2018年10月1日月曜日

ヤマセミと、ある橋の物語。 This is the story of Crested kingfisher and Big bridge.

 台風明けの今朝、線路点検もせず始発電車を走らせた京王電鉄が障害物と接触というより衝突をして、京王線と井の頭線が止まっている。それに加え、四ツ谷駅で台風による倒木の影響で中央線快速電車が止まり、新宿駅に通勤客がたまってしまい地獄のような状況に成っているようだ。連鎖反応で自宅最寄りの三鷹駅でも入場規制が行われていてニュースに出ていた。
テレ朝系のモーニングショーで大混雑の三鷹駅が出ていた。

 この後東京は気温が上がり32度くらいに成ると予想されているので、立って並んでいる人の中には救急搬送される人も多数出ると思われる。

 この混乱の原因は今朝早くからのTV報道による「今朝の都心の鉄道は始発からほぼ通常運転」といういい加減な告知によるものだろう。しかし、その後午前6時半頃からあちこちの台風の後遺症を報じ始め鉄道が止まっている事はSNSでも盛んに流れていた。
 これだけ歩きスマホをしながら情報を得ている筈のスマホジャンキー達、手持ちの端末から一体どんな情報を得ているのだろう?そうやって情報を得ている筈が、駅に着いて驚いているようでは何の意味もないではないか?

 一方で鉄道会社の方も線路わきの塀が倒れていたり、倒木が駅の屋根に倒れ掛かり電線を破壊している事くらい始発前に判るはずだ。決して夜明けに起きた事ではない、
 瞬間最大風速風速40m/sという都心には珍しい強風が吹いた真夜中の出来事だろう?八王子では45m/s,千葉でも40m/sの風が吹いたという過去最大の強風台風だったのにもかかわらず、保線管理不十分な最近の鉄道会社の体勢にも問題が在ろう。

 台風に備えて20時に全列車を止めた鉄道会社も、台風の影響・被害を碌に調べず「始発から運転」とコメントしたのであれば大チョンボだろう?

 それはそれとして、今日のブログは球磨川のヤマセミと大きな橋の物語。このヤマセミは自分の縄張りに在る大きな橋をこよなく愛していて、日々の採餌、繁殖期の交尾、羽根休めに常用している。

 今日はそういった橋を生活のベースにしているヤマセミのお話。勿論一日中居る訳ではないので誤解のないように願いたい。朝、日の出からせいぜい9時前までの行動記録だ。

何故この橋にウロウロしているかというと、あくまで縄張りに一番近いからだとしか言えない。

こういう大きな人工物と奥山の野鳥ヤマセミという取り合わせの妙が面白くてたまらない。

一見おっかなびっくり下を覗く姿が面白い。

完全に餌を狙った姿。こうなったらファインダーから眼を離してはいけない。



スピードを主翼可変で調整する。

橋の上と下は完全分離だからこそ、こういう絵が撮れる。


特に球磨川が増水すると橋脚真下の餌を狙う事が多い様だ。