筆者は1982年頃から葉山森戸海岸をベースとする湘南葉山フリートに所属し、ウインドサーフィンを楽しんだ。南紀白浜で開催された全日本選手権大会にも南関東選抜代表として参加、全体でほぼ真ん中の成績だった。
まだウインドサーフィンを始めて1年も経っていないのに全日本選手権の代表になれたという事で有頂天になり、それ以降20年以上風が吹けば森戸神社裏に通ったものだ。
ウインドサーフィンの為に車の免許を取得し、台風や発達低気圧によるドン吹きが確実視される場合は勤務先に電話して、出先表に「カゼの為代休(※決して『風』と漢字で書いてはいけない)」と書いてもらい森戸神社へ駆けつけた。
その葉山森戸神社には今、俳優・石原裕次郎の石碑と菜島(名島)の水路に裕次郎灯台が建っている。
そんな環境に25年ほど通ったが、野鳥撮影を始めた2005年頃まで主な野鳥といえばトビ、カラス、時々カモメ程度だった。
それが今回葉山に久しぶりに行った際、岩場で珍しい光景に遭遇した。大型のシギ・チドリが居たのだ。森戸神社から岩場を見るとほぼ終日逆光になる。そんな状況下コンパクトデジカメで証拠写真を撮ってみた。
葉山の海の岩礁上を飛ぶ二羽の大型のシギを発見。手前は胸が白い鵜!
動くものに即反応する筆者の癖でこの画像の上下の2種に目が行った。
手前の岩にはさらに大きな個体が・・。チュウシャクシギらしい。
上のカットの個体とは別の2羽、コシャクシギの可能性が高い
飛んで沖の岩礁にランディング、コシャクシギの様だ。
二羽ほど居たこの鵜がカワウなのかウミウなのかは不明。