2020年6月10日水曜日

幼鳥教育時のヤマセミの親の苦労話。 This is the story of the Crested kingfisher parents struggling during the young bird education.

 新型コロナウイルス禍も峠を越えて、感染禍以前の生活への兆しが見えてきたようだ。その中でも特にバロメーター的に現状を表すモノの一つに「マスク」がある。

 昨日、ホームセンターへペットの餌や必要品の買い出しに行った。片道2㎞の距離を歩いて往復してみたのだが、その道すがらマスクの落とし物、というかゴミを発見した。なんと4枚も落ちていた、いずれも不織布マスク。今後はこの類のマスク・ゴミがTVニュースに取り上げられるようになるだろう。


落ちている中に、今年の流行語の筆頭に成りそうな「アベノマスク」は1枚もなかった。理由ははっきりしている。気温が31度を超えた昨日の東京都下であんなに暑苦しいマスクをして出る人はいないからだろう。

 結局「アベノマスク」はどれだけ配布完了されたのか判らないが、もうこのくそ暑い時期に郵便受けに入っていても誰もしまい?発想した役人たちの無知・無策ぶりが知れる。

3~4月頃は薬局以外の都心のいたるお店で臨時販売されていたマスク・・・。

 マスク50枚入りの価格が一時3,500円だった3月・4月に比べると、今はホームセンターでも50枚入り箱が2,000円を切った。

一時は風物詩に成っていた薬局の店頭の大混雑も今はほぼ完全になくなった。


今年初めて夏日を記録した東京都、少しでも涼しい画像をと思い川辺川でのヤマセミの幼鳥教育の中、面白い生態を二回に分けてお届けしようと思う。

川辺川の上流方面から割に大きめの魚を咥えた親が飛んできた!

20㎝は越える大物だ。

大きいから岩に叩き付けて骨を砕き完全に殺す作業に入った、右手に最初の幼鳥が!

メスの親は全身でバランスを取りながら餌を叩き続ける・・。

二羽目の幼鳥も餌を求めて飛んできた。

ワイワイやっている様だが、実は給餌の順番は公平に決まっているから自然は凄い!

いつまでも幼鳥に給餌しない親。与えるような咥え方をしていない点がポイントなのだ。

やにわに餌を欲しがる幼鳥を残して、親は急速に左岸寄りに飛び立った!さあどうなるこの次!次回をお楽しみに。