2020年11月27日金曜日

雑食のバンが小魚を採餌した現場に遭遇! Encountered the scene where an omnivorous the common moorhen forages small fish!

  水鳥の一種と呼んでいいだろうか?クイナやヒクイナに近い存在のバンが小魚を採餌した場面に遭遇した。このバンは結構世界中あちこちで見かけるからメジロ同様生息エリアが広い野鳥の一つなのだろう。

 筆者はオーストラリア(ネッタイバン)、英国のキューガーデンなどでも撮影している。今日投稿した画像はバンでもネッタイバン(日本のバンに似ている)でもオオバンでもない、「セイケイ」という同じクイナ系の野鳥。最初観た時は青いバンだと思ったが、調べたら違って別物だった。

 話は戻って野川のバン。ウイキペディアでもバンは雑食ながら植物、種子以外に昆虫や甲殻類(モエビ)オタマジャクシ程度は食すと、各種鳥類図鑑などにも出ているが、魚を食すと出ているモノは皆無。殆どが古くからある図鑑の丸写しなので実際に個別にバンの生態を調べたデータを載せたり、新しいデータ、情報を加味している訳では無かろうと思う。

 だからいくら調べても植物の種子や昆虫などを食す・・としか記載しないのだと思われる。

一昨日の撮影時は明らかに小魚を採餌し、仲間に取られまいと急いで茂みに去っていく姿を撮影出来た。野鳥は綺麗に撮影するよりこういった生態の記録を画像として残す方が意味があると筆者は思っている。

 オーストラリアで遭遇したセイケイがこちら。


少し大きな胴体も青みがかって、くちばしの先がバンのように黄色くない。

そうしてこちらが武蔵野の野川で小魚を喰らうバン。 



突然小魚を咥えた個体が横切っていく姿をとらえた。

仲間が寄って行ったが取られてたまるかと逃げるように去っていく。



明らかに小魚を咥えて去っていく姿が判るだろう。図鑑その他の資料にはないバンの生態の一部を残せただけで筆者的には満足だ。