2016年1月21日木曜日

雪の野川自然観察園とダイアモンド富士 Snow covered Nogawa Park nature observation garden and The so-called "Diamond Fuji"

 関東の雪景色の中、昨日のカワセミに引き続き、何かめぼしい野鳥は居ないかと2日連続で野川流域を散策、根室で購入した雪国厳冬期仕様の長靴で少しジョギング。

  カワセミは今日も出勤していたようだが、昨日の画像が思いのほか良かったので、今日は横目で追うだけで撮影はしなかった。野川公園の自然観察園の木道を進み、野鳥を探した。例年より多い目のツグミ、シロハラ、カシラダカ、モズなど常連は相変わらずだったが、ジョウビタキのオスが二羽でもつれ合うように争っていたのに眼が止まった。もう縄張り争いなのか?繁殖期には良く観られるが、雪の積もった1月に争うのは初めて視た。

 元々、この自然観察園にはジョウビタキのオスが毎年冬に居ついている事は数年前から知っていたが、新顔が入ってきたのかもしれない。いずれにせよ木々に囲まれて暗い園内で画像に収録できるとは思わなかった。結構激しい揉み合いだったが、ヤマセミほどは強烈ではなかった。暫く二羽が近距離で留まっていたが、休戦の合意に達したとは思えない。明日また行けばまた闘っているかもしれない。

 ヤマセミと違って留鳥ではないので、昨シーズンの親子か否かも判らない。ヤマセミの場合は縄張り争いの相手が完全なよそ者と言うより、自分の子供だったり、兄弟だったりするからややこしい。しかし、お互い相手を殺してしまうまでは闘わないのが自然の掟なのだろうか?縄張り争いで片方が戦いで傷ついて動けなくなったのを見たことはない。

 ジョウビタキの争いを撮影して、いつものように公園管理所に荷物を預けて雪の草原を暫く長靴で走った。帰りに富士山を撮影しようとしたら偶然、ダイアモンド富士に出遭えた!ラッキー一日だった。

最初はオスが二羽で珍しいなー、仲良いんだと思ったのもつかの間

いきなりチェイスが始まった!

蚊柱状態で揉みあう二羽のジョウビタキ雄

重なると1羽に見えてしまうほど。この後、最初の状態に戻って暫く休戦状態が続いた。

帰りに富士山の見えるハケ(国分寺線の断層の崖上)から、ちょうど今日がダイアモンド富士!

ダイアモンド富士は何処で撮っても大体同じような画像になってしまう。2月1日前後には新宿の高層ビルの上でも撮れるはず。三井住友三角ビルの無料展望台等穴場かも?