2024年9月5日木曜日

写真集「八代市の野鳥」いよいよ本文最終ページへ。 The photo collection “Birds of Yatsushiro City” is finally arrived last page of the main text.

  昨日、生まれて初めて巣鴨・高岩寺(こうがんじ)とげぬき地蔵を中心とした地蔵通り商店街の長い門前町を徘徊してみた。



アメ横の比ではない、長い長い商店街だ。

 今まで筆者が「賑やかだなぁ!」と思った商店街は全国にいくつかある。大阪の天神橋筋商店街、心斎橋筋、京都の錦小路、上野のアメヤ横丁(通称アメ横)、品川区の戸越銀座。しかし昨日の地蔵通り商店街はこれをしのぐ凄さを感じた。驚いた。

 あとで詳しい者に訊いたら、高岩寺は縁日が四の付く日で1月、5月、9月は特に混み合うとの事。

 その混みあう地蔵通り商店街の出入り口巣鴨駅でショッキングなものに出逢った!

 JR巣鴨駅の駅頭で何十年振りかで物乞いの婆さんに遭遇したのだ。野鳥で言えば珍鳥・迷鳥の類だろう?もちろん絶滅危惧どころか、完全に絶滅したとばかり思いこんでいた種だ。

巣鴨駅頭の柱脇で小さい婆さんが手を出してお金をせがんでいた。物乞いと言えば座ってカンカンを置いて情けなさそうに下を向いているのが普通だったが、腰は曲がっているもののしっかり立って通行人の目を見て手を差し伸べる婆さんを観て「何だ女性の方がずっと強いじゃないか?」と思った。

 座らず立ち続けているのは、おまわりさんなりJR職員に排除されそうになったら、脱兎のごとく逃げるためなのだろうか?

最初は何かを配っているものとばかり思った・・・が。

そうではなく、逆にお金をくれと言っているのだと気が付いた。

女性が言葉をかけながら紙幣を渡していた、令和の世に…愕然とした。

 縁日の日のとげぬき地蔵商店街への出入り口、JR巣鴨駅だからこその風物詩なのか?

 
で、今日はいよいよ写真集「八代市の野鳥」本文最終章だ。

ハイイロチュウヒ♀と思われる。オスの若鳥も似たような感じだそうだが、霞ケ浦や渡良瀬遊水地、あるいは阿蘇山外輪山で数多くのハイイロチュウヒに遭遇した経験から言うと、成鳥のメスのような気がする。

今回、改定バージョンに差し替えで入れ込んだ球磨川河口の干潟。佐賀の東与賀干潟や九州各地の著名な干潟と比べ、対岸に工場や建造物がない点で、此処八代の球磨川河口干潟は一番美しいと思う。

 明日は編纂スタッフやあとがきで締めくくる事になる。