2022年12月30日金曜日

始発で行って登った今年最後の高尾山でイカルに遭遇!  I encountered The Japanese Grosbeak at the last Mt. Takao this year, which I went on the first train and climbed!

  突然思い立って、高尾山に始発で行って真っ暗な中登山し、大東京の向こうから登る日の出を「初日の出」の前に撮ろうじゃないかと決行した。今日の話だ。

 団塊世代が無謀に!とも思ったが、今年4度目の高尾山登山だもの、もういい加減慣れたべ?と思い。真っ暗な朝4時44分東小金井駅の始発電車で京王高尾山口(JR高尾駅で乗り換え)へ向かった。

 真っ暗な中の登山は初めてなので、炭鉱夫の様なヘッドライトを持って行ったが、必需品だった。手でグリグリ回してバッテリー充電する緊急時用にも使える奴で、今回は絶対に必要な物だった。何せ、登山道全くの漆黒の闇だったから。

 高尾山口の駅から真っ暗登山する人は意外に多く30名はいただろうか?しかし60%以上が女性だという事は想像だにしなかった。しかも若い!団塊の爺は一人浮いていた気がする。

 皆さん慣れているのだろうけれど、何故かペースは筆者が早かった。皆さんモンベルや海外の高いアウトドア装備でピンクやブルーや黄緑といった派手な色のものが多い。

 しかし筆者は、ランニングタイツの上にユニクロのヒートテック(厚手)のトレーニングジャージ。上は綿ネルのシャツの上から40年前のNORTH FACEのマウンテンパーカだ。あのムック本Made in USAに乗っていたカーキ色の奴。ボロボロになった袖口のベルクロは自分で付け直した年季もの。

 結局、高尾山口の駅から40分足らずでケーブル終点の展望台に着いた。予め横浜のベイブリッジ付近から太陽が上がると調べて行ったものの厚い雲で全く日の出など撮れない。気象庁に騙された!何が太平洋側東京は晴れが続いていい天気だ。

 しかし東京都心の向こうは雲が切れて真っ赤っか!真っ赤な背景に都心が浮かぶ絵だけが撮れた。結果的にはこの方が面白かったかも?

日が昇るはずの横浜より都心北側が赤かった。

ほど良い朝焼けの背景に都心がシルエットで浮かんでいた。

 で、日の出はさっさと諦めて1号路を頂上向かって歩いた。途中薬王院の左側から初めての3号路で簡単に頂上へ。富士山から南アルプスまで見えた。頂上展望台に人がいないのは初めて見た気がする。


日本野鳥の会創始者・中西悟堂氏の歌碑がありました。

 1号路を歩き始めてほんの5分、ハゼの実に群がるキジバトとイカルの小群に遭遇。幸先の良い野鳥撮影が出来た。しかしその後は全く空振り。朝早いにもかかわらず野鳥の影は薄かった。

まずキジバト8羽に遭遇

そこへイカルが7羽飛来!



盛んにハゼの実を貪り食っていた。実はまだ豊富にあるので他の野鳥も来るだろう。

カメラが重く総重量9㎏を背負っての高尾山、やはりちょっとしんどい。