2022年9月19日月曜日

この夏、トンボの繁殖を初めて撮影してみた画像レポート。 An image report of my first attempt at photographing dragonfly breeding this summer.

  昨日午後7時頃、台風14号は錦江湾をまっすぐ抜けて鹿児島市付近に上陸した。大きな被害が発生していないと良いのだが。

 今朝は中心が北九州市付近にあるようだが、今回の台風、鹿児島~伊佐市~八代市~柳川市~北九州市と自分が育った場所、幾度も野鳥撮影で滞在したところを通っているので情報から眼を離せない状態が続いている。

 2年前豪雨災害を受けた人吉市など球磨川水系は、台風通過後の吹き返しの風が九州山地に当たり、球磨川上流部が大雨になるのではと気が気ではない。今一杯一杯の球磨川の水位がこれ以上上がらぬことを祈っている。


 一昨日、三連休初日、台風で後半2日はダメだろうと一斉に繰り出したファミリーで大混雑の深大寺から神代植物園・水生園へ入った。彼岸花(=曼殊沙華)はまだ三分咲きだったが、トンボが水生園で繁殖行為の真っ最中だったのでカメラを向けてみた。

 水生園から野川沿いに三鷹市井口の自宅まで歩き、ギンヤンマの連結体も撮影出来たのでまとめてレポートしてみたい。

 ちょうど今の時期は夏鳥と冬鳥の入れ替わり時期で、まだ木の葉が生い茂る森林地帯では野鳥撮影が難しいので、昆虫に眼が行くのだ。

 神代植物園の水生園はオオシオカラトンボが非常に多く、個体数が少ないメスを追いかけてオスが乱舞していた。

 最近三鷹近郊では昔と異なって従来のシオカラトンボより、オオシオカラトンボの方が個体数が多いような気がするが、何か原因が在るのだろうか?

オオシオカラトンボのオスメスの連結体 神代植物園水生園

重たそうに飛びながら田んぼをあちこち飛翔していた。

連結体の周りを普通のシオカラトンボたちが付きまとっていた。

夏も終わりになるとイトトンボも交尾態勢。明治神宮御苑

産卵直後のギンヤンマの連結体 野川流域

結構長い時間野川を移動していった。

さすがに重たいのか、休む時間が多かった。