2024年5月19日日曜日

球磨川流域豪雨災害から4年のヤマセミ。 The Crested kingfisher four years after the Kuma River basin heavy rain disaster.

   詳しい話はまた後日!とりあえずあの豪雨災害に見舞われた人吉球磨の中心地、人吉市のヤマセミが今どういう状態であるか?最新ヤマセミ情報をレポートしてみたい。

 まず、球磨川本流の人吉市内の状況。過去14年間必ずそこに行けば出遭えるという定番の2か所で早朝ヤマセミの存在を確認できた。これは何よりの豪雨災害後の安心材料だ。

 人吉市は是非、我が国で唯一街中でヤマセミの繁殖・子育てを観られる・・という貴重な「自然遺産」を大切に守っていただければと思う。

 ただ、今はまさに現在繁殖中の時期と見えて。長い時間球磨川には姿を現さないようだ。一昨日も昨日も突然現れ、何度も水浴びダイブを繰り返し、身繕いに相当時間をかけている。

 身繕いと言っても多分羽毛の中の寄生虫や虫が痒いのではないだろうか?巣穴に長い時間居たためとも思われる、という事はヒナが孵化してもそうまだ大きくなっていないのではないだろうか?

 一通り終わると、さっさと消えてしまう。5月の太陽は信じられないほどの紫外線を発する!うっかり腕を出したまま炎天下河原に居て、真っ赤になってしまった。

まず刺網漁師さんにこの1年のヤマセミの生態状況をうかがう。

「いっちょん声ば聴かんごた在る・・」なのに出てきてくれたヤマセミ。

まず人吉A地点水面からそう高くないところ。ヤマセミは日中、日陰に居る。



移動するのはいつもの通り水面近く

こちらは人吉市内B地点



少し遠くまで来たが、10分滞在であっという間に森に消えていった。