2022年9月20日火曜日

団塊世代は英国国民と一緒にエリザベス女王に別れを告げた。 Japanese baby boomers also joined the British people farewell to Queen Elizabeth.

  我々団塊世代にとって故エリザベス女王生まれた時から存在していた有名な女王様だった。まだ幼稚園生だった頃、竹脇昌作アナウンサーの抑揚のきいた一本調子の声でエリザベス女王の白黒映画ニュースを映画館で聴いたことが耳に残っている程印象的だった。

https://www.youtube.com/watch?v=uBTDDHCa-EQ 竹脇昌作ナレーション

 あの抑揚の効いた声は、何故かそのまま昭和30年代の世界に団塊世代を引き込む。

 団塊世代にとってエリザベス女王はBEATLES中心のリバプールサウンドやジェームス・ボンド、サッカープレミアリーグなど常に人生に影響を与えた英国のシンボルと常に一緒になって記憶に残っている。

https://www.youtube.com/watch?v=APWdhchsY0k ポール・マッカートニー ナイト(騎士)授与。

https://www.youtube.com/watch?v=JeqYxSVziyI リンゴ・スター ナイト(騎士)授与。

 特に大学時代4年間サッカーに夢中になり、映りの良くなかった東京12チャンネルでやっていた「三菱ダイアモンドサッカー」は欠かさず観ていたが、1966年ワールドカップで尊敬するジェフ・ハーストが決勝の対西ドイツで延長戦含めハットトリックを達成、イングランドが優勝しキャプテンのボビー・ムーアにカップを授ける女王陛下の印象は非常に強いものがあった。

1966年WCで優勝、主将ボビー・ムーアにジュールリメ杯を授ける女王。

 個人的には1972年大学時代渡英した際、バッキンガム宮殿で偶然お出ましに成った女王を並んで見守る女学生たちを撮った写真が結構大きな賞を貰ったご縁でもあるし、実は我が母は女王陛下と同い年、息子の新国王チャールズは筆者と1か月違いの同い年。感謝を込めて葬儀が行われる昨日、半蔵門の英国大使館へ弔問してきた。

1972年英国滞在中バッキンガム宮殿で偶然女王がお出ましになった際の撮影。

台風14号が迫っていて新宿附近はこの時土砂降りだったという。たまたま誰も居なかった。


 団塊の世代の脳裏には、こういった個人的にそれぞれ異なった想い出や風景が残っている事だろうと思う。昨日の国葬の様子はしばらく大きな液晶画面の前に立って観ていた。

 中でも一番感動したのは2分間の黙とうの様子、英国各地で国民が一緒に黙祷する姿を流したBBCの放送、場面だった。間違ってもこの先行われる日本の「理屈じゃねーんだよ国葬」とは雲泥の差だろう。送られる人の人徳・影響力がこれほど違うのは恥ずかしすぎる。






この凄さは、東洋のどこかで行われる国葬とやらでは有り得ないシーンだろう。

 この画面展開を観ていて、かってビートルズの映画「HELP」で歓喜の歌をロンドンパブで歌い始めて巨大な満員のスタジアムまで広がって行くシーンを思い浮かべたのは筆者だけだろうか?英国人の物の発想展開を観たような気がした。