下がメス、赤丸で囲った部分が総排泄口、脱糞もここから行われる。

 詳細は文献を参照されたい。 https://animaroll.jp/bird/bird-knowledge/1033086

 人吉市滞在・観察中に幾種かの野鳥の交尾を撮影収録しているが、ヤマセミの場合は相当短い時間であることが見て取れる。長かったのがブッポウソウ、トビで、カワセミはヤマセミよりは長い様だ。しかし筆者が観察できていないだけで、ヤマセミの長い時間交尾が決してあり得ないとは言えない。

 ヤマセミを観ている限り、同じ個体が1日に行う交尾行動は最大で5回だった。もちろん日の出から日没までそのつがいに付き添っていた訳ではないので、この何倍も行っているかもしれないし、幸運にもその5回が全てだったかもしれない。

 同じ個体かどうか疑わしいと思われる方もおられようが、ヤマセミをよく観察されている方は疑うまいと思う。ヤマセミの縄張り意識は動物中でも最強で、自分のテリトリーに他のつがいなり他の一羽が入り込んだだけで大騒ぎになり排除行動に移る。

 やみくもに、わざと他のヤマセミのテリトリーに侵入するヤマセミはまず居ないと言って良い。しかし良い餌場、魚のたまり場などがバッティングするケースもあるため、時としてその周辺で縄張り争いのバトルが展開される。

 これはヤマセミの幼鳥教育や、親離れの際のもみ合い・争いとは異なるので観察時に良く見極めねばならないが、少なくとも1㎞の範囲での交尾は同じ個体であると断言してかまわない。これは10年間の観察による結果に基づいている。

 2回目の交尾失敗バージョンの場所は球磨川本流。対岸のそそり立った崖の20m以上上部に掘られた巣穴が見える場所での川中の岩の上。日時は3月11日07:54。昨日のヤマセミつがいとは約5㎞離れた場所なので、違う個体、つがいと見て良い。







この日はこの場所で3回交尾を収録できた。

2023年1月16日月曜日

ヤマセミの新写真集・候補画像の一部。その9,  交尾チャレンジ失敗!の巻、その1.Part of the new photograph collection and candidate images of the kingfisher. Part 9, Mating challenge failed! Volume 1

  年明け初めてのヤマセミ新写真集・繁殖記録の交尾シーン、まずは失敗例その1から。

 球磨川の川の対岸からの撮影。相当遠いのだが生態をうまく撮れた様に思う。撮影日付けは2017年2月1日。場所は人吉市内球磨川堤防、右岸から左岸を撮影。

 この30分前にも右岸で交尾にチャレンジするも失敗。この頃は1日に数回以上交尾の練習をするようだ。

 この交尾チャレンジ中の堤防土手は普段人の往来、犬の散歩も頻繁にある所だがこの日は霧雨で人が居なかった。






こうして幾度も幾度も繰り返すため撮影自体のチャンスは結構あった。

2023年1月15日日曜日

観察しているとツグミの地上採餌が面白い! The Thrush foraging on the ground is interesting!

  いつもも川土手や芝生の上で胸を張ってそっくり返って偉そうなのがツグミ。姿勢が良いというか、誇り高いのかよくは判らないが、凛々しい野鳥ではあると思う。

 樹上の枝に留まった状態でのご紹介は三日前にしたが、今日は枯草・枯れ葉が積もりに積もった野川公園・自然観察園でのツグミの地上採餌の様子。

 行動そのものはシロハラとほぼ同じで、積もった枯れ葉を上空へ放り上げて葉に隠れていた木の実を露わにして採餌するのだが、そのアクションが大変面白い。

宙に浮いた数枚の枯れ葉がツグミの放り上げたもの


この正露丸の様な木の実を一体どれ程食べるのだろう?

自分が隠れるほど盛大に枯れ葉を放り上げる。




多い日にはこの枯草のエリアに数十羽のツグミが群れで採餌する。

2023年1月14日土曜日

東京の三鷹で三年ぶりにクイナに遭遇!越冬中? Encounter The Brown cheeked-rail for the first time in three years in Mitaka, Tokyo! now overwintering ?

  3年ぶりにクイナに遭遇した。

 半夜行性の野鳥なので、日没後にやっとノコノコ出てきた。曇天の日没後で非常に撮りにくい環境だった。もともと5年前くらいに朝方夕方に撮影はしていたものの、ここ2年は遠目にチラ見出来ただけだった。なかなか出逢い難い野鳥だと思う。

 とりあえず居る事が判った(3年前とは違う場所だった)ので、今後じっくりその生態を観察しようと思う。今回はその第一報としてご紹介。




忍び足っぽいスタイルが面白い。


周りにブッシュが無くて丸見えの際の移動は速い!

2023年1月13日金曜日

明治神宮でカワセミを色々な方法で撮る練習をした。 I practiced taking pictures of the kingfisher in various ways at pond of Meiji Jingu.

  カワセミを撮るというと、「あー、初心者ね?」と小バカにする御仁が居ると聞く。そういうご仁が一体どのようなカワセミ撮影をされているのか撮影画像を見せていただきたい。

 15年も前だったか、野川で初老のベテランらしき御仁が三名折り畳み椅子に座り、野川の中に人工のカワセミ止まり木を拵えて、ひたすら談笑しながらカワセミを待っているのに遭遇した。雰囲気的には八っつあん熊さんの釣りとあまり変わらない感じだった。

 こちらは3人組の対岸側をカワセミに限らず朝の野鳥を探して歩いていたのだが、そのご仁達に声を掛けられた。「そっちへ行っても居ないよ!」

 びっくりした。もうその3人組は望遠レンズを付けたカメラを持っていればカワセミを撮るに決まっていると決めつけているようだった。

 世の中にはこういう「野鳥が来るのを待つ」御仁も多い様だが、筆者のスタイルは全然違う。とにかく足で稼いでいくつかのポイントを記憶するのだ。季節、時間、天候などを考え東京近郊であればカワセミポイントは最低でも6か所はある。

 今日はそんな中の明治神宮内苑の南池。現在半分以上が凍っているのでカワセミの採餌ポイントは限られる。

 凍った池の上を飛び交うカワセミと超日陰で暗い隅の方で採餌する様子を追ってみた。

約70%以上が結氷中の南池、カワセミはその上をノンストップで飛翔する。

対岸ギリギリは結氷していないので

対岸を飛翔することが多い。

そうでない場合は・・。

いきなり手前の木々の裏側に来る、これが暗くてどうしようもないのだが・・。

結氷していない真下へダイブすることが多い。


調整しながら落下し

採餌ダイブ!


小さいながらも、見事に獲物をゲット!

こうしたカワセミの生態を動きのある姿で収録する訓練を続けたい。

2023年1月12日木曜日

三鷹の野川自然観察園にはツグミが一杯、約100羽。 Nogawa Nature Observation Garden in Mitaka is filled with about 100 thrushes.

  ツグミと言う野鳥はれっきとした冬鳥だ。今の時期ヒヨドリなどと一緒にいるが、一部留鳥、ほとんどが標鳥(国内移動のみ)のヒヨドリとは異なって、海外から渡ってくる。

 このツグミ、いろいろな面でメディアに登場している。団塊世代の方にしか分からないかも知れないが、1960年代前半、米国TVドラマ0011ナポレオン ソロという番組があった。ロバート・ボーンとデビッド・マッカラムが共演した国際諜報員組織UNCLEのメンバーで悪人組織と戦う筋書きだった。この悪人組織の名前がスラッシュ!つまりツグミだった。

この右のイリヤ・クリヤキンことデビッド・マッカラムは今もCS・FOXで放映中のNCISネイビー犯罪捜査班と言う番組で検死官役ダッキー・マラードで出ている現役俳優だ。

 野鳥と言えばハト、スズメ、ツバメ、カラスと言った身近な名前しか知らなかったのに、このスラッシュ=ツグミだけはこの0011ナポレオン ソロのおかげで高校時代から覚えていた。

 もう少し後1990年代になって、鬼才デービッド・リンチ監督による「ツイン・ピークス」と言う連続TVドラマの冒頭タイトルバックに出てきたのがこの野鳥ツグミだった。

https://www.youtube.com/watch?v=yFMaEIHIrGw 

 


 こんな話を始めたら1か月以上このブログはそのたぐいのネタになってしまう。

まず今日はツグミの姿から・・。







今、野川公園付近には数百羽のツグミが集結している。