2018年11月22日木曜日

初秋の八島湿原のノビタキの思い出。 Memories of Siberian Stonechat of Yashima wet land in early autumn.

 先週、霧ヶ峰の八島湿原へ行った方からのレポートでは、今年は寒くなるのが遅い為まだ渡りの途中の旅鳥がちらほら居たようだ。
 だからと言って、即行ってみようという気にはならなかった。理由は一通り年間を通して八島湿原における野鳥の観察は出来ているという事だ。

 5月~7月頃の八島湿原は百花繚乱状態で、色々な高山植物が咲いている。その中でやはり人気なのがヤナギランだろう。ピンクという色とラン(蘭=高価な花)というイメージが理由かもしれない。

 そのピンクのヤナギランは、人々が去った秋の初めには真っ白い綿毛の穂で湿原の木道脇を覆う。この見事な綿毛の穂にノビタキが留まったシーンを一度撮影出来た。

 すでに高原には雪が舞う時期だが、初秋の八島湿原の思い出を投稿してみた。
霧ヶ峰・八島湿原の夏と言えばノビタキとホオアカ。

そうして高原の花ヤナギラン。

ヤナギランは秋に成ると見事な綿毛になる。

秋になって冬羽に替わりつつあるノビタキ。

そうして、ヤナギランの綿毛にチョコンと乗ったノビタキ。


鋭い夕陽を浴びて赤っぽい画像だが・・・。

撮影が終わって東の空を観たら見事な満月が上る所だった。