2016年1月30日土曜日

皇居のお堀で意外な出遭い! Wild birds in the moat of the Imperial Palace !

 またまた週末は本州南岸を低気圧が通過するため、雪もしくは雨と成ってしまった。此処連日所用で都心部に出張っているのだが、やっと本格的な冬の寒さを感ずるようになった。

 昨日は東京駅界隈で九州から仕事関係でお世話になっている方々と合流、今後の展望等を打ち合わせ。その後天気予報では夜から雪かミゾレの予想だったので、早いうちに国立近代美術館(=MOMAT)に前から気になっていた展覧会を観に行った。

 「ようこそ日本へ」というタイトルで、1920年~1930年代における、世界に対する日本の観光PRに関するポスターやパンフレット等の展示を行っているもので、数箇所で持ち回り展示を行っているようだ。当時の海運会社(日本郵船・大阪商船など)鉄道省・国鉄、南満州鉄道などが作成した大型のポスターやパンフレット等に見られるストレートな日本の紹介はアートワークとしても一見に値する内容だった。

 中でも当時15~6歳だった原節子さんが表紙のモデルになっているパンフレット等もあって、192~30年代の日本を垣間見ることが出来る。もしチャンスのある方は是非に、とお勧めしたい。
 
地下鉄東西線・竹橋駅(中野寄り)から歩いて3分、国立近代美術館(=MOMAT)

同時に数展が開催されている。65歳以上入場無料。

開催告知パンフレット(表)

同パンフレット(裏)

1936年の刊行パンフレット表紙(モデルは原節子さん・当時15~6歳)今回展覧会図録より。

雨の中皇居のお堀沿いを歩いて出遭った野鳥、コブハクチョウには驚かされたが、20年以上前に24羽ほど放鳥されたようで、通年お堀に居るとの事。仲間内の交配が進み、個体として遺伝的に弱くなったとかで現在は12羽ほどに減少しているようだ。

カイツブリが神田の街中の運河で何度も潜っていた。

あの毎年初夏に三井物産ビルの池から皇居のお堀へ引っ越しの模様がニュースで有名になったカルガモの末裔かもしれない。水面に浮いた藻を採餌中。

コブハクチョウの一羽、優雅に北の丸公園方面へ消えていった。

現在、土曜日の朝8時。なんとか今朝の東京は雪を免れたようだ。