2016年12月20日火曜日

突然ヤマセミのチェイスに遭遇した記録! Suddenly I saw hard chase of two Crested kingfishers.

  画像整理していて、ヤマセミ2羽の結構激しい追跡劇の場面画像が出てきた。ここ7年間ヤマセミの生態を観察しているが、縄張り争いバトルの画像が沢山ある中には入っていなかったので、今まで見落としていたのだろう。

 逆光だし、暗かったのでご披露するには質が酷すぎると思ったのか?しかしPCで明るくも出来るようになったため、此処に改めてご紹介したいと思う。

 これは二羽の雄の追っかけっこだ。多分、どちらかが親でどちらかが息子なのか?真夏の球磨川ではよく見られる子供の親離れの儀式のようなものだと思って頂ければよい。

 球磨川流域は国内でも最もヤマセミの生息密度の高いエリアだ。これは餌が豊富な事と、巣穴にする砂岩やシラスの壁が多いことに尽きる。大昔に爆発した桜島の灰が人吉エリアでは高い所で8~10mの崖を形成している。鹿児島では15m以上のシラスの崖も多いが、人吉エリアではそこまで高くは無い。

 追々、何故人吉エリアがヤマセミなどの生息に適しているのか、その理由を説明していこうとも思っている。とりあえずはチェイスの連続写真でその気性の激しさをご覧頂ければ嬉しい。

 逆光なので視難いがお許しいただきたい。





この前の部分のチェイスが実はあるのだが、それはまた次の機会に。