2016年10月25日火曜日

秋の人吉盆地・旅鳥に交じってクサシギも同居! The Green Sandpiper lives together among autumn Hitoyoshi Basin, birds in transit, too!

 昨日のタカブシギに交じって、偉くスマートなシギが居るなと思いきや、球磨川でいつも見慣れているクサシギだった。水を張った休耕田はシギ・チドリ系たちの天国らしい。

 いつもは球磨川の土手や川原が背景の画像だが、今日に限っては首を垂れた稲穂バックという貴重な画像が撮れた。クサシギは群れることなく殆どが単独行動だ。実は、このクサシギも旅鳥の一種なのだが、九州においては完全に冬鳥、つまり渡り鳥で冬季に越冬する。

 人吉盆地は盆地特有の寒暖の差が激しい気候だが、野鳥に関してはいささか熊本県内でも独特のエリアだと思っている。これは色々な自然環境のせいだと推察されるが、今その理由の調査研究を行っている。







背景の稲穂が如何にも人吉盆地の「秋」を物語っている。