超強力な台風10号が接近している。遠く離れた関東でも台風の時の空模様だ。関東首都圏でも一昨日から積乱雲がものすごく、夜は夕立雷雨がひっきりなしだ。
2020年9月6日日曜日
続 ・この時期の人吉・球磨川流域の自然・動植物はまた格別。 The nature and flora and fauna of the Hitoyoshi and Kuma River basins during this period are exceptional. Part2.
2020年9月5日土曜日
緊急投稿!球磨川沿いの肥薩線の復旧を考える。その8. Consider restoration of the Hisatsu Line along the Kuma River. Vol 8.
シリーズその7.の続き・・・。人吉はどのようなイメージで全国から見られているだろうか? 人吉市と言えば○○だよね?という人吉のイメージをランキングで上から並べた終わりの方がこの⑨と⑩。
➀ 人吉温泉に関しての考え方
全国の温泉地の再開発、再活性化に係わったことはあったが、いずれもどうやって情報発信したら良いかばかりで、残念ながらその温泉郷全体がどのように変われば良いかなどまで考えようとする所はなかった。
どのケースでも、泊まりに、あるいは観光に来る客たちが何を求めて何にお金を払ってわざわざ来てくれるのかまで考えている所は無かった。ましてや、他の競合温泉地の研究をして、自分たちの温泉地の個性化、ユニーク化を図ろうというところまでリスクを負っての場所もなかった。だからほとんど昔のままで未だにうだつが上がらないでいる。
まずは、どこからくるお客を呼び込むのか、マーケティングターゲットを絞る事から始めるべきだろう。県内客中心なのか、九州圏内~山口・広島止まりの客層を狙うのか、近畿大阪までか、名古屋までか。はたまた首都圏東京の客層まで手を広げるのか?
これには色々理由がある。
そういった各エリアの客層が旅先に何を求めているのか地域性・地域格差が非常に大きいのと、更には年齢層、小グループなのか、カップルなのか・・・。すべてを網羅した最大公約数的演出・もてなしだと結局どの層にも不十分で、良い情報拡散に繋がらない。
例えば、首都圏・東京の人間が最近どんな生活を送っているか、受け入れ側の温泉関係者は知っているだろうか?今や首都圏東京は「アニメ王国ニッポン」の誉め言葉に浮かれて今や街中アニメだらけ。もはやⅠ0年前とは全然違う佇まいなのだ。山手線や地下鉄の電車に乗れば紙の広告はどんどん減少し、半分以上の広告スペースが液晶画面でアニメ中心の動画広告が流れている。
渋谷や新宿など盛り場の大型画面も若いタレントやアニメキャラクターの告知ばかりで、今や首都圏の日常は1980年代にハリソン・フォード主演で大ヒット・話題になった近未来の映画「ブレード・ランナー」の出だしのシーンの様なのだ。
こういう環境で生活している資金が潤沢な高齢者・富裕層は、昔ながらの日本の風景情緒、静かな夜、しかし寝室は腰痛その他で自宅ではベッド生活に慣れている。更には少量で品の良い東京では味わえない料理を求めており、豪華に見せようとお皿の数ばかり多い温泉地の宿の「間違ったおもてなし」には辟易しているのが実情だ。
つい先日もTVでその手の観光地の宿の料理のボリュームが多すぎるという批判の番組があったばかり。高齢者老夫婦は少量で品の良い食べきれる夕食を欲しているのに、未だに観光地の旅館は隣の宿と皿数を競っていたりする。
もう一つ、決して安くはない旅行費用をかけて都会の騒音から逃れ静かな夜を期待してきているのに、夜よその部屋からカラオケのうるさい音が聞こえて来ては最悪の評価と、クレームの情報拡散に繋がってしまう。
筆者はヤマセミの生態観察・撮影で人吉市内の宿には過去10年間に色々泊った、合計宿泊数は300泊を越える。人吉旅館、鍋屋本館、あゆの里、サン人吉、翠嵐楼、たから湯、華の荘、国民宿舎くまがわ荘、などなど。地元の方で、あるいは一般の客で実際にこれだけの宿に自費でしっかりと泊まり歩いた人はいるだろうか?宿の良し悪しは設備、温泉、料理にしろサービスにしろ、実際に自費で泊らなければ判らないはずだ。
此処ではそれぞれ個々の良し悪しについて触れないが、国内最高レベルの宿から、施設サービス共全てにおいて昭和40年代のままの所もあって、今後このままでは自然淘汰が起きても仕方が無かろうと思った。
この項 続く。
2020年9月4日金曜日
この時期の人吉・球磨川流域の自然・動植物はまた格別。 The nature and flora and fauna of the Hitoyoshi and Kuma River basins during this period are exceptional.
「球磨川沿いの肥薩線の復旧を考える・・シリーズ」今日は一休み。肥薩線沿線の人吉エリアの自然、動植物は真夏を過ぎて秋に入りかけで素晴らしい時期。
人吉球磨の観光の魅力ネタに何故こういった自然の動植物の世界がノミネートされていないのか不思議でしょうがない。人吉・球磨の持つ自然の素晴らしさを他の場所と比べたことが無い住民には理解できないのだろう。
大学教授陣が揃って訴えでもしなければ信じないのだろう、悲しい話だ。人吉には乙益さんと言うその世界では非常に著名な菌類中心の植物・動物学者がいるというのに。
ヤマセミの貴重な生態だって、県内でも第一人者の古江さんと言う野鳥観察者が居るというのに、随分長い事市民はヤマセミの棲む都市としての人吉市の貴重さに気が付かなかった。
ヤマセミが市の鳥になる前後からヤマセミを観たさに、撮影したさにどれだけ国内外から人吉市に人が来て泊って行ったか。そのほとんどが野鳥愛好家の発信するSNSや口コミで来訪しているとみて良い。
人吉・球磨の行政がそれに関して何か具体的なPRを行ったのだろうか?知る限りしていないはずだ。
人吉・球磨に人が来るというのは宣伝パンフレットやWEBサイトのホームページの豪華さや見栄えの良さではなく「観光ネタ」そのものの貴重さ、いわゆるオンリーワン、他にはない魅力があるかないかに尽きる。
温泉に料理に名所旧跡。そんな昭和時代の「旅の目的」から全然脱皮できていない日本の国内観光ビジネス業界や宿泊施設。人吉・球磨もそうなのではないだろうか?
果たして人吉・球磨はそういった既成の観光ネタのままで良いのだろうか?筆者は決してそう思わない。既成の観光ネタのままだったから、今まで観光ビジネスの発展、来訪者数の増加が期待するほどなかったのではないだろうか?
アイディアをまとめる前に、人吉でしか出遭えない秋の初めの自然の画像をお届けしようと思う。あくまでヤマセミ生態観察のついでに撮影したものだ。
まずは昆虫編。東京の昆虫好きに言わせると、南九州は昆虫の限定種の天国・・だそうだ。ヤマセミ観察のついでにいろいろ写真を撮ってきて欲しいとリクエストを背負っていつも出掛けている。
2020年9月3日木曜日
緊急投稿!球磨川沿いの肥薩線の復旧を考える。その7. Consider restoration of the Hisatsu Line along the Kuma River. Vol 7.
本来このブログはヤマセミの生態を中心とした野鳥生態ブログであるにもかかわらず、我を忘れて、この7月に豪雨災害を受けた人吉市と球磨エリアの再生に向けていろいろ意見投稿をさせて頂いている。そこに住んで居ないからこそ見えてくる不条理な事も心を鬼にしながら投稿している。
これはあくまで人吉・球磨~八代など球磨川流域の人々の生活が一刻も早く復活・安定してこそ、ヤマセミはじめ多くの野鳥たちの日常の生活も一緒に早く保たれるという理由に他ならない。
昨日の新聞、今回のような球磨川災害が二度と起きないように地元の市議会から国や県へ申し入れ決議がなされ意見書が提出されるようだが、まず先にそこに住む人々の独自の改善策や改善努力をまず考えた上で申し入れるのが順序ではないだろうか?
人吉市およびその周辺から人間が消えたり減ったりするとどうなるか?過去の例を紐解くと間違いなく野鳥は激減するはずだ。 野鳥たちにとって天敵である猛禽類や軽快な四つ足の獣から防御の要である人間が人吉市内に生活していてこそ、人吉近辺にヤマセミ他色々な野鳥が生息していると思って間違いない。
人間の住まない大自然の奥の方には意外に野鳥は多くない。全国のあちこちにある「野鳥の森」に探鳥に行って、わんさか野鳥が居たためしがない。むしろそこから宿舎へ戻るとその周りの方が野鳥の影が濃かったと幾度もこのブログで投稿した。
何故そんなことが言えるのか?東日本大震災後、東電福島第1原発の事故で人間が一斉にいなくなった強制避難命令地区のその後の動物のバランスを見るが良い。野生化した豚・牛・鶏・ペットだった犬・猫の飢えた眼付きの恐ろしい事!そんな中、野鳥は種類も数も激減したとの報告がある。餌が減り、天敵(=野生化した動物たち)が急増したのがその原因の様だ。
つまり自然界の野鳥と言えども、現在においては人間の生活があってこその住みやすい環境なのだろう。球磨川では漁協の漁師さんたちの努力で稚鮎の放流が在ればこそ、ヤマセミにとっても他の野鳥にとっても餌が豊富なので人吉に居ついていると言ってよい。
で、昨日想定した人吉のイメージ・ランキングに関して、果たしてそのランキング上位が「今後の人吉・球磨の強み」に成り得るか否かをここで論じたい。いよいよ具体的な人吉球磨エリアの再生プランに係わってくる。
ここから先は非常に厳しい見方もするが是非とも腹を立てないでいただきたい。事を成すには正直でニュートラルなものの見方が必須なのだ。甘く考えたり、贔屓目で郷土を判断すると大失敗する。筆者は過去に幾度も大きな失敗を見てきている。
実際の認知ランキングは、本当にアンケート調査してみなければ判らないので、もしそういった調査が実施されたらその後また改めてこのブログで論ずるとして、今回はあくまで仮説による想定結果の説明だ。
2020年9月2日水曜日
緊急投稿!球磨川沿いの肥薩線の復旧を考える。その6. Consider restoration of the Hisatsu Line along the Kuma River. Vol 6.
先日、この球磨川沿いの肥薩線の復旧シリーズ#4で取り上げた四国高知県の四万十川。球磨川より多くの市町村(3市7町1村)を流れる割には市町村など行政の枠を越えた「四万十川ブランド」の確立とそのマーケティング戦略でまとまっており、球磨川流域の商売より勝っていると述べた。
※過去のブログ、いわゆる過去ログは右の投稿月一覧をクリック後タイトルや日付を選んでクリック頂ければご覧いただける。5年ほど前まで遡れる。
なおかつ上流から下流まで市町村(四万十市・宿毛市・宇和島市など)の個々のイメージより、四万十川のイメージの方が全国的に浸透しているとも述べた。理由は宣伝PRが上手い為・・と書いた。四万十市と四万十町が両存するなど、呼び方がユニークな「しまんと」という音の覚えやすいという訴求力に利点もあるだろう。
流域全自治体が「四万十川」を合言葉に産物・観光資源をブランド化し、宇和島市、宿毛市などが勝手に独自の魅力アピールを行わず流域で全国に打って出ている点が球磨川流域と異なった優れた点だと筆者は思う。
これを球磨川の場合に当てはめ、なおかつ知る限りで人吉市ほか球磨川流域の自治体の現行のPR戦略を思い起こし、「人吉・球磨の強みと泣き所」を筆者なりに出して行ってみたい。勿論筆者は観光客に毛の生えた程度の「よそ者」だ。しかしその地で生まれ育ち、生活している人々がその地の魅力や全国から見た評価を公平に正確に認識出来ていたためしがない事は、長年の地域活性化・観光活性化の経験値から自信を持って言える。
団塊世代のジジ放談 #4.『人吉ファンとしてあえて言う、今人吉が危ない!』
団塊世代のジジ放談 #5.『人吉ファンとしてあえて言う、今人吉が危ない!その2.』
団塊世代のジジ放談 #6.『人吉ファンとしてあえて言う、今人吉が危ない!その3.』
2020年9月1日火曜日
緊急投稿!球磨川沿いの肥薩線の復旧を考える。その5. Consider restoration of the Hisatsu Line along the Kuma River. Vol 5.
今朝の散歩で蝉の声が全く聴こえない事に気が付いた。昨夜雨が降った形跡もある。思い返せば8月1日に梅雨が明け晴天が広がり、夏日(最高気温30度以上)で始まり、一昨日の山梨県に出来た巨大な積乱雲(かなとこ雲)で夏が終わった感じだ、ちょうど8月1か月だけの真夏だったような気がする。
メディアはコロナウイルス禍の現在、リアルタイムで自宅からの液晶画面テレワークを盛んに進めるが、ただ相手の顔見てしゃべるだけで終わる仕事などそう沢山あるとは思えない。
TVのワイドショーなどでは「顔とおしゃべり」がメインなので良いかもしれないが、資料やデータをやり取りし事実を確認しながら進める内容の場合は、Eメールの方がはるかに中身が濃い場合もあるのだ。
昨日の新聞記事の中で、有識者と言われているお偉いさんたちが集まって、蒲島知事さんを囲んで色々述べていたようだが、何一つ具体的な提案が無いので驚いた。まあ一種のヒヤリング・ショーなのだろうが、現場も知らない、球磨川沿線の産業・文化・日常生活もろくに詳しくない人たちばかりだ。
著名なのだろうし経歴だけは立派だが、人吉市~八代市に至るまでの球磨川流域の事はほとんど知らない人に米国のテネシー川の話と並べて何か言われても、我々はテネシー川のことなど全く何も知らない、何処を流れているのかさえも知らない。その上、米国の川と気象と立地条件において球磨川がそっくりの訳なかろう?
言っている事は日本中の洪水災害を起こした河川全てに共通で言えばよい話。球磨川だけに適用すべき話ではないと思うが如何だろう?球磨川の実情を知らないからこそ、そういうその場を繕う大雑把な事しか言えないのだろう。皆さんそれなりの有識者達なのだろうけれど、言っていることが今一つ心に響かない。皆さんは如何だろう?感心しただろうか?
もっと実のある現場に即した専門家の方々の会合を持って欲しい。河川学者や気候学者や国交省・九電・JR九州を入れて・・・。
早急に人吉市中心の球磨川流域の安全と経済復興に繋がる実務レベルのアイディア会議を開くなり、有識者だろうが老若男女・学生・一般人・各界研究者含めて「提案白書」を江戸時代の目安箱のようなシステムで集める事も必要だと思う。提案者には郷土の産物の提供や提案参加費(謝礼=プリントアウト費用・パソコン消耗品費程度で可)を出すのも手だろう。
「提案白書」は「単なる要望書・お願い要請」ではいけない。「目的・目標(数値必須)・手段方法・費用概算・スケジュール」が記されていなければいけない。自分では何もしないで「あーして欲しい、こうして欲しい・・」という要望は誰でも言える。新聞によくありがちな「読者の声」だ。今大事なのは「具体的内容・実現性のある提案」だと思う。
で、今日のこのブログは9月1日、月が替わって初日だ。筆者が今まで見て来た人吉と球磨川流域の画像を幾つかアップしてみたい。ずーっとこのブログをご覧になって頂いている方には「あれ?この写真前も観たぞ」というものも多いがその時は今回の災害はまるで考えていなかった。



















































