2016年12月15日木曜日

最近の球磨川本流ヤマセミ事情。 This is the latest information about Crested kingfisher at Kuma-River.

 自分の眼で観察した状況でも、毎日球磨川ヤマセミ便りをレポートしてくださる人吉在住の方々の情報からも、現在つがいと、其のつがいから生まれたのであろう今年の若鳥(まだ独身)が縄張り争い、独立の闘いが毎朝繰り広げられているようだ。

 一方で、別のポイントでは鮎の刺し網漁が終わった後の、網干竿を我が物顔で独占し、パフォーマンスの限りを繰り広げているとの画像メールが此処毎朝届いており、直ぐにでも飛んで行きたい衝動に駆られている。

 今年の秋は、人吉盆地の内部ではなく、周囲の山岳部で同じ場所でヤマセミが2羽死亡しているのが確認され、すわ鳥インフルかと緊張したが、時期が1か月も離れており、二羽はつがいと思われることから、近くのフクロウを含む猛禽類にやられたのだろうと推察している。

 久しぶりに、暫く球磨川流域でのヤマセミの近況をレポートしてみたいと思う。
独り者の若鳥は多分親と思われるつがいと毎朝遭遇、パフォーマンス展開。

早朝8時前までの話だが、200m離れた両岸間を精力的に飛び回っている。

ヤマセミは慣れた球磨川の堤防土手は何処にでも留まる。

つがいと若鳥の3羽が鳴きあいながら飛び回っているようだ。

興奮すると、こうして高さのある水銀灯に留まったりする。

200m離れた対岸からの撮影なので遠い画像に成ってしまった。