2022年12月26日月曜日

季節が混乱する年の瀬、住宅街の野鳥たち。 Wild birds in a residential area at the end of the year when the seasons are confused.

  この年の瀬、あるいは冬、季節が妙におかしい。

 日本海側~九州・四国にクリスマス前から大雪が降り積もっている。既に雪のため10名以上の方が亡くなるという稀に見る歳の瀬となっている。1964年頃は雪が遅かった。人工降雪機がまだ発達していなかった頃で、年末に滑れるスキー場はそう多くなかった。

 それ以前の1950年代は逆に豪雪で、新聞記事は「クリスマス寒波」だの」「年越し寒波」だの大きな見出し文字が紙面を覆っていたのを記憶している。

 何でもかんでも環境ビジネスで儲けようという人々の言う理由・原因(証拠はない)は別として「地球温暖化」を叫ぶメディアも、昨今の気象異常に関しては何も具体的証拠を上げて説明が出来ないというのが実情だろう。

 地球温暖化で何故豪雪になるのだ?12月から死人が出るほどの大雪になるのだ?本来年明け2月頃咲き始める路傍の「ホトケノザ」がなぜ今満開なのだ?

 同じく1月下旬ころから咲く梅の花が早朝氷点下の続く三鷹界隈で既にちらほら咲き始めているのは何故か?(※種類によっては12月から咲く梅もある様だが)

 気象庁なり日本気象協会の方々は、雨が降る降らない、晴れがいつまで続くか?などという人間の行動に直影響する気象だけを予測・報じていれば良いだろうが、メディアはそれを含めて日常の季節感を解説報道してほしいのだが如何だろうか?

 今朝の愛犬散歩はそんなことを思いながら、三鷹の住宅街をいつもの通りコンデジ持って徘徊してみた。今朝はそのご紹介。

イチョウの葉も全て落ち、

ポプラの葉も全部落ち、樹木は冬景色。

何故か2月頃から花が咲くホトケノザが既に満開状態。

寒さに強いビエラも半分は霜でやられている状態の三鷹エリア。

気が付けば複数の鳴き声の方向に4羽のメジロが・・。

よく見ると、もう紅梅が一輪二輪花を膨らませている。梅に鶯の間違いはこれから?


いつものルートで愛犬散歩、キジバトと目が合うのもいつもの事。

2022年12月25日日曜日

団塊の世代は昨今の食文化に強い違和感を感じています。 The baby boomer generation feels a strong sense of incongruity with the recent food culture.

  以前にも増して飲食店に若者たちが列をなしている風景を目の当たりにすることが多くなった。

 筆者はいくつかの理由あって御徒町~上野界隈に頻繁に出かける。その理由の一つが本物食材の豊富さ、安さ、新鮮さだ。肉類はアメ横、鮮魚は吉池、松坂屋地下。野菜系は秋葉原まで歩く途中の業務スーパー。ここでは長崎皿うどん(餡掛けスープ素付)なども1人前98円で手に入る。

 最近これに白金のドンキの松坂肉が加わった。筆者が良く作るビーフシチュウに使う此処の脛肉はべらぼうに柔らかく美味しい。デパートで100g450円もする普通の脛肉よりはるかに安価で質が良い。

 要は足で稼いで自分の眼で見て触って(触れないものもあるが)良い食材を安く買うのが団塊世代の生き方の一部なのだ。何でもかんでも近所の大型スーパーで済ますのはあまり好きではない。

 食材を求めて徘徊するというのは、自分で料理するからに他ならない。企業勤務をリタイヤして以降、自分の味覚をベースに好きなものを作って食べる・・・これが自分の健康にも最高のレシピだと思っている。食欲・性欲・睡眠欲は人間の生理的三大欲だ。どれも欠かすとまっとうに長生きできない。

 しかし・・、

 ここ最近の日本の食文化の傾向を広い範囲で見てみて、昭和の時代に成長期を過ごした団塊世代の一員からすると、どうも納得の行かない日本の食文化の変化に強い違和感を感じているのだ。ほかの団塊世代の皆さんは如何だろう?

 まずいきなりで申し訳ないが、その典型が「焼き芋」

 昭和の時代、焼き芋は多分全国的な人気食品だったと認識している。リヤカーで引っ張る「窯焼き」。町中にあった「つぼ焼き」のお店。大きくなって知ったインド料理のタンドーリ(ナンを焼くツボ窯)は焼き芋屋の真似かと思ったほどだ。

 「九里よりうまい十三里」と書いた幟を立てたりして。要はほくほくした栗よりさらに甘くてほくほくした焼き芋はもっと美味い・・という事なのだ。この「ほくほく」したというのはサツマイモの高級品種「金時芋」が最高とされていた。つまりある程度乾燥して身がしっかりと固く、歯ごたえがあって栗よりはずっと甘いのが貴ばれた訳だ。

青森県立郷土館ニュースより拝借

雪深い青森も、筆者が経験した北九州小倉、熊本県八代市もほぼ同じだった。

毎日新聞の記事に出ていた都会の焼き芋屋さんも同じ・・。文化があった。


栗(九里)よりうまい十三里・・の所以がこの甘くてほくほくした硬さだ。

 しかし、今銀座などで焼きいも専門店と称してメディアに載って騒いでいる焼き芋屋の芋の何と情けない事か?ねっとりと甘い、「蜜」という呼び方で誤魔化すどろりとした半液体の様な焼き芋。食べてはみたが全然美味しくない。甘いだけ。こんなネトついた焼き芋は昔の焼き芋屋さんは「失敗品・不良品」として売らず、おまけに付けてくれたものだ。

この類を「焼き芋」と称するのは伝統的日本文化の破壊につながる、全く別物。

 これらの新作商品群は伝統的な日本の焼き芋文化を捻じ曲げているとしか思えない。店主並びに関係者は、本物・本当の焼き芋を食べたことがないのだろう。

 人工甘味料をふんだんに使った高い西洋ケーキと同列に「伝統的焼き芋」を扱わないでほしい。店主も客も、また誉めそやすメディアも焼き芋の本当の姿、売り方、買い方、食べ方を知らないのだろう。ある意味可哀そうな気がする。

 鰻屋と焼き芋屋は「匂いが宣伝」の典型的職業なのだ。都心に最近出来ている「焼き芋屋」の近所でその焼き芋独特の匂いが流れてきたためしがない。

 ちなみに数年前、銀座に焼き芋専門店が出来た頃、屋台の焼き芋屋が1ブロック離れた角で営業したら、そちらの方が焼き芋本来の良い懐かしい匂いにつられて客列が出来たと新聞に出ていた。これこそ正しい反応だと思う。

 焼き芋に限らず、人間の好き嫌い、嗜好は千差万別だ。団塊世代の年寄りが昭和時代の焼き芋に執着するのに反して、現代人が「新しいコンセプトの焼き芋」に「美味しさ」を感じるのも勝手と言えば勝手だが、これが一番美味しい焼き芋だ!などと簡単に言ってほしくないしメディアもそう簡単に報じてほしくない。焼き芋の奥の深さと歴史を理解して報じてほしいものだ。

 焼き芋に限らず、その人間の好き嫌いはラーメンやカレーにももちろん共通する。欧風カレーが好きなご仁も居れば、インドカレーでないと嫌だという人も居よう。またあるいは新宿中村屋のチキンカレーでなければ、coco壱番屋のカレーじゃないと落ち着かない・・などというご仁も居よう。味覚は個人個人全然違うものだ、感性の部分が皆同じ訳が無かろう?

 だから、全国カレー・ランキングだの、ラーメンランキングだのやめてほしいと思うのだ。千差万別の人の嗜好を無視して、一体だれがランキングなど付けられるというのだ?投票なんて組織票でいくらでも操作出来よう?

 この手のビジネスのウラ根本を知らずに、ネットでランク一位だったから美味いに決まっている、並んででも食べよう・・・。これが街中でよく見かける飲食店の店前の列なのだろう?今は一億総味覚音痴と言って良いかもしれない。

上野アメ横の飲食店前の行列

 最近の・・・とか言うと、ジジーはこれだからなぁ?と言われるだろうが、あえて言う。最近の日本人は「自分の味覚」にまったく自信がないのだと思っている。
 
 何が美味しいのか?自分で分かっていない。

 皆が美味しい、ランキングで上位、ネットで話題になっている店だから・・・これに違う意見を言うとKY、空気を読めない奴とか言われて仲間外れにされる。あるいは変わり者と言われるのが嫌だから皆と同じにする・・・。これってマスク同調圧力の原点に近い日本人特有の村社会現象だと思うのだが如何だろう?

 人と同じじゃ嫌だ、少しでも目立ちたい、個性を出したい・・と生きてきた団塊世代の爺としては今の現象をこう見るのだが如何だろう。あの辛口で世の中を切った最高のコラムニスト(ブロガーの元祖)山本夏彦さんが生きていたら一体どう言うだろう?

2022年12月24日土曜日

団塊世代は野鳥のほとんどがカップリングが終わっていることを知った。 Baby boomers found that most of the wild birds had finished coupling.

  通常であれば週末は団塊世代爺の愚痴こぼしや世間の話題の問題点追及のはずなのだが、今日は日常野鳥の生態・動向を観察していて気が付いたことをご紹介。

 「お前さんは、今頃そんなことに気が付いたのか?」と笑われるかもしれないが、野鳥のほとんどが来季の繁殖期を控えて既につがいになっていることに気が付いたのだ。つまりカップリングは成立しているという事実に・・。

 3~7月が繁殖期だとすると、1~2月にカップリングが成るものだとばかり思っていたが、もっと早かったようだ。ヤマセミのように終生同じ相手と生きる種は別として、多くの野鳥が年内にカップリングを済ませている事実は自分にとって新たな知識となった。

 こういった野鳥の生態を図鑑や本で知るのではなく、自分でこの目で確認した事が大きいと思う。

三鷹の近所でオナガ

同じオナガの柿食い

新宿御苑でハクセキレイ

野川でセグロセキレイ

野川でコガモ

野川でマガモ、オスはエクリプス

野川でカワラヒワ

球磨川でヤマセミ

野川でヒヨドリ

三鷹住宅地でヒヨドリ(朝陽で赤く見える)

三鷹の住宅地でメジロ

野川でコゲラ

2022年12月23日金曜日

冬至の辺り、明治神宮で出遭った野鳥たち。 Around the winter solstice, wild birds encountered at Meiji Jingu.

  2日前、つまり冬至の2日前久し振りに明治神宮に詣でたことは昨日のこのブログで既報の通り。

 最初、外周路でいつものヤマガラ軍団に遭遇、ヒマワリの種を提供したところ冬の貯え行動を始めたので観察撮影した様子をご紹介したところだ。

 今日はその後入った御苑内で遭遇し撮影出来たその他の野鳥をご紹介。

 ご紹介できなかった(=撮影出来なかった)種類にはノスリ、カワセミも含まれる。

 アカゲラ、ルリビタキ若鳥オス(メスかも)に出遭えたのは思いのほか嬉しかった。

原宿門の新しい鳥居の手前、社務警備所の横の樹に群がるカワラバト

普段は地面で採餌するハトたちが盛んに食していた木の実

持ち帰って調べたら椋(ムク)の木の実だった。

有料の御苑に入って最初に出遭ったのはルリビタキのオスの若鳥と思われる個体。

最初に飛んだときは暗い中で「青い鳥」の印象が強かった。

暗い中でも尾の青さが目立つ個体

何かゲーっとやっていた。ペリットを吐くのだろうか?


下のメスの画像に比べて白眉、脇の朱色、尾の青さなどオスの若鳥に観える。

昨年2月に撮影した同じ明治神宮御苑のルリビタキ、メスと思われる。

メジロもすっかりカップリング完了で仲睦まじい行動

冬になると足元にチョロチョロするアオジ・オス

同、メス

ネズミモチの実を頬張るカワラヒワ

高い所からツグミが睨んでいた

キョッ♪のひと鳴きで存在を知ったアカゲラ

2022年12月22日木曜日

明治神宮で冬支度のヤマガラをご紹介。 Introducing the variegated tit ready for winter at Meiji Jingu.

  久しぶりに明治神宮へ入ったら外国からの観光客がワンサカ!シルビー・バルタンもびっくり!・・・って懐かしがる人は団塊世代です。

 ところどころ紅葉がまだ充分に残っている明治神宮の森。冬の野鳥を探しに入ってみたら既に結構な種類に遭遇できた。

原宿門から入ってすぐ、外周路へ曲がったところの紅葉。

参道の途中の橋の上から見下ろすとこういった感じの紅葉が。

 まずは外周路を進んでまとわりついてきたヤマガラ数羽。ここへ来る都度持ち歩くヒマワリの種を差し出すと、あっという間に持ち去り、中身を出して木の皮の裏や隙間に押し込んで冬の貯えをしていた。今年の春先などは顔を覚えられているらしく、姿を見ると数羽が帽子のツバや肩にまとわりついてきた。

 今日はまずその様子からご紹介。

ジージー(爺・爺と聴こえるのだが・・)と鳴いて付きまとうヤマガラ

躊躇せず種を持っていく。もう4年以上来ているので顔は知られている。

最近は一旦人の顔を見て確認する素振りが見える。

飛んでいく。一羽が去るとすぐに別の個体が飛んでくる。

すぐそばの木立の枝で中身を取り出すヤマガラ


そうしてさらに傍の樹へ移動し木の皮をめくって

餌を咥えて

木の皮の隙間へ

ねじ込むように隠すヤマガラ、利口だ。師走に冬支度、人間と一緒。