2022年1月29日土曜日

団塊世代は日本語(国語)を破壊する最近のメディアは酷過ぎると思う! Baby boomers we think the recent media which destroy Japanese (national language) is too terrible!

  最近のメディア報道、ニュースなどでまたまた無理やり定着させようとする奇妙な横文字多発を憂えている。

 以前から使われて来た日本語で言えば簡単なのに、わざわざ借りて来たような新しい横文字をしかも短くして多用するので今は日本語はメチャクチャになりかけていると団塊爺は思う。

https://www.class-l.jp/webmagazine/feature/kurashi/kurashi/katakana.html

 サステナブル(持続可能)に始まり、サブスク(サブスクリプション=定額使用契約)に至るまでメディアというメディアがやたら多発して日本国民を洗脳しようとしている。

 今更、サブスクなどという言葉が「新しい」と思うのは、余程世間知らずの人間だろう。アドビの画像処理ソフトなど、購入より定期使用契約(=サブスク)システムに随分前から移行している。更にはマンションだって駐車場だって高額払って購入するより賃貸契約で借りる方が多いだろう?

 サブスク・ビジネスは随分前からあったのに如何にも目新しいようなふりして多用して欲しくない。

 なぜこのような横文字(短縮不含む)が氾濫し始めたのか?

 原因は➀広告代理店マーケティング部門の優越感誇示、②メディアの斬新さ誇示、③スマホ・Lineなどの短縮コミュニケーション言語操作の3つが最大原因だろうと筆者は踏んでいる。

 筆者はかって約30年間首都東京の広告代理店(2か所)に勤務していた。この間、冬季オリンピックや万博などの国家レベル~企業レベルの各種イベント・新人タレントのドサ廻りに至るまで催事の企画・運営プロデュース・現場実施を行ってきた。これに伴う海外出張は貿易関係の商人達とは異なるものの、海外フライト歴は生涯100回を超える。

 仕方なく自然に覚えた英語も、この瞬間ワープ(瞬間移動)してニューヨークやロンドンのど真ん中に放り出されても、とりあえず問題なく戻って来られる程度の活用レベルにはある。

 かってハワイでレンタカーを借りていてポリスに停車を求められ、「お前は何で止められたか判るか?」と訊かれ「全く判らん?」と対応したら借りたレンタカーの車検が切れていたのだという。レンタカー屋に連絡して代者を即届けさせ一件落着、おまわりさんとその後非番の時に一緒に珈琲を飲んだ記憶がある。ウインドサーファーだった。

 またある時はカイルアの公共駐車場での事。沖でウインドサーフィン中、右側面に車をぶつけられた事があった。アメ車は左側運転席なので右側は見なかった。まったく知らずに空港で返した際に指摘され驚きと共に事情説明・保険書類作成も20分掛からず済ませ係員のおばちゃんから「ユー、パーフェクト!」と言われたものだ。

 まあ、その程度の普通の日本人レベルの語学力だが、今メディアが流行らせ始めている奇妙な英語は筆者もかって使用した覚えがない日常会話には無い横文字なのだ。

 まず最初の ➀広告代理店マーケティング部門の優越感誇示。・・から説明しよう。

 広告代理店の業務のメインに得意先(=クライアント)に物事を提案(=プレゼンテーション)してお金を貰い商売(=ビジネス)とする事がある。商売の規模にかかわらず、相手企業の大小に関わらず広告代理店側は「お願いする側・お金を頂く側」であって、決して物を頼む側、お金を払う側ではないので、揉み手こそしないが平身低頭上目遣いで「仕事を頂く」態度で臨むのが一般的だ。代理店社内では自分が現場でプレゼンして仕事を頂いた事もないのに「あの人は仕事を良く取ってくる・・。」などという非現業社員もいた程。

 中にはブラック企業の雄、D社のようなケースも多々あるようだが、基本的に前出の様にデカい態度でなど「提案作業=プレゼンテーション」は行えないのだ。しかし、此処で広告代理店の提案(=プレゼンテーション)メンバーは得意先(=クライアント)に対し「我々はアンタたちより情報が多く先を行っているんだぞ!」という無言の威圧感(最近はゴリラじゃあるまいにマウントなどと称するバカ者が居る)を与えようとする。

 最近メディアに出る広告代理店マーケ出身の文化の最先端を行っていると自認している輩ほどこの手が多く、メディアの発信力を使って国語・日本語を混乱させているような気がする。

 判っている得意先の人々は「またかよ・・。」と思いつつ「幾ら手品のような事やっても決を下すのは俺たちだかんな!」とこざかしいプレゼンテーションを黙って聴くのが普通だ。勿論中には「すみません、そのサステ・・なんとかって何ですか?」と訊いてしまう得意先の新人などもいるが、広告代理店側のスタッフは「シメタ!」とばかりに滔々と講釈を述べるだろう。

 筆者は広告代理店側の人間でありながら、これがとても嫌だった。一度マーケのメンバー帯同である広告主へプレゼンを行った際、あまりにそのマーケ部門員が横文字を多用するので思わず「悪い!俺もわかんない横文字多用しないでほしい。君に500円上げるから、この先横文字を一切なしで説明してくんないかな?」とやった事があった。

 勿論、長年信頼を得て仲の良い得意先だから出来た事なのだが・・・。得意先の大将も思わず拍手してくれて「シンジョーさん、さあ、こっち側に座ってよ!強い味方がいてくれて有難い。もうこの提案は乗る事にするからさあ・・。」とまで言ってくれて大笑いに成ったことがあった。横文字・短縮多用の原点はこの辺りにあるだろうと思うのは筆者だけか?

https://president.jp/articles/-/23838?page=1  今から5年以上前から危惧を抱く人は居たようだ。

 次に、②メディアの斬新さ誇示、

 メディア、特に新聞は情報のスピード面で落ちぶれたとは言え、まだそれなりのアナログ媒体として「紙面が残る、紙として残る」メリットで今後も残っていくメディアだ。

 その数少ない庶民の味方、文字の小さいスマホ、バッテリーが切れたら意味ないスマホ、パソコン、その他の電気があって初めて機能する電脳機器を差し置いて、存在価値感をキープしている新聞も最近やたら横文字、短縮語を多用し始めた事を憂えている。

アイスホッケーがアイホなら、トライアスロンがトライ?バイアスロンがバイアス?バイアスじゃまったく別の意味になってしまうだろう?「偏向競技って何よ?折り目に対角線って何?」になりかねない。そのうちこの調子でアゼルバイジャンをアゼル、アルゼンチンをアルゼ・・と表記しかねない勢いだ。混同して国際問題にならねば良いが・・。

 そうして早くもオリンピック前恒例の勇み足報道が始まった、期待させておいて結果次第であとは「そんな事言ったっけ?」で逃げる。選手には多大なプレッシャーをかけて潰す。日本のメディアが行ってきたアスリートへのプレッシャー、何とかならんだろうか?

 これらの憂えは筆者ばかりではなく、ネットの世界でも色々な有識者がその危機感をアピールし始めている様だ。