今年も二度ほど観察に行き、幸運にも3度の交尾シーンに遭遇できた。昨年はアカショウビンの声を真下に聴きながらブッポウソウの観察が出来た。今年はアカショウビンは来なかったが、ブッポウソウカップルが頑張ってくれた。
今日はその交尾シーンに入る直前、同日の求愛給餌シーンの色々。生態のパターンが見えてくるとその頻度の多さに驚かされる。ヤマセミよりもはるかに求愛給餌の回数が多い理由はもうお判りだろう?その餌の大きさの違いによるものだ。餌が川魚と昆虫ではその頻度の差は明らかだろう。
撮影は今年5月25日前後、いつもの年よりやや遅めの繁殖入りだった。採餌してきた昆虫を見るとオニヤンマ、その他のトンボ、セミ、甲虫、クマバチ、マルハナバチなどが視られる。
基本的にはオスが採餌してきてメスに与える。
この時はメスが同じ場所に留まったまま3回も求愛給餌が行われた。
ワイヤーへのランディング位置と背景の関係を見て頂ければそれがお判りと思う。
見事に捉えたオニヤンマあるいはサナエトンボ、コオニヤンマと思われる獲物。いずれも熊本県と宮崎県の境には多い昆虫だ。
こちらはセミの様だ。
何度も何度も同じ場所で求愛給餌を行ってくれた。いずれも車の中からの撮影。