2024年12月4日水曜日

霞ケ浦界隈で冬の猛禽類チュウヒに遭遇 その1. Encounter with a winter raptor, the harrier, at the Lake Kasumigaura area, Part 1.

  先日、早朝4時に三鷹を立って、朝のラッシュ前に都心高速を抜け、先祖代々の地茨城県霞ケ浦沿岸の麻生へ赴いた。要件は自分の代で先祖の縁故関係を終了せんとする終活諸活動。

 地所の不動産処理、代々伝わる由緒物の神社奉納、諸々の案件処理が目的。

 もう70年以上生活母体が東京の我が家。先祖のしがらみ案件が茨城県、片道130㎞の遠隔地なので自分の代で処理完了しなければ…というのが第一の目的。

 現地へ一度も足を踏み入れた事のない子供達の代に迷惑をかけたくない・・というのが一番の理由。

 その諸々の処理、打ち合わせで日の出の頃現場到着し、行動を開始したが昼前にほとんどの予定が終了。

霞ケ浦に到着する頃地平線に日の出

強風下、霞ケ浦越しに白い富士山も

北には筑波山も・・。

何に驚いたのか?恐ろしい数の水鳥が飛び交った!

1時間ほど余裕が出来たので、ほんの少し遠回りをしてかってコミミズクやチュウヒを観察撮影したエリアを通りながら帰ろうと思った。

 実質、1時間も居なかったのだが、意外な野鳥に出遭えてラッキーだった。チュウヒ、ハイイロチュウヒ、タゲリ、カンムリカイツブリ・・さすがに三鷹の野川では出遭えない種類に出遭えて思わぬボーナスを貰えた感じだった。 

いきなり車の上を超えて行ったチュウヒ!慌てて車を止めて撮影開始。

日本では特に飛来数が少なくなっている様だ。



成田空港へ降りる航空機とすれ違ったりもする。



低く低くVの字飛行をする猛禽類はチュウヒだけ、この後更に1羽が登場!

2024年12月3日火曜日

明治神宮の紅葉と野鳥情報。 Information on autumn leaves and wild birds at Meiji Jingu Shrine.

  絵画館前のイチョウの並木がピークを迎えている今、外国からの観光客が加わった見物客は空前の人出で銀杏を観るより観光客たちの頭を観る方が多いのではないだろうか?

 一方、明治神宮内の御苑(有料エリア)はいたって静か、外国からの観光客の方が日本人より多いのは他の場所と同じだが、御苑内は絶対的な人口密度が低いので充分紅葉を楽しめる。

 朝早くでは無かったので、野鳥はカワセミとカワラヒワ程度だったが充分に楽しめた。今がお勧めだ。

紅葉の赤い色で染まった南池にカワセミ一羽!


朝10時過ぎ採餌していた。

人の多い原宿門からより代々木門からがお勧め!



暫くは晴天が続くようだ、意外な穴場!500円払っても充分元は取れよう。

2024年12月2日月曜日

たまにはカワセミをいつもと違う方法で撮影してみたら? Why don't you try photographing kingfishers in a different way once in a while?

  このブログもお陰様で開始して11年以上が経つ。その結果、もうすぐこのブログへの閲覧アクセス回数が100万回に到達しそうだ。

毎日更新を続けて、気が付けばこうなった。

 何だか気の遠くなる数値だが、塵も積もれば‥の言葉どおりコツコツと毎日更新してきたおかげだろう、今までアクセスしてくださった方々には厚く御礼申し上げるとともに、今後ともよろしくご贔屓に!と、お願いいたす次第。

 で、今日の内容はいつもとは違う野鳥撮影方法で捉えたカワセミをご紹介!

 いつも一眼デジタルのCanonフルサイズかAPSCのEOSシリーズで撮影するカワセミだが、昨日は同じCanonでもコンデジのPowershot SX740HSしか持ち合わせていなかったので、ダメもとで手持ち流し撮り撮影にチャレンジしてみた。背面の液晶画面を観ながらカワセミを追うので、なかなか難しいが何とか撮れた!

 野鳥の写真展で観るような作品といった感じではないが、写真的な作品モチーフには良いかもしれない。

 カワセミを知らない、ご自分で撮ったことが無い方にはまるで判らないだろうが、いつもカワセミを追いかけている方々には、やってみて欲しい。必ずできると思う。





たまにはこういったチャレンジも面白いのではないだろうか?

2024年12月1日日曜日

団塊世代は12月1日・日曜日の読売朝刊を読んで考えた。 Boomers read the Dec. 1/Sunday morning edition of the Daily Yomiuri and thought.

  12月1日・日曜日の読売朝刊は気になる案件のニュースばかりだった。

 筆者は昔から、ゆっくり読んで、読み返してもアナログの紙で何年先までも残る「新聞」と言うニュースソースが実は一番人間に近い情報媒体なのではないだろうかと思っている。

 電気が無ければ観られないネット(PCにしろスマホにしろ)やテレビのニュースと違う、超アナログな情報源なのだ。

 まずは、高級官僚でプライドが高く、事故当時頑なに「自分は悪くない、車が壊れていたんだ、車のせいだ!」と言い張って世の顰蹙を買った「池袋の87歳高齢者自動車事故」。

 団塊世代の筆者も、この事故以来自分の運転中の変異に非常にナーバスになった。昨日も朝4時半に三鷹を出て、往復250㎞を走り午後2時半に三鷹に戻ったが走行中自分の運転力・判断力に全盛期とは違う何かを感じた。

 決して悪い事ではなく、スピードの出し過ぎ、道路の先の状況判断・予知、土曜日という事でのローカル生活道路での交通取り締まり(ネズミ捕りなど)の早期発見!など「慎重さ」が以前に増して高まったという気がする。池袋の事故が常に頭にあって自重するようになったのだろう。37歳で人より遅く免許を取って以来、散々雪道などを38年間無事故無違反で来た性格だから今後もまだ数年は行けると思うが、必要が無くなったら即返納する所存。

 今日の話はそういう事がメインではなく、暴走事故で犠牲になった遺族へ女子中学生が軽い気持ちでSNS経由で馬鹿な事を発信し、書類送検されたという驚くべき事件について。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb2d094e6302f77352ad8e02bf242f5c0bc41e

 こういった若年層のスマホ・SNSの「軽い気持ちでの無責任な発信」は日本だけの事ではなく、世の中の反応や事後の自分への責任も理解せずワケも良く判らず、鬼のような発信をする若年層の「無知行動」がやっと知られ始めたという事だろう。

 大人は知らない、同級生・友達同士でのSNSによる誹謗中傷・苛めが蔓延している事。結構大きな世界のうねりが見えて来た。


 SNS運営会社・スマホ製造・販売会社の責任は何処へ行ってしまったのだろう?

 国連中心で企業・産業寄りに提案され、消費者の善意に頼り過ぎだと一部の有識者間では反対運動も起きている「SDGs」運動。

このSDGsには「造る責任・使う責任」と言う項目があるのだが、このSNS運営会社/スマホ販売会社など「売る責任」に関してはクレジットが無い!

 世の中の「殆どの物」は作った企業から直接消費者に渡らない。流通という世界を通じて渡る。その間には資本主義世界独特の「宣伝・販促・メディアPR」などの「売り文句」が付加されている。小さなパン屋が自宅工場で朝焼いたパンが売り切れてお終い!、あるいは自宅の畑先で採れたて野菜販売‥などと言うのとは訳が違う。

 自転車も製造メーカーが作って自転車屋が売るだけ、駅前放置に関しては何の責任も果たさない。自動車もしかり、世の道路が車で洪水になっても、「売上最高!を記録」だのレースで優勝!など華やかなPRだけするくせに世の中のクルマによるトラブルには「ウチら知らんもんね?」だし、その車メーカーの広告出稿で成り立っているメディアはこれを叩かない!

 だから筆者は最初からSDGsなどと言うのは「まやかし」だと思っている。

 それの良い例が、昨夜NHKでやっていた「ETV特集・気候変動対策の死角」を観ても判る通り、ヨーロッパ中心の地球温暖化対策ビジネスに対する各国のいい加減さ、ウソデータで色々な事が動いている「真実」を暴き始めている・・と言う一例。

 二酸化炭素を全て地球温暖化の原因として声高に制御する一方、はるか数倍の温室効果を生み出すメタンの存在・放出をビジネス関係者は問題にしない・・という矛盾だらけの温暖化対策。メディア報道を鵜呑みにしてはいけないという恐ろしい真実、知ってしまった。


 話が飛んだが、こういった若年層のSNS、すべてスマホ経由の不都合な事案、どんどん今後増えていくだろうと筆者は憂える。




 フィジカル面での、寄り目、視力障害、脳の劣化、脳の発育不良などの大問題に合わせ、こういった行動面での反社会的動き。「いつ、是正するの?今でしょ?」