2022年3月29日火曜日

団塊世代は何かに取り付かれたような奇跡を感じた。 The baby boomers felt a miracle as if I were in occultic world.

  世の中には奇妙な事が起きるという事は良く有るし、自分でそういったちょっとオカルトチックな現象を体験したこともけっこうある。

 例えば・・・、18歳半まで生きた愛犬ジャンプ(柴犬)が三鷹の自宅で天に召されたとき、筆者は遠い九州は熊本県人吉市の球磨川の土手に止めた車の中にヤマセミの出現を待ちながら居た。

 その時ハクセキレイが一羽飛んできて、フロントガラスをコンコン♪叩いたのだ。なんだなんだ?と思い助手席の窓ガラスを下げたらハクセキレイが車内に入って来た。

 運転席側の角は開いているので、車内が素通しに成った訳だが、何とそのハクセキレイ、ダッシュボードの上をちょこちょこ歩いて運転席の筆者の目の前30㎝を抜け、運転席の窓から出て行った。

 それだけならまだしも、もう一度フロントガラスをコンコンやった後、入ってきて同じようにチョロチョロ抜けて行ったのだ。もちろん野鳥の生態観察をしている筆者としても非常に面白いので撮影しておいた。さすがに大きなレンズで目の前の車内を抜ける姿は捉えられなかったが・・。

 一体何なんだ?これは・・。と思っていた10分後、携帯が鳴って娘が愛犬ジャンプがさっき逝ったと連絡してきたのだ。筆者は車の中で思わず涙と共に固まってしまった。

 漫画のような話だが、証拠画像が残っている。当然、ブログにも書いた。2014年の話だ。

http://yamasemiweb.blogspot.com/2014/11/japanese-pied-wagtail-conveyed-death-of.html

ジーッと筆者の方を見続けていて・・・。

尻尾を振りながら・・・。

コンコンガラスを叩くハクセキレイ。

まとわりつくように行ったり来たりして、二度も窓から入って抜けて行った。

 この手の話には、思い込みや多少の演出があると思われるだろうが、先に撮影した画像があって、それで後に電話で・・となれば「ウソ」ではないだろう?デジタル画像には撮影日時が証拠として残るのだから・・。

 今日の本題はこれに居たような戦慄を感じた話なのだ。

 神田の古本屋街で、泰川堂という古地図や鉄道資料・時刻表などを販売している有名なお店があり、筆者は20年以上前から贔屓にしている。大正時代国鉄門司管区発行の球磨川下りのパンフレットなどを手に入れたのもこのお店だ。

 今日は今回20Pのミニ写真集として発行した肥薩線の写真集(4月4日頃完成)を、新たに厚い本格的な写真集として再度編纂する為、昔鹿児島本線と呼んでいた頃の肥薩線の地図を資料として捜しに行ったのだ。

 多少値は張ったのだが、明治42年に八代~人吉~隼人間の鹿児島本線が全線開通した後の熊本県全図を手に入れる事が出来た。海周りの水俣~芦北・田浦辺りはまだ全然鉄道は走っていない。その頃の地図なので少なくとも明治後期~大正年間のモノと思われる。
肥薩線が唯一八代から鹿児島への鉄道で「鹿児島本線」と呼ばれたころの地図。

八代町だし人吉町だ。もちろん市房ダムもない、肥薩オレンジ鉄道(旧鹿児島本線)など影も形もない。球磨川などは八代の河口部では玖磨川と表示されている、文字は右から左読みだ。

 で、これを探し当てる直前、地図の棚に「八代駅前」という字が一瞬目に留まったのだ。
昭和43年頃の青焼き図面と思われる。50年以上前のモノであることは間違いない。

 何なんだろう?と思って引き出して広げたら、何と熊本県の国鉄(現JR)八代駅前の正確な住居と住んでいる人の名前が書いてあるではないか!それも筆者が中学1年生頃の状況そのままの地図だった。当時の住居区画台帳のようなものだろうか?
 さんざんお世話になっているミック珈琲店もちゃんと出ているし、「銘菓・彦一もなか」の飯田哲君の以前のお店も出ている。そのほか八代二中で同期の友の家も2名載っている。どう考えても信じられない事だ。

 考えてもみて欲しい。東京神田の古本屋さんの地図コーナに多分3000枚ほど在庫があるが、日本各地の歴代の古地図の中に、田舎のローカル線の駅前のほんの数百メートル四方のエリアの地図がポツンと入っていて、それも自分が2年間だけ住んでいた場所で、クラスメートの家が3軒も入っている地図・・これが筆者が来るのを判っていたかの様に棚から顔をのぞかせていたのだ。これを神がかりと言わずに何という?

 3000枚在庫の全国各地の地図(都市別は少なく県別が圧倒的に多い)中に、ローカルの国鉄の駅前地図が一体何枚在るだろう?東京や京都など有名地は別として、たぶんこの八代駅前のモノしかないと思う。店を出てしばらくボー然としてしまった。