2017年7月1日土曜日

梅雨時の野鳥たちはこんな感じ! These are wild-birds in a rainy season of Japan.

  昨日の人吉市界隈における梅雨時のヤマセミへのアクセスが多かったので、今日はその他の野鳥たちの梅雨の時期の佇まいをご紹介。今年のもあるが主に昨年の梅雨の画像が多い。

 今年の球磨川は雨が降れば直ぐに堤防下のプロムナードが水没するようだが、直ぐに水位は下がってウォーキングが出来るようになっているようだ。しかし昨年は水位が上がったままの状態が続き、独特の漁法「濁り掬い・にごりすくい」を盛んに取材できた。球磨川ならではの漁法なのだろう。

 人吉は南九州、梅雨の末期に大雨が続くのはいつもの年のお約束。 しかし今年の梅雨、昨日のこのブログでもコメントした通り来週、ひょっとすれば明後日、日曜日に梅雨が明けてしまいかねない。
 
 大雨の際の、増水した球磨川本流と其処へ流れ込む綺麗な支流の水の色の違いを理解して頂けると嬉しい。綺麗な支流の水はなかなか本流の濁流に混ざらないのが不思議だ。約1,000m程並行しながら徐々に混ざっていくのだ。 
前方が右から左へ濁流が流れる球磨川本流、手前は直角にその本流に向かって合流・流れ込む支流だ。支流は透明な綺麗な水が流れ込んでいる。しかし、本流が増水し水位が上がっているため、合流地点で流れ込む支流の綺麗な水がいつもより深い水深で貯まってしまっている。魚だって濁った水より流れの少ない綺麗な支流部分へ集まって来る。それが野鳥たちにとって絶好の採餌場となるのだ。

これは上の場所を球磨川の反対側から撮影したもの。

綺麗な支流が本流合流直前流れが止まった所にヤマセミとダイサギが居る理由は、其処がかれらの採餌場である事を示している。

実はヤマセミ神社への参道なのだこの石橋は。

大あくびをするヤマセミをダイサギが呆れて視ている。

結構な雨が降っている事が見てとれる。

こういう大雨の時期は猛禽類トビもこのざまだ。

ツバメも軒先で雨宿りをしたりしない。

野鳥たちにとっても嫌な梅雨も今年はもうすぐ明けそうだ。