2020年1月30日木曜日

ダイブし魚をとらえて最寄りの岩へ向かうヤマセミのシークエンス。 This is the sequence of after dive and catch of the crested kingfisher.

 4回にわたって一度に二匹の魚をとらえたヤマセミの生態をご紹介したが、昨年12月に行った人吉遠征でも同じようなシーンが撮れている。今回は真冬の展開だが、二匹目を拾って岩に叩きつけた瞬間、勢い余ってすっ飛ばしてしまい、二匹目を失敗した様子が記録されている。これはしばらくして投稿しようと思っている。

 で、今日のヤマセミは以前在った球磨川を渡す架線上からのダイブで、見事獲物をキャッチし水から飛び上がったシークエンス。最寄りの岩までのシークエンスを全部掲載すると長くなるので、今日は途中まで。

 この場所は川幅180mほどある人吉エリアの球磨川本流でも一番広いエリアに当たる。水深は2mもないかもしれないが、流れは速いので他の野鳥には漁のしにくいエリア。出来るとすればカワウ、ミサゴぐらいなものだろうか。
上空の架線からの斜め方向へロングダイブ。
少し手前方向への長距離ダイブなので、連写の最後はピンが来ていないのはご勘弁を!


餌を咥えて水中にいるときからこちらへの飛翔を意識しているようだ。

採餌後、この個体は水中からロケットのように上へ飛び上がる癖を持っている。


 このメスは昨年から筆者を認識してくれているようで、ダイブして獲物をゲットすると必ず筆者の方を向いて飲み込むようだ。今回はゲット直後からこちらへ向かって飛んでくれた上、一旦小さな岩にランディングした後、さらに近い三角岩まで距離を縮めてくれたのだ。何かを感じない訳にはいかなかった。